ミニ四駆は、使うシャーシによって改造の形も変わってきます。
特にMSシャーシの場合は、シャーシを加工することで全く別の動きをするマシンになります。
✅この記事の内容
- 流行りだから経験してみようというきっかけ
- 加工の大変さを感じただけのマシンの走り
- 実際に走らせることでわかるMSフレキを使うということ
この記事では、僕が2018年に作ったMSマシンについて。
初めてのMSフレキシャーシでの加工や走りについて紹介。
MSフレキのマシンを作って感じたのは、やはり機能性が高いからこそ使われているんだという納得でした。
フレキの制振性だけを確認した走りから始まり、提灯を付けての走行。
そして公式大会のレイアウトへの対応と経験したことで、やはり他のマシンとは違ったシャーシの特徴を知りました。
しかしそんなMSフレキを作るための加工の大変さも同時に経験。
機能性のあるシャーシだからこそ、細かな部分の加工や調整が必要になってきます。
そんな細かな部分への加工や精度が、マシンの走りにも大きく影響。
初めてのMSフレキでもそれなりに速いマシンにはなりました。
しかしそれ以上のマシンの速さを求めるならば、経験と技術も必要なのかと学びました。
流行りだから経験してみようというきっかけ
MAばかりだったからこそ、MSフレキを経験してみる
2018年にミニ四駆に復帰してから、僕の場合はずっとMAシャーシのマシンを使っていました。
しかしコースに走らせに行った時などに、タイムアタックボードを見るとMSシャーシばかり。
当時から「MSフレキ」については知っていたからこそ、それだけ使われているのではと納得していた部分がありました。
そしてそこから考えたのが、速いマシンが作れるかどうかではなく、とりあえずMSフレキを経験してみようという考えでした。
MSフレキを作って知った、機能性と大変さ
実際にMSフレキを作ってみたことで、速いマシンだからこそ精度が求められることを知りました。
シャーシのカットラインや、フレキとしての稼働部の微調整など。
細部にまで手が込んでいるからこそ、シャーシが跳ねにくいなどの動きになっていること。
精度の高い、速いシャーシを作るためには、それなりの加工と技術も必要となることを知ることができました。
加工の大変さを感じただけのマシンの走り
すべて手探りでのMSフレキ作り
MSシャーシをフレキシブルに加工することこそが、MSフレキの中心です。
僕の場合は、シャーシにカットラインの目印を書いてカット。
そして前後ユニットや稼働部などを、手作業でヤスリがけしながら微調整していきました。
スムーズに動くかどうかや、細かい部分の加工が大変だった印象しかありません。
そんな工程があったため、MSフレキのシャーシが完成した時の達成感はありました。
パーツのポン付けからギミックバンパーへ
最初はMSフレキのシャーシが走れるように、ただパーツを付けるだけで走らせました。
そこからフロント提灯やATバンパーなどを取り付け、MSマシンとしての形になっていきました。
大きいコースや速い速度になるほど、ブレーキセッティングのやりづらさなどはありました。
しかし初めて作ったMSフレキの走りとしては、安定していた印象。
MSフレキという柔軟性のあるシャーシに加え、ATバンパーやリヤアンカーなどのギミックバンパー。
このおかげもあり、多少の姿勢の乱れであればコース内に収まっていました。
公式大会で感じたMAとの走りの違い
色々なコースを走らせていく中でMSフレキの安定性を知り、公式大会でも使うようになりました。
その時のコースレイアウトに合わせて、バンパーやブレーキなどを調整。
特にMAシャーシで苦戦したデジタルDBの攻略については、MSフレキの良さが出ていた印象です。
他の人のマシンと比べても速度は劣っていなかったので、マシンとしてはそれなりに完成できていたのではと考えています。
実際に走らせることでわかるMSフレキを使うということ
とりあえず制振無しでMSフレキの機能性を確認
MSフレキ完成後、最初はとりあえずシャーシの動きの確認をしました。
最低限のパーツを取り付け、その状態でコースに。
その時はマスダンパーなどの制振系は無しで、MSフレキのシャーシの制振性だけを確認したりもしました。
その状態でもLDモーターくらいまでであれば、ジャンプセクションなどもしっかり安定していました。
この確認によって自分の作ったMSフレキの出来と、シンプルにMSフレキの機能性を確認できました。
走らせていくうちに必要となるシャーシの交換
ミニ四駆においてシャーシは、使えば使うほど消耗していきます。
そして僕がMSフレキを使っている中で、特に気になった部分。
細かな加工や調整をして作ったシャーシなのもあり、消耗していくことで動きが悪くなったりすることもありました。
もし同じような走りや性能を求めるとなると、同じ精度のシャーシを新たに加工する必要があります。
そんなすぐにシャーシの交換ができなかったのは、使いづらさに感じた部分でした。
優秀だからこそ再現性がハードル
実際にMSフレキのマシンを走らせる中で、フレキに助けられる場面は多かったです。
- 他のシャーシより制振性が高いことによる跳ねにくさ
- ギミックのあるバンパーを搭載することでの柔軟さ
- デジタルDBなどのコースレイアウトに対する応用
MSフレキだったからこそ、攻略のできたコースもありました。
だからこそシャーシが消耗し、同じ走りを求めた時のハードルの高さも感じました。
MSフレキの加工の大変さを経験していたからこそ、新たにMSフレキのシャーシを作ることへの抵抗もありました。
治具を使って作業と再現性を上げるのもひとつの方法
初めて作ったMSフレキのシャーシでも、それなりに速いマシンを作ることはできました。
実際にコースや大会などでも、他のマシンと競い合えるくらいの完成度。
しかし実際に手探りでのシャーシの加工を経験したからこそ、大変さも感じました。
MSフレキは速くて使いやすいからこそ、シャーシがダメになったらまた交換が必要になってきます。
しかし手作業での加工が大変だったからこそ、シャーシの再現性もむずかしい。
そう考えた時に、次のマシンへは手が出しづらい部分はありました。
そんな自分の中でのハードルを下げることが、MSシャーシ使いには必要なのではと。
MSフレキ作りに限らず、治具などの工具を使って作業をかんたんにするのも、ミニ四駆を楽しむポイントになってきます。
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