ミニ四駆をコースで走らせるためには、マシンの他に改造のためのパーツも必要。
しかしミニ四駆のパーツには、種類が多いです。
どこへ使えば良いのか、どんな時に使えば良いのかがむずかしい部分。
しかしそんな数あるパーツも、改造の手順を踏んで使うことで効率的に改造を進められます。
✅この記事の内容
- STEP1:チューン系モーター+ファーストトライパーツ
- STEP2:ダッシュ系モーター+ブレーキ
- STEP3:ローラーやタイヤ、ギヤ周りを改造していく
この記事では、ミニ四駆でおすすめなパーツを。
実際に改造していく手順と共に、おすすめできるパーツを紹介します。
ミニ四駆の改造は手順を追って改造していくことで、むずかしいことなく改造を進めていけます。
- チューン系モーター+ファーストトライパーツセット
- ダッシュ系モーター+ブレーキ
- 自分のマシンの走りに合わせて追加
まずはキット付属のノーマルモーターから、1段階速いチューン系のモーターに変更。
ファーストトライパーツセットと合わせて改造することで、ある程度のコースなら安定して走ることができます。
次に、さらに速いダッシュ系モーターに変更。
マシンが速くなる分、ブレーキでの速度制御や姿勢制御が必要になってきます。
その次の段階として、それぞれのマシンに合わせてパーツを追加。
引っかかり防止用のプレートやベアリングローラー、タイヤやギヤ周りなど改造していきます。
自分のマシンの走りに合わせて、パーツをそれぞれ追加していくことになります。
具体的なおすすめのパーツについて、これから紹介していきます。
STEP1:チューン系モーター+ファーストトライパーツ
チューン系モーター
まずミニ四駆を速くするためには、モーターを交換する必要があります。
片軸/両軸
スターターパックなどの限定キットを除けば、ほとんどのキットにはノーマルモーターが付属しています。
キットそのままの素組み状態で走らせるには十分ですが、決して速くはありません。
ミニ四駆の速さの大部分を占めるのが、モーターと電池。
そのモーター部分を変更するだけでも、マシンの速さは大きく変わってきます。
そこで最初におすすめなのが「チューン系のモーター」。
ノーマルモーターより1段階上のモーターで、むずかしい改造なしでもコースを走らせられます。
まずは「アトミックチューン2」か「トルクチューン2」を揃えておけば。間違いありません。
ファーストトライパーツセット
チューン系モーターと合わせて改造がおすすめなのが、「ファーストトライパーツセット」です。
モーターをノーマルからチューン系に替えるだけでも、マシンの速さは変わります。
しかしマシンが速くなる分、マシンの安定性も求められてきます。
安定性といっても、コーナーをしっかり曲がるためのローラー配置。
スロープやDBでのジャンプ後の着地での安定性など、求められるマシンの安定性もいろいろあります。
そんなマシンの安定性に欠かせないパーツを、ファーストトライパーツセットだけで補うことが可能。
左右のローラー幅を広げたり、ローラーを取り付ける高さを替えたり。
マスダンパーもセットになっているので、ジャンプ後の着地での制振性を上げることもできます。
チューン系モーター+ファーストトライパーツセットで、ある程度のコースレイアウトなら問題なく完走が可能。
ファーストトライパーツセットは種類も多いので、使っているシャーシに適したセットを選ぶだけで使うことができます。
STEP2:ダッシュ系モーター+ブレーキ
ダッシュ系モーター
チューン系から「ダッシュ系モーター」に替えることで、もう一段階マシンを速くすることができます。
※片軸/両軸
ダッシュ系モーターは、基本的にどのモーターも回転数がチューン系モーターよりも上。
なのでチューン系で安定して走れるようになったら、ダッシュ系モーターにすることでさらに上の速度域にいくことができます。
しかしマシンが速くなる分、マシンの制御もさらにむずかしく。
とてもシンプルなコースや電池残量が少ない状態でなければ、完走すらもできなくなってきます。
まずは「ハイパーダッシュ3モーター」にして、そのマシンの速さに合わせて別の改造をしていく必要があります。
ブレーキ
ダッシュ系モーターと合わせて必要になるのが、マシンの速度やジャンプ姿勢の制御になってきます。
特にDBやスロープなどのジャンプセクションでは、マシンの速度やジャンプ姿勢が原因でコースアウトすることが多くなってきます。
そんなダッシュ系モーターのマシンを安定させるのに必要なのが。「ブレーキ」の追加です。
数あるブレーキの中でもおすすめになってくるのは、「FRP リヤブレーキステーセット」。
付属のブレーキは赤の2mmだけになってきますが、FRPステーの使い勝手は間違いありません。
まずはマシンのリヤステーに取り付けて、ブレーキプレートとして使用。
このFRPの場合、改造を進めていく上でフロント用のブレーキとしても使うことができます。
パーツの加工の際にもよく使われることから、最初にブレーキとして準備しておけば間違いないパーツになります。
STEP3:ローラーやタイヤ、ギヤ周りを改造していく
アンダーガードやFRPで、コースへの引っかかりを防ぐ
この先の改造は、自分のマシンの走りに合わせて準備していくことになります。
マシンが速くなるほど目立ってくるのが、ジャンプ後の着地などでコースの壁に引っかかったりするコースアウト。
リヤローラーのビス頭がコースに引っかかってマシンの姿勢を乱したり、リヤのタイヤとローラーの間にコースが引っかかることも。
そんなコースアウトを防ぐためには、アンダーガードや引っかかり防止ステーが必要になってきます。
「フロントアンダーガード」を取り付けることで、コースの壁に乗り上がった時にマシンが引っかからなくなります。
またリヤに「スーパーXシャーシ用のFRPプレート」を1枚取り付けるだけで、引っかかり防止プレートに。
リヤタイヤとローラーの間が引っかかるコースアウトを防ぐことが可能です。
速度やLC対策として、ベアリングローラー
マシンの速度を上げたり、LCが入りづらいということであればローラーを変更していきます。
特にフロントローラーを「2段アルミローラー」にするだけでも、LCでの安定性は大きく変わってきます。
そしてローラーを変更する場合は、ベアリングが使われているローラーがおすすめ。
プラローラーの方が安く、かんたんに手に入れることが可能です。
しかし素材がプラのため、消耗も激しいのがデメリット。
ある程度強度もあるベアリングローラーにすることで、マシンの速度も上げることができるのでおすすめです。
タイヤの種類は、小さくて硬いタイヤがおすすめ
ミニ四駆では、タイヤの種類や大きさによってマシンの速さや安定性が変わってきます。
現代のコースでマシンを速くするために必要となってくるのが、小さくて硬いタイヤになります。
アップダウンの激しい立体コースが主流の今、タイヤの大きさであれば中径~小径が理想。
タイヤの種類も、ジャンプ後の着地で跳ねづらい「ローフリクションタイヤ」や「スーパーハードタイヤ」がおすすめになってきます。
しかし使いやすいローフリクションタイヤやスーパーハードのような硬いタイヤほど、人気なので入手が困難。
その場合おすすめなのが、スーパーハードタイヤがセットになっているキット。
最初から実用性のあるタイヤが付属しているので、タイヤ選びに苦労しません。
ギヤセットやベアリングで、駆動面も強化
ミニ四駆はローラーやタイヤなどの見た目の部分と共に、ギヤ回りなどの駆動部分も重要になってきます。
ミニ四駆は、モーターのパワーがタイヤに伝わって走っています。
なのでギヤやベアリング類を替えることで、マシンの速さにも影響してきます。
おすすめなのは、自分の使っているシャーシに適した「セッティングギヤセット」を準備すること。
これによって、一通りギヤ周りをパーツとして揃えることができます。
使えるギヤが増えることで、コースレイアウトに合わせたセッティングも可能になります。
またシャーシの軸受けを「ベアリング」にすることでも、マシンの速さは変わってきます。
キット付属の軸受けも、低摩擦のPOMであれば使い勝手は良いです。
しかしあくまでも低摩擦樹脂のため、使っているうちに摩耗してきます。
マシンを速くして長く使い続ける面でも、軸受けをベアリングにしておけば間違いはありません。
自分のマシンに合わせてパーツを追加していく
ミニ四駆の改造は、手順を追って改造していくことが大切になってきます。
- チューン系モーター+ファーストトライパーツセット
- ダッシュ系モーター+ブレーキ
- 自分のマシンの走りに合わせて追加
まずはキット付属のノーマルモーターから1段階速い、「チューン系のモーター」に変更。
「ファーストトライパーツセット」と合わせて改造することで、ある程度のコースなら安定して走ることが可能です。
次にさらに速い、「ダッシュ系モーター」に変更。
マシンが速くなる分、「ブレーキ」での速度制御や姿勢制御が必要になってきます。
その次の段階として、自分のマシンの走りに合わせてパーツを追加。
「フロントアンダーガード」や「引っかかり防止用のプレート」。
「ベアリングローラー」や「タイヤ」、「ギヤ周り」などを改造していくことでマシンの速さや④安定性が変わってきます。
ただパーツを追加していくのではなく、自分のマシンの走りに合わせてパーツを追加していくが大切になってきます。
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