【軸受けパーツが3種類】N-04・T-04強化ユニット|無加工改造の選択肢に

シャーシ
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  • N-04・T-04強化ユニットはどんな商品?
  • N-04・T-04強化ユニットの特徴は?
  • 他の強化ユニットとは何が違うの?

 

MSシャーシ用のGUPとして発売されたのが、N-04・T-04強化ユニットになります。

通常の前後ユニットとは違った、軸受け部分
またホワイトカラーのポリカABS樹脂が素材になっているなど、限定商品らしい特徴がポイントになっている商品です。

 

 

✅N-04・T-04強化ユニットのおすすめポイント

  • ホワイトのポリカABS樹脂製
  • 軸受け部分が付け替え可能
  • 無加工改造マシンにおすすめ

 

もちろん、実際のマシン改造としては不安で使いづらいなどのデメリットも。

 

そこらへんも含めて、N-04・T-04強化ユニットをレビューしていきます。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 N-04/T-04強化ユニット ホワイト

 

 

 

N-04・T-04強化ユニットの商品概要

N-04・T-04強化ユニットの商品概要

  • 軸受け部分を別パーツ化した構造
  • ホワイトカラーのポリカABS樹脂の強化タイプ
  • 軸受けパーツは3種類を用意
  • 軸受けの付け替えでコースに合わせたセッティングが可能
  • T-04はバンパーの上下に各種FRPプレートが装着可能

出典:タミヤHP

 

要約すると、軸受け部分が別パーツとなっているMSシャーシ用の強化ユニットになります。

 

 

 

N-04・T-04強化ユニットの気になるポイント

N-04・T-04強化ユニットの気になるポイント

あまり実用的ではない

あまり実用的ではない

軸受け部分が別パーツになっているのが特徴のN-04・T-04強化ユニットですが、実際のマシン改造としては使いづらい部分があります。

 

N-04・T-04強化ユニットの特徴なのが、軸受け部分のカスタマイズ性
軸受け部分が別パーツになっていることによって、ノーマルワイド520ベアリング用へと付け替えることが可能になっています。

 

ただし実際のマシン改造で、軸受け部分を付け替えるかというとむずかしい部分も

まずノーマルトレッドとして使うのであれば、パーツが一体化になっている通常のユニットの方がパーツとしての安定性も高くなります
またワイドトレッドについては、マシンの速さの面で今のミニ四駆の改造としてはあまりおすすめできない改造

 

なので実用的な部分があるとすれば、520ベアリングを軸受けとして使う場合くらい

 

ただし520ベアリングは620ベアリングに比べて強度面で劣るので、使いづらい部分も出てきます。

 

 

 

N-04・T-04強化ユニットのおすすめポイント

N-04・T-04強化ユニットのおすすめポイント

ホワイトカラーのポリカABS樹脂

ホワイトカラーのポリカABS樹脂

N-04・T-04強化ユニットの特徴のひとつが、ポリカABS樹脂で作られている部分です。

 

ミニ四駆のシャーシの素材には、いろいろあります。
中でも強度面が特徴になってくるのが、ポリカABS樹脂製のシャーシ

 

今回のN-04・T-04強化ユニットは、そんな強度も十分なホワイトカラーのポリカABS樹脂が素材になっています。

これまでもMSシャーシでは、MS強化シャーシセットとしてホワイトのポリカABS樹脂シャーシが発売されたことも。
このシャーシが強度面でも優れていて、速いレーサーにも人気のシャーシになっています。

 

そんな人気のMSシャーシと、同じ素材で作られているのがN-04・T-04強化ユニット。

 

使い勝手は別として、シャーシの強度や素材としては優秀になってきます

 

 

軸受けが付け替え可能

軸受けが付け替え可能

N-04・T-04強化ユニットの1番の特徴にもなってくるのが、軸受け部分が別パーツになっていることです。

 

N-04・T-04強化ユニットでは、他のMSシャーシの前後ユニットのようにユニットと軸受け部分が一体になっていません
3種類のパターンがあることによって、軸受け部分の付け替えが可能になっています。

 

N-04・T-04強化ユニットの軸受けパーツは3種類

  • ノーマルトレッド
  • ワイドトレッド
  • 520ベアリング

 

通常であればホイールの種類やスペーサーによって調整するトレッド幅を、軸受け部分の付け替えだけで可能に
また520ベアリング用の軸受けにすることで、本来であれば取り付けがむずかしい520ベアリングを軸受けとして使うことができます

 

別パーツの付け替えによってトレッド幅を調整できるシャーシは、N-04・T-04強化ユニットくらい

 

使い所がむずかしい部分はありますが、むずかしい加工も無くマシンセッティングの選択肢を増やすことができます。

 

マシンのトレッド幅については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

無加工改造で使えるGUP

無加工改造で使えるGUP

N-04・T-04強化ユニットを使うことによって、無加工での改造の幅も広がってきます

 

前述のように、N-04・T-04強化ユニットでは付属のパーツでトレッド幅の調整が可能
これによって、ストッククラスB-MAXのような無加工改造マシンでもトレッド幅や軸受けの調整が可能になってきます。

 

特に大きく変わるのが、軸受け部分に520ベアリングを使えるようになること

トレッド幅の調整であればホイールによっても可能ですが、軸受け部分は無加工ではまず無理
そんな軸受け部分を、無加工でも520ベアリングへ付け替えることができるようになります。

 

軸受け部分を加工する場合も、520ベアリングの大きさに精度を出して加工するのはまずむずかしい

 

そんな精度の求められる軸受け部分を、無加工でも調整できるのはN-04・T-04強化ユニットだけになってきます。

 

ミニ四駆の軸受けについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

他の前後ユニットとの違い

他の前後ユニットとの違い

2025年10月現在、MSシャーシの前後ユニットはバンパー部分の違いを除けば大きく3種類になります。

 

N-02・T-01強化ユニット N-03・T-03バンパーレスユニット N-04・T-04強化ユニット
多くのマシンに付属 バンパーレスで軽量 軸受け部分を付け替え可能

 

通常のマシンキットなどに付属しているのが、N-02・T-01の前後ユニット
初期のMSシャーシマシンではバンパー形状の異なるN-01が採用されていましたが、今ではほとんどのマシンにN-02が使われています。

 

そして通常のMSシャーシの前後ユニットから、バンパーや軸受け部分が改良されたのが2種類の前後ユニット

N-03・T-03バンパーレスユニットでは、バンパーレス加工されたことによる軽量化や無加工改造での使いやすさのメリットが。
またN-04・T-04強化ユニットは、前述の通り他の2種類にはない軸受け部分の付け替えという特徴があります。

 

実際にマシン改造で使ってみると、使いやすいのは慣れ親しんだ部分もある通常の前後ユニットにはなってきます。

 

なのでN-03・T-03バンパーレスユニットやN-04・T-04強化ユニットは、無加工で改造していく時のパーツとしての方が使いやすいです。

 

N-03・T-03バンパーレスユニットについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

N-04・T-04強化ユニット まとめ

N-04・T-04強化ユニット まとめ

MSシャーシ用のGUPとして発売されたN-04・T-04強化ユニットは、無加工改造マシンのセッティングとしておすすめです。

 

N-04・T-04強化ユニットのおすすめポイント

  • ホワイトのポリカABS樹脂製
  • 軸受け部分の付け替えが可能
  • 無加工改造マシンにおすすめ

 

MSフレキなどの本格的なマシン用としては、N-04・T-04強化ユニットは使いづらいのが正直な部分。
軸受け部分が別パーツになっていることによる、強度や安定性の部分がデメリットにもなってきます。

 

一方で、軸受けに520ベアリングが使えるのは別パーツだからこそのメリット。

 

なのでストッククラスやB-MAXなどの無加工改造マシンには、セッティングの選択肢として使ってみるのもおすすめになります。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 N-04/T-04強化ユニット ホワイト

 

 

ムーチョ

ミニ四駆歴10年目。小学生以来のミニ四駆に復帰後、公式大会をメインに参加してます。自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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