【あると便利】「M2タップ」でビス穴加工|組み立てや改造の作業効率が大幅アップ

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ミニ四駆でたまに見かける「M2タップ」って何?

 

ミニ四駆で使われているビスのサイズは、2mm径。

そんなミニ四駆のビス穴を加工する時に、M2タップが大活躍。

「M2タップ」によって、ネジ山を作ることができて作業効率も大きく変わってきます

 

 

✅この記事の内容

  • 「タップ」とは
  • ミニ四駆にこそM2タップはおすすめ
  • タップを使った加工の方法

 

この記事では、M2タップによる加工について。

ミニ四駆におけるタップの必要性や、実際の使い方について紹介します。

 

 

ミニ四駆で使われるM2タップとは、ビス穴にネジ山を加工するための道具になります。

 

新品のシャーシなどでは、ビス穴ができていないのでローラーなどの取り付けが大変

力も必要で、場合によってはビスが舐めてしまう場合も。

そんな時にM2タップを使ってあらかじめネジ山を作っておくことで、作業効率も大幅にアップさせることができます。

 

また新規のビス穴を作って加工することで、プレートをビスだけで固定することも可能に

FRPやカーボンなどのプレート同士はもちろん。

ナットでの固定が不要になるので、ポリカボディの取り付け穴としても使いやすくなってきます。

 

商品リンク:新潟精機 SK 日本製 ねじ切中タップ M2x0.4

 

 

 

「タップ」とは

「タップ」とは

ビスを取り付ける部分にネジ切り加工する道具

ビスを取り付ける部分にネジ切り加工する道具

「タップ」とは、ネジ切りをしてビス穴を加工するための道具のことです。

 

専門的な用語としては、ミニ四駆に欠かせないビスのことを「雄ネジ」

ビスを留めるために使うナットのことを「雌ネジ」といいます。

 

そんな雌ネジ側、ビスを取り付ける部分にネジ切り加工する時に使うのが「タップ」

逆に雄ネジ側を加工する道具は、「ダイス」といわれています。

 

ミニ四駆の場合、ビスのサイズが2mm径。

なので、「M2サイズのタップ」が加工用としてよく使われています。

 

 

ミニ四駆で使えば作業効率がアップ

ミニ四駆で使えば作業効率がアップ

ミニ四駆の場合、M2タップで加工することで組み立てや改造の作業効率が上がってきます

 

ミニ四駆の組み立てや改造において、ビスによる固定は必須

各種GUPやローラー類は、すべてビスによる固定になってきます。

 

そんな中でも、1番ビス留めに苦労するのが新品のシャーシ

新品のシャーシの場合、ローラーなどを取り付けるビス穴にはまだネジ山が作られていません

 

ビスの通り道のできていない部分にビス留めしていくので、硬くて力が必要に

場合によっては力を入れすぎて、ネジ山が舐めてしまうこともあります。

 

そんなシャーシのビス穴をタップで加工することで、ビスの通り道を作る

これによって、新品のシャーシでもかんたんにビス留めができるようになります。

 

 

 

ミニ四駆にこそM2タップはおすすめ

ミニ四駆にこそM2タップはおすすめ

ドリルとは違い、ナット無しで固定が可能

ドリルとは違い、ナット無しで固定が可能

新品のシャーシのビス穴をタップで加工することで、ビスの取り付けがかんたんになります。

 

前述の通り、新品のシャーシのビス穴は取り付けが大変。

そんなビス穴に、タップを使ってネジ山を作成

 

M2サイズのタップを使うことで、ネジ切り加工が2mm径の0.4ピッチで作れます。

これによって、新品のシャーシでも1度ビスを通したかのように取り付けが楽に

 

ビス穴の加工としては、2mm径のドリルで貫通させることでも取り付けがかんたんになります。

しかしこの場合ビス穴も大きくなってしまうので、ナットで固定する必要が

 

M2タップの場合、ナットを取り付けなくてもビスが固定されるのでおすすめです。

 

 

ビスだけの固定で他のパーツと干渉しない

ビスだけの固定で他のパーツと干渉しない

M2タップを使うことで、ビスだけでプレート同士を固定することもできます。

 

既存のビス穴を使って、FRPやカーボンのプレートを固定する場合。

しっかり固定するためにはビスを通してから、ナットを取り付ける必要があります。

 

しかしM2タップで加工した場合、ビスだけでの固定も可能に

1.6mmのドリルで下穴をあけ、そこをM2タップで加工。

ビス穴もピッタリでネジ山もできているので、ビスだけでも安定して固定することができます。

 

また精度の高い固定をしたい場合は、治具の使用もおすすめ。

タップ加工用の治具もあるので、治具を使うことで正確に取り付けることもできます。

 

ナットなどを使って取り付ける場合、他のパーツなどと干渉してきてしまう場合も

しかしタップ加工後ならそんな干渉もないので、改造する時の幅も広がってきます

 

商品リンク:【A1】ミニ四駆治具 M2×0.4ねじ タップ加工ツール

 

 

 

タップを使った加工の方法

タップを使った加工の方法

必要なのは「ドリル」と「持ち手部分」

必要なのは「ドリル」と「持ち手部分」

「M2タップ」を使う時に必要なのは、下穴用の1.6mmドリル

そしてハンドルピンバイスなどの持ち手部分になります。

 

M2タップは、あくまでもドリル部分

なので使いやすくするためには、持ち手部分も必要になってきます。

 

正直、M2タップ単体でも加工ができないことはありません。

しかしとても小さく、それなりに力も必要なので労力は必要。

なのでハンドル部分はあった方が、作業効率の面でも良くなってきます

 

専用のハンドルでなくても、付け替えできるピンバイスでも使用が可能。

ピンバイスであればドリルもセットになっているので、ミニ四駆で使う分には幅も広がっておすすめです。

 

商品リンク:ナチ(NACHI) 鉄工用ドリル 2本入り シンニング 1.6ミリ
商品リンク:新潟精機 SK タップハンドル M1-M6 TH-6
商品リンク:ピンバイス ドリル13本付き ハンドドリル

 

 

ビス穴に垂直に加工していくだけ

ビス穴に垂直に加工していくだけ

M2タップの使い方としては、ビス穴に通して加工していくだけです。

 

M2タップに、ハンドルやピンバイスを取り付け。

それをビス穴に通して、貫通させていきます

 

要領としては、普通のビス留めと同じように回しながら通すだけ

この時、ビス穴に対して垂直に通すように注意が必要になってきます。

 

ビス穴ひとつひとつに対しての加工になるので、多少の手間も

しかしこの先の作業効率を考えた場合、あらかじめ加工しておくのがおすすめです。

 

 

 

タップ加工で作業効率を上げる

タップ加工で作業効率を上げる

ミニ四駆で使われるM2タップとは、ビス穴にネジ山を加工するための道具

 

新品のシャーシなどにあらかじめネジ山を作っておくことで、作業効率も大幅にアップさせることができます。

 

また新規のビス穴を作って加工することで、プレートをビスだけで固定することも可能に

ナットでの固定が不要になるので、ポリカボディの取り付け穴としても使いやすくなってきます。

 

多少の手間になってくる部分はありますが、組み立てや改造の作業効率を考えればおすすめの加工になってきます。

 

商品リンク:新潟精機 SK 日本製 ねじ切中タップ M2x0.4

 

 

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