マシンを組み立て、そこからパーツを付けて改造していくのもミニ四駆の楽しみ。
しかしはじめてのミニ四駆の場合、どこから改造していけばいいか迷ってしまいます。
✅この記事の内容
- 競技規則ギリギリまでマシンの幅を広げられる
- 適切なローラー位置によってマシンが安定
- 現代ミニ四駆に欠かせないマスダンパーがある
この記事では、ミニ四駆の改造のひとつとなってくるファーストトライパーツセットについて。
初めての改造におすすめな理由と共に紹介します。
「ファーストトライパーツセット」は、初めての改造の面でもコスパの面でもおすすめなパーツとなってきます。
- 各シャーシごとのセットになっている
- 基本的な改造パーツがセットになっている
- 各パーツを買いそろえるよりお得
特にファーストトライパーツセットを使うことによって、ミニ四駆に必要な改造を知れることは大きいです。
マシンの幅やローラーの取り付け位置、マスダンパーの必要性などを、このセットで経験ができます。
ミニ四駆というのは、改造して、走らせて、改良しての繰り返し。
その最初の一歩として、ファーストトライパーツセットを選択するというのも間違いではありません。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.435 GP.435 ミニ四駆 ファーストトライパーツセット 15435
競技規則ギリギリまでマシンの幅を広げられる
FRPプレートによってローラー幅が広がる
ファーストトライパーツセットに付属のFRPプレート。
これを前後に取り付けることで、マシンの横幅が大きく変わってきます。
タミヤによる公式競技規則では、マシンの最大幅は105mmまで。
前後にFRPプレートを付け、正しい位置にローラーを付けることで、この最大幅にギリギリまで近づけることができます。
マシンの横幅をギリギリまで広げることで、コースを安定して走らせることが可能になってきます。
ローラー幅が広いことによるメリット
マシンの横幅が広いことで、コース内でのマシンのブレがなくなってきます。
- 壁との隙間が狭く、マシンが安定する
- コーナーではより内側を走行できる
- ちょっとした走行距離の違いも速さに影響してくる
ローラー幅が広いことで、コースの壁との隙間が狭くなり、直進コースでは横ブレが少なくなります。
さらにコーナーのようなカーブであれば、横幅が広い分、マシンの中心はより内側を走ることになってきます。
ミニ四駆のように速さを求める場合、コーナーなどで内側を走ることにより、走行距離が短くなるというのは大きなメリットとなります。
適切なローラー位置によってマシンが安定
たからばこセッティングが元の取り付け位置
ファーストトライパーツセットでのローラーセッティングは、「たからばこセッティング」という、安定性を突き詰めた結果の位置になっています。
2022年現在の競技規則では、ローラーの数は無制限となっています。
しかし2018年より前は、マシンに付けられるローラーの数は6個までと決まっていました。
そんな時に考え出されたのが、フロントに2つ、リヤに4つのローラーを横から見た時に三角形になるように付ける。
これが「たからばこセッティング」といわれるローラーセッティングです。
ファーストトライパーツセットのローラーセッティングは、この安定性が元になった取り付け位置となっています。
マシンの傾きに対して強くなってくる
この宝箱セッティングのローラー配置をすることで、マシンが傾きに強くなってきます。
- コーナリング時の遠心力への支え
- ジャンプ直後の傾きへの備え
- スタビや上段ローラーによる安定性
コーナーなどでマシンにかかる遠心力や、マシンがジャンプした直後の姿勢の傾き。
そんな時に上段のローラーやスタビライザーが壁に当たることで、コースアウトを防ぐ役割となっています。
ファーストトライパーツセットのフロント側のスタビライザーや、リヤ側の上下2段のローラーやスタビ。
マシンがコースアウトしないために欠かせないパーツの配置となっているんです。
現代ミニ四駆に欠かせないマスダンパーがある
コースアウトを減らすために必要なパーツ
ミニ四駆を走らせる上で、コースアウトしないようにというのは欠かせないこととなってきます。
特にコースアウトしやすいのが、現在のミニ四駆コースの特徴であるジャンプのセクション直後やスロープなど。
着地時にマシンが跳ね上がり、コースアウトしてしまうことになってきます。
それを回避するために、現在のミニ四駆セッティングに欠かせないのが、マスダンパーと言われる重りになってきます。
マシンの跳ね上がりや挙動を変化
ファーストトライパーツセットには、最初からリヤ側に付けるマスダンパーがセットになっています。
これによって、ジャンプ後などのマシンの跳ね上がりに効果を発揮してくれています。
- 重りによってマシンの跳ね上がりを抑える
- ジャンプや着地時の姿勢制御
- 重さや大きさを替えてマシンの挙動を変化
本来であれば、リヤ側だけでなくサイド、必要によってはフロント側にも取り付けることになるマスダンパー。
マスダンパーは、形や重さ、取り付ける長さによってもマシンの挙動が変わってくるパーツ。
それが最初からセットになっていることで、ミニ四駆におけるマスダンパーの必要性や、セッティングの幅も経験することができます。
コスパも効率も良いのがファーストトライパーツ
ミニ四駆を始めたばかりの場合、改造やセッティングをしていく上で効率が良いのがファーストトライパーツセットになってきます。
- 各シャーシごとのセットになっている
- 基本的な改造パーツがセットになっている
- 各パーツを買いそろえるよりお得
素組み状態のマシンに、ファーストトライパーツセットを取り付けるだけでも変わってきます。
ミニ四駆の改造によるセッティングを知り、走りの違いを経験することができるから。
現代ミニ四駆のコースを攻略する上でも、欠かせないセッティングとなってくるファーストトライパーツセット。
よほど複雑なコースレイアウトでなければ、チューン系のモーターくらいであれば完走することも可能になってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.476 MAシャーシ ファーストトライパーツセット 15476
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.450 GP.450 ARシャーシ ファーストトライパーツセット 15450
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.514 FM-Aシャーシ ファーストトライパーツセット 15514
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ No.526 GP.526 VZシャーシ ファーストトライパーツセット 15526
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