- ファンブルンはどんな商品?
- EZシャーシの特徴は?
- 他のミニ四駆と何が違うの?
新しいミニ四駆シリーズとして登場したのが、「ファンブルン」。
コースで走らせてレースをするマシンではありませんが、手軽に組み立てることができるEZシャーシは注目ポイントになっています。
✅ファンブルンのおすすめポイント
- 新しいオフロードマシン
- これまでに無い「EZシャーシ」
- 改造すればコースも走行可能
あくまでもオフロードマシンのため、同じミニ四駆でもコースで走らせるためのマシンではないというデメリットも。
そこらへんも含めて、ファンブルンをレビューしていきます。
商品リンク:タミヤ 1/32 ミニ四駆シリーズ トレイルミニ四駆 ファンブルン
ファンブルン(EZシャーシ)の商品概要
- 多用途バギー、UTV(ユーテリティ・タスク・ビークル)がモチーフ
- 実車感を高める足まわりに加え、コクピット内にはドライバー人形をセット
- シャーシはネジを使わず、パーツをはめ込むだけで完成するスナップキット
- ダブルシャフトモーターを搭載し、前後タイヤを動かして走る4WDの駆動方式
- 高いグリップ力が特長のオフロードタイヤを装備
引用元:タミヤHP

要約すると、これまでのミニ四駆とは違うシャーシのオフロードマシンになります。
ファンブルンの気になるポイント
レース用のマシンではない
ファンブルンはオフロードマシンということで、レースには不向きになっています。
ファンブルンは、「UTV(ユーティリティ・タスク・ビークル)」モチーフの多用途バギー。
農業や林業などの実用目的からキャンプやゴルフなどのレジャー目的まで、幅広いシーンで力を発揮するオフロードバギーになっています。
そんなマシンモチーフもあることから、決してミニ四駆レースのためのマシンではありません。
さらに改造できる範囲も限られていて、決してコースを走らせて速いシャーシとはいえません。

オフロードで走らせて楽しむマシンだからこそ、他のミニ四駆とは楽しみ方も変わってきます。
ファンブルンのおすすめポイント
新しいオフロードマシン
ファンブルンの1番の特徴にもなってくるのが、オフロードマシンとしての再現度になってきます。
これまでのミニ四駆でも、オフロードマシンは発売されてきています。
代表的なマシンでいえば、ワイルドミニ四駆シリーズのマンモスダンプやハイラックサーフもオフロード向きのミニ四駆。
そんな歴代のオフロードマシンがある中、新しいオフロードマシンとして登場したのが「ファンブルン」。
MAやMSでも使われている両軸モーターを、単3電池1本で走らせることができるのも新しいポイントになっています。
普段コースで走らせているミニ四駆とは違った、オフロードメインのミニ四駆というのが新鮮な部分です。
これまでに無い「EZシャーシ」
ファンブルンの発売発表と同時に話題になったのが、新シャーシとなる「EZシャーシ」です。
前述したように、これまでもオフロードマシンとしてのミニ四駆はワイルドミニ四駆シリーズとして発売されています。
しかし同じオフロードマシンでも、ファンブルンのシャーシについては新しいシャーシとして登場。
イージー(手軽)に作れるというコンセプトの元作られたのが、EZシャーシ。
詳しい組み立てについては後述しますが、パチっとはめ込むだけで組み立てられるシャーシは子どもにも組み立てやすくなっています。

決してレース向きのシャーシではありませんが、子どもでも組み立てやすいシャーシというのは新しいミニ四駆にもなってきます。
コースでの走行も可能
レースには不向きなEZシャーシですが、改造をすれば実際にコースで走らせることは可能です。
EZシャーシはMAやMSと同じ両軸モーター採用ですが、電池やギヤ比の違いなどから速度は出ません。
なので速さの面では、コースを走らせるマシンとしては向いていません。
ただし同じミニ四駆ということもあり、EZシャーシにローラーなどを取り付ければコースを走らせることはできます。
実際のパーツの取り付けもかんたんなので、コースを走らせられるマシンにすることはできます。

ただし速度はほとんど出ないので、コースを走らせる際は周りのマシンへの配慮が必要になってきます。
ファーストトライパーツセットについては、こちらの記事で紹介しています。
EZシャーシの特徴
組み立てははめ込みだけ
EZシャーシの特徴にもなっているのが、手軽な組み立てになります。
普段プラモデルなどを触らない人からすると、ミニ四駆のシャーシの組み立てにむずかしさを感じる人もいます。
実際ミニ四駆に慣れている人でも、触れたことのない新しいシャーシの場合は組み立てに悩まされることも。
しかしEZシャーシの場合、イージー(手軽)というコンセプト通り組み立てはかんたん。
これまで触ったことのないシャーシの組み立てでしたが、説明書をみれば15分もかからずにシャーシの組み立てが完了。
ビスを使わずにパチっとはめ込むだけの組み立ては、ミニ四駆初心者や子どもにも組み立てやすいシャーシになっています。
パワフルの元は「モーター」と「ギヤ比」
EZシャーシのモーターとしては、両軸モーターが採用されています。
両軸モーターといえば、MAやMSシャーシに搭載されているモーター。
モーターの前後からギヤシャフトが出ていることによって、前後のギヤに同時にパワーを伝えることができます。
さらにEZシャーシで使われているギヤ比も、パワフルな走りの元になっています。
他のシャーシと比較しても桁違いのギヤ比となっていることで、このギヤ比が力強いオフロードマシンとしての走りを再現しています。
もちろんミニ四駆ということで、他のモーターへの載せ替えも可能。

MAやMSのような速度の違いは出ませんが、速いモーターにすることでマシン速度を上げることは可能になっています。
必要な電池は単3電池1本
EZシャーシでも特徴的なポイントが、単3電池1本でマシンを走らせることができる部分です。
ミニ四駆の電池といえば、単3電池2本。
これは最近のマシンだけでなく、ミニ四駆発売当初から変わらない形になっています。
しかしそんなミニ四駆の一種でもあるEZシャーシの場合は、単3電池が1本で走行可能になっています。
特にビスどめもされていないので、パチっと取り外しができる仕様になっています。
もちろん単3電池が1本なので、モーターに伝えるパワーは劣ってきます。
それでも電池1本の取り付けで走行できるので、シャーシの作りとしても幅のないシャープな作りも特徴的です。
ファンブルン まとめ
ファンブルンのおすすめポイント
- 新しいオフロードマシン
- これまでに無い「EZシャーシ」
- 改造すればコースも走行可能
新しく登場した、EZシャーシが注目のポイント。
組み立てもパチっとはめ込むだけなので、かんたんに組み立てることができます。
2025年6月には、EZシャーシ用のGUPも発売予定。

スパイクタイヤになることでオフロード感も増すので、今後のマシンやGUPの展開にも期待したいです。
商品リンク:タミヤ 1/32 ミニ四駆シリーズ トレイルミニ四駆 ファンブルン
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