2025年4月〜6月のミニ四駆新商品については、ジャパンカップ前ということもあって控えめなラインナップ。
それでも注目だったのが、新シャーシ採用のファンブルン。
EZシャーシ自体は普段のレースで使うシャーシと違いますが、オフロードマシンらしいパワフルなシャーシになっています。
✅2025年4月〜6月に発売された商品
この記事では、2025年4月〜6月に発売されたミニ四駆商品について紹介します。
2025年4月〜6月発売商品の中でも、買ってよかったのはこの3つ。
注目は、初めてのEZシャーシ採用のファンブルン。
レース用のマシンではありませんが、イージー(手軽)に組み立てられるというコンセプト通りかんたんに組み立てて走らせることができます。
他にも目を惹いたのは、蛍光オレンジのMSシャーシや軽量13mmテーパーローラーです。
また使い勝手の良い13mmテーパーローラーも、穴あけ加工によって軽量化されて発売となりました。
どちらも実用的なGUPなので、ジャパンカップ2025に向けても手元に置いておきたいアイテムになっています。
他には今年も、2025年版の超速ガイドが発売に。

今年は特製ステッカーの復活だけでなく、改造マシンの情報量やブレーキに関する特集ページも見所になっています。
超速ガイドについては、こちらの記事で紹介しています。
ファンブルン(EZシャーシ)
パワフルなEZシャーシは初登場
オフロードマシンでもあるファンブルンには、新シャーシとなるEZシャーシが採用されています。
新登場となるEZシャーシについては、決してマシンとして速いわけではありません。
多用途バギーがモチーフのオフロードマシンは、コースではなくオフロードを走らせるためのマシンにもなっているため。
そんな中でもミニ四駆の新商品として期待だったのが、新しいシャーシを触れられることです。
さらに50:1というギヤ比についても、レース用シャーシには無いパワフルさを感じます。
実際に走らせてみても、少しぐらいの段差や斜面であれば問題なく走ることが可能。
今までのシャーシであれば止まっていた障害物を超えられるのも、50:1というギヤ比があってこそになっています。

このファンブルンからくる「凹凸(ブルン)」が、ジャパンカップ2025のコースをむずかしくしているのが悩ましい部分にもなります。
GUPのスパイクタイヤには昔のミニ四駆らしさも
ファンブルンについては、GUPとしてスパイクタイヤも発売されています。
ファンブルンが発売されたのは、2025年の5月。
そこから1ヶ月後、EZシャーシ用のGUPとしてスパイクタイヤも発売されました。
実際にスパイクタイヤに履き替えてみると、よりオフロードマシンっぽさを増すことができます。
しかしスパイクタイヤはオフロードらしさだけでなく、昔のミニ四駆を思い出させるような魅力もあります。
ファンブルンは決してレース向きなマシンではありませんが、オフロードマシンとしての楽しさはあるのでスパイクタイヤと合わせて揃えるのがおすすめです。
商品リンク:タミヤ 1/32 ミニ四駆シリーズ トレイルミニ四駆 ファンブルン
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ EZシャーシ スパイクタイヤ&ホイールセット
ファンブルンについては、こちらの記事でも紹介しています。
MSカラーシャーシセット(蛍光オレンジ)
MSカラーシャーシは久々に発売
カラーのMSシャーシについては、GUPとしては久しぶりの発売になります。
これまでも、カラーのMSシャーシは発売されてきています。
しかしどれも発売から時期が経っていて、直近でも5年以上前。
なのでカラーのMSシャーシを入手しようとした場合、限定商品のマシンキットに付属しているものが多くなっていました。
そんな中、蛍光オレンジのMSシャーシが発売に。
それでもここ最近発売されていなかったカラーMSシャーシということで、MSフレキマシンの作成には欠かせない商品に。
同じ蛍光オレンジの強化ギヤカバーも発売されていることから、マシン全体を蛍光オレンジに仕上がることも可能になっています。
2025年のジャパンカップ用マシンとして
ジャパンカップ開催前にカラーMSシャーシが発売されたことで、公式大会用マシンとしても使いやすくなっています。
今のミニ四駆の大半は、MSフレキのマシン。
なので複雑なレイアウトの多いジャパンカップ2025に向けたマシン作りについても、蛍光オレンジのMSシャーシは使いやすくなってきます。
MSフレキの加工については、今では情報も出回っているのでかんたんに作成可能。
加工用の治具なども発売されているので、これまでMSフレキを作ったことがない人にも作りやすい環境が整っています。
これまでMSフレキを使ったことがない人も、GUPとして購入して作ってみるのもおすすめ。

実際、ぼく自身もジャパンカップ2025に向けては蛍光オレンジのMSシャーシを使ってマシンを作成しています。
商品リンク:MSカラーシャーシセット (蛍光オレンジ)ミニ四駆ステーション
商品リンク:MSシャーシ 強化ギヤカバー (蛍光オレンジ)ミニ四駆ステーション
MSフレキの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
HG軽量13mmオールアルミベアリングローラー(テーパータイプ)
穴あけ加工によって約20%軽量化
独特の形状から使いやすい13mmテーパーローラーが、約20%軽量化されて発売されました。
テーパーローラーといえば、特徴的なのはそのローラー形状。
一般的なローラーより厚みがあり、すり鉢状になっていることでコースの壁に乗り上げた時などに滑り落ちやすいのが特徴。
しかしそのローラーの厚みから、他のローラーよりも重さは増していました。
そんなテーパーローラーが、10箇所の穴あけ加工によって約20%軽量化されて発売に。
しかしタミヤからも軽量化されたテーパーローラーが発売されたことにより、同じテーパーローラーでも使いやすさが変わることに。
ローラーとしての重さが変わったことで、改造用パーツとしても気軽に使えるようになっています。

テーパーローラーはエッジが効いてコースへの食いつきも良いので、乗り上げた時以外にもメリットが多いローラーになっています。
テーパーローラーについては、こちらの記事でも紹介しています。
520ベアリングの圧入に注意
軽量13mmテーパーローラーを使う際は、内蔵されている520ベアリングに注意が必要です。
ベアリングローラーの場合、内蔵されている520ベアリングの回転性が重要。
よく回るベアリングローラーの方が走行中の抵抗が少なく、マシンの速度を出すことができるためです。
回るベアリングローラーにするためのポイントは2つ。
- ベアリングの脱脂をしているか
- ベアリングが圧入されすぎていないか
まずベアリングの回転を良くするためには、「脱脂」が必要。
新品のベアリングほど錆止めのグリスが入っているので、脱脂をして抵抗となるグリスを抜く必要があります。
さらに軽量のテーパーローラーの場合、520ベアリングが圧入されすぎている場合が多いです。
なので一度520ベアリングを外し、内圧抜きやよく回る520ベアリングに交換する必要があります。

一般的なローラーとは形状が違うからこそ、520ベアリングの圧入具合の確認が必要になってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HG 軽量13mmオールアルミベアリングローラー テーパータイプ
ベアリングの脱脂や内圧抜きについては、こちらの記事で紹介しています。
2025年4月〜6月に買ってよかったGUP3選 まとめ
2025年4月〜6月のミニ四駆新製品でおすすめはこの3つです。
注目は、EZシャーシ採用のファンブルン。
イージー(手軽)に組み立てられるというコンセプト通り、かんたんに組み立てて走らせることができるのが特徴。
他にも注目は、蛍光オレンジのMSシャーシや軽量13mmテーパーローラー。
また使い勝手の良い13mmテーパーローラーも、穴あけ加工によって軽量化されて発売になりました。
どちらも実用的なGUPなので、ジャパンカップ2025に向けても手元に置いておきたいアイテムです。
他にも、2025年版の超速ガイドが発売。

今年は特製ステッカーの復活だけでなく、改造マシンの情報量やブレーキに関する特集ページも見所になっています。
超速ガイドについては、こちらの記事で紹介しています。
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