ミニ四駆には、改造のためのタイヤの種類が多いです。
タイヤのサイズや材質だけでも、いくつもの種類があります。
そんな数多くあるタイヤの中で、実際に使うとしたらどのタイヤが良いのかがむずかしい部分。
✅おすすめのタイヤランキング
この記事では、ミニ四駆の改造でおすすめのタイヤをランキング。
サイズや種類も分けてランキングすることで、実際にコースで走らせる時に実用的なタイヤの順位になっています。
ランキングの中には、タイミングによっては入手しづらいタイヤも。
しかしこれまで全種類のタイヤを使ってきた中で、本当におすすめだからかこそのランキングになっています。
1位:ローフリクション ローハイトタイヤ(2本 マルーン)
立体コースにもっとも適したタイヤ
数あるミニ四駆のタイヤの種類の中でも、今の立体コースにもっとも適したタイヤが「ローフリクション ローハイトタイヤ」になります。
今のミニ四駆コースは、アップダウンの多い立体コースが主流。
そんなコースレイアウトの中では、ジャンプ後の着地の安定性や数多くあるコーナリングの速さが大切になってきます。
ミニ四駆のタイヤの中で、もっとも硬くて跳ねづらいタイヤが「ローフリクション ローハイトタイヤ」になってきます。
1位の理由
ランキングで1位の理由は、もっとも実用的で1番多く使われているタイヤだからです。
立体コースのDBやスロープでジャンプ後の着地では、タイヤの材質的に跳ねづらい。
またタイヤの硬さもあるので、コーナリング時などの摩擦抵抗も少なく速いです。
マシンのセッティングを考える時、何か理由がない限りは第1選択となってくるタイヤになります。
デメリットは、手に入れづらいこと
ローフリクションタイヤの1番のデメリットは、手に入りづらいことです。
そもそも発売されたのが、2年以上前。
そこから「ジャパンカップモデル」も発売されていますが、それも今は見かけることが少ないです。
なので貴重なミニ四駆パーツということもあり、入手する場合の価格も高くなってきてしまいます。
ただそれだけ、価値のあるタイヤなのは間違いありません。
見かけたら、必ず手に入れた方が良いタイヤ
入手しづらいということは、それだけ改造に使って間違いのないタイヤだということ。
手に入れづらさはありますが、「限定品のマシンキット」などではマルーンタイヤがセットになっているものもあります。
こちらも定価よりは高くなってしまいますが、最初からマシンとセットになっていて使いやすいのでおすすめです。
人によっては、同じローフリクションローハイトタイヤでも発売された時期によって違いを感じることも。
しかし本格的なマシン改造には欠かせないのが、「ローフリクション ローハイトタイヤ」。
もし手の届く範囲で見かけることがあれば、確実に手に入れた方が良いタイヤになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ローフリクション ローハイトタイヤ (2本 マルーン) 95208
商品リンク:ローフリクション 小径ローハイトタイヤ (2本 マルーン) ジャパンカップ2020
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 トライゲイル ブラックスペシャル MAシャーシ 95413
2位:ローフリクション小径ナロータイヤ
ローフリクション小径ナロータイヤ(24mm)&3本スポークホイール
無加工で小径サイズのマルーンが使える
1位と同じマルーンタイヤで、小径サイズの「小径マルーンタイヤ」もおすすめです。
ローハイトタイヤは、そのまま取り付けた場合のタイヤ径は26mm。
それに対して小径タイヤは、24mmのタイヤサイズになっています。
今のミニ四駆の場合、小さいタイヤ径のタイヤが多く使われているのもおすすめな理由。
無加工でも24mmの小径マルーンタイヤが使えるのは、セッティングを考える上でも実用的になってきます。
2位の理由
2位の理由は、ローフリクションタイヤというタイヤの種類はもちろん。
無加工で24mmの小径サイズが使えるのが大きい点です。
特に今人気のB-MAXレギュレーションなどでは、ミニ四駆の改造は無加工が基本。
そんなルールの中で、小径タイヤのマルーンは使いやすくなってきます。
タイヤの加工は、苦手な人が多かったり初心者にはハードルが高いイメージ。
そんな人たちにとっても、「小径マルーンタイヤ」は使いやすいのでおすすめです。
ホイールや自由度が限られるのがデメリット
そんな中でも小径マルーンが2位の理由は、ホイールサイズが限られてしまう部分やタイヤの重さです。
加工してタイヤを小さくしようとした場合も、タイヤ径は24mm~22mmだけ。
1位のローハイトマルーンの場合は、26mm~22mmとマシンに合わせた大きさに加工することができます。
また同じ24mmのタイヤ径だったとしても、タイヤ部分の厚みによる重さの差は出てきてしまいます。
使えるホイールの種類が限られてしまうと、破損やブレによる交換の際にも使いづらい。
ホイールの限定やタイヤの重さなどでは、1位と比べて使いづらい部分も出てきてしまいます。
取り付けるだけで、今のコースに合ったタイヤ
それでもやはり24mm径、「小径マルーンタイヤ」はおすすめのタイヤです。
タイヤ径が小さい分、シャーシやブレーキの高さなど調整するべき部分は増えてきます。
しかしタイヤサイズやホイールなどのデメリットも、本格的な改造を考えた場合のこと。
純正を取り付けるだけで、今のミニ四駆コースに使いやすいタイヤなのは間違いなし。
もしタイヤを改造してマシンを速くしようとした場合、間違いなく選択肢に入ってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ローフリクション小径ロータイヤ (24mm) & 3本スポークホイール 95634
3位:スーパーハード ローハイトタイヤ
マルーンの次に、硬くて跳ねづらいタイヤ
ローフリクションタイヤの次に硬くて跳ねづらいのが、「スーパーハード ローハイトタイヤ」です。
スーパーハードタイヤは、マルーンには及びませんがミニ四駆のタイヤの中でも硬い種類。
なのでジャンプ後の着地などでも跳ねづらく、コーナリングも決して遅くはありません。
さらにローハイトサイズなので、加工によってタイヤ径をマシンに合わせられるので使いやすいです。
3位の理由
3位の理由も、スーパーハードタイヤは使い方によってはマルーンタイヤより使いやすいからです。
硬くて跳ねづらいのがマルーンタイヤの特徴にはなってきますが、その分グリップ力も足りない。
スーパーハードタイヤの場合は、そんなマルーンタイヤよりもグリップ力が高い。
なのでマシンセッティングによっては、マルーンタイヤよりも使いやすい場面もあります。
特にVZやFM-Aなどの片軸シャーシの場合、モーター側をスーパーハードタイヤにするだけでも加速力が上がってきます。
あくまでもマルーンの次にスーパーハードタイヤ
スーパーハードタイヤのデメリットになるのは、どうしてもマルーンタイヤには及ばない部分になってきます。
タイヤの硬さからくる跳ねづらさや、摩擦抵抗の少なさによるコーナリングはマルーンには及びません。
またグリップ力についてはマルーンタイヤよりもありますが、タイヤ径によってもグリップ力は変わってきます。
なので小径サイズのマルーンタイヤを使えば、足りないグリップ力も補えてしまいます。
あくまでもセッティングとして1番使いやすいのがマルーンタイヤで、その次にスーパーハードタイヤになってきてしまいます。
マルーンと組み合わせての使用がおすすめ
そんな「スーパーハード ローハイトタイヤ」も、ノーマルタイヤなどと比較すれば使うべきタイヤです。
あくまでもマルーンタイヤには劣るだけで、今のミニ四駆コースに使いやすいのは間違いありません。
GUPとしては手に入れづらいスーパーハードタイヤも、今では「スーパーハードタイヤ付属のキット」も多いです。
なので、マシンとセットの入手もおすすめ。
スーパーハードタイヤがセットのマシンが発売されるほど、スーパーハードタイヤの需要も高くなっています。
ミニ四駆は、前後のタイヤの種類を変えるだけでもマシンの走りは変わります。
なので「スーパーハード ローハイトタイヤ」は、マルーンタイヤと合わせて使うのがおすすめの使い方になってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 スーパーハード ローハイトタイヤ ブラック 95323
4位:スーパーハード小径ナロータイヤ
「スーパーハード」×「小径」は使いやすい
「小径のスーパーハードタイヤ」がおすすめな理由は、マルーンの場合と同じではじめから小径サイズで使えることです。
タイヤを加工せずに24mm径なので、ローハイトサイズより加速の面では優れています。
そしてマルーンタイヤ同様、B-MAXレギュなどの無加工ルールの中でも使い勝手が良いタイヤになってきます。
スーパーハードというタイヤの種類としても使いやすいので、セッティングのひとつとして持っていても間違いありません。
4位の理由
4位の理由は、使いやすいながらも第3の選択肢となってきてしまうためです。
タイヤの種類やタイヤ径については、キット付属のノーマルタイヤなどと比較すれば間違いなく優れています。
さらに安定性や加速の求められる今の立体コースにも、合っているタイヤ。
なので決して使われないタイヤではありません。
しかしどうしても、マルーンタイヤやローハイトスーパーハードの次の選択肢にはなってしまいます。
あまり求められる場面は多くない
小径のスーパーハードタイヤの場合、使う場面が限られてきてしまいます。
タイヤの種類でいえば、スーパーハードタイヤよりもマルーンタイヤの方が使いやすい。
またタイヤのサイズも、無加工でなければローハイトサイズを加工した方がセッティングの幅は広がってきます。
B-MAXレギュレーションやタイヤ加工が苦手な場合のように、選択肢として使う場面は他に比べて少なくなってきます。
他のタイヤに比べて入手しやすいのもおすすめ
「小径のスーパーハードタイヤ」も使う場面は限られてしまいますが、持っておいて損はないタイヤです。
まず無加工、ポン付けのパーツとしては、とても優秀なタイヤ。
小径サイズとタイヤの材質的に、グリップ力や加速力では優れています。
また跳ねづらさやコーナリングの摩擦抵抗の少なさもあるので、決して遅いタイヤではありません。
さらにまだ発売されて間もないGUPなので、入手しやすい部分でもおすすめになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 スーパーハード小径ナロータイヤ(24mm) & カーボン強化3本スポークホイール 95635
5位:ハードローハイトタイヤ
タイヤのグリップ力による加速は1番
マシンのセッティングのひとつとしては、「ハードローハイトタイヤ」も必要になってきます。
マルーンタイヤやスーパーハードタイヤと比較すれば、硬さや跳ねづらさは劣ってきます。
しかしタイヤのグリップ力、加速の面では、1番力を発揮するタイヤです。
マルーンタイヤやスーパーハードタイヤなどと組み合わせることで、マシンの走りを変えることのできるタイヤになってきます。
5位の理由
マルーンタイヤやスーパーハードタイヤの次におすすめな理由は、その使いやすさです。
タイヤの種類的な使いやすさはもちろん、カラーバリエーションの豊富さも使いやすい部分。
マシンのキットやGUPによって、いろいろなカラーが発売されています。
ミニ四駆は、マシンのカラーリングも改造のひとつ。
そんなマシンのカラーに合わせてタイヤを選べるのは、改造を考える上でも使いやすい部分になります。
ハードタイヤでも、色によって多少は性能の差も出てきます。
しかしタイヤの性能以外を考えた場合、色の決まっているマルーンタイヤやスーパーハードタイヤよりも使いやすくなってきます。
前後ハードタイヤはあまり見かけない
今のミニ四駆では前後ハードタイヤだけでのセッティングを考えないのが、ハードタイヤを使いづらい部分になってきます。
ハードタイヤのデメリットとなってくるのは、マルーンタイヤやスーパーハードタイヤと比較した時の柔らかさ。
タイヤが柔らかい分グリップ力には優れていますが、跳ねやすく摩擦抵抗も大きくなってきます。
硬くて跳ねづらく摩擦抵抗も少ないという理由で使われているマルーンタイヤと比べれば、使いづらい部分が目立ってきます。
あくまでもマルーンタイヤやスーパーハードタイヤと組み合わせて、セッティングのひとつとして使う場合が多くなってきてしまいます。
グリップ力を上げたい場合は、ハードタイヤ
そんな「ハードローハイトタイヤ」でも、必要となってくる場面はあります。
立体コースの中で減速させるセクションが多く、再加速が求められるようなコース。
またはバンクの角度が大きく、マシンのグリップ力が必要となるコース。
コースレイアウトやコースの状況によっては、ハードタイヤのグリップ力が必要となってくる場面も多いです。
さらにミニ四駆のタイヤは、タイヤ幅を調整することで摩擦抵抗を減らすことも可能。
なのでタイヤ幅を狭くしたハードタイヤを、セッティングのひとつとして使う場面もあります。
何よりもマシンカラーに合わせたタイヤを使いたい場合は、間違いなくハードタイヤが必要になってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ハードローハイトタイヤ (シルバー) & カーボン強化ホイール (Yスポーク) 95412
それぞれのタイヤを比較
1位:ローフリクション ローハイトタイヤ | 2位:ローフリクション 小径ナロータイヤ | 3位:スーパーハード ローハイトタイヤ | 4位:スーパーハード 小径ナロータイヤ | 5位:ハード ローハイトタイヤ | |
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画像 | ![]() |
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種類 | マルーン | マルーン | スーパーハード | スーパーハード | ハード |
サイズ | ローハイト | 小径 | ローハイト | 小径 | ローハイト |
入手難易度 | ★★★ | ★★☆ | ★☆☆ | ★★☆ | ★☆☆ |
特徴 |
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※★:高い
速いマシンを考えるなら「マルーンタイヤ」は欠かせない
本格的に速いマシンにしようとした場合、「ローフリクション ローハイトタイヤ」は間違いありません。
今のミニ四駆のマシンのほとんどが使っているのが、ローハイトマルーン。
マシンによってタイヤサイズの違いはありますが、マシンの安定性や速さの面では欠かせないタイヤです。
ローハイトサイズを加工してペラタイヤにすることで、タイヤの重さも変わってきます。
物足りないグリップ力も、タイヤのサイズやスーパーハードなどと組み合わせることで補うことが可能。
手に入れづらいというハードルはありますが、速いマシンにしようとした場合は絶対に使った方が良いタイヤになってきます。
この先再販がなければ、どんどん価値が上がっていく
「ローフリクション ローハイトタイヤ」の場合、多少価格が上がっているくらいであれば購入しても損はありません。
ミニ四駆のGUPは、実用的で人気のパーツほどすぐに見かけなくなります。
ローハイトマルーンはその代表格といっていいほど、貴重なGUP。
発売から時間が経ったことによって、場所によっては定価での購入もむずかしいほど。
なので多少価格が上がっているくらいであれば、ローハイトマルーンは購入しても間違いはありません。
この先再販されることがなければ、どんどんと価格も上がっていくはず。
多少定価より高くても、手の届く範囲にあるのであれば買っておいた方が後悔はありません。
実際に使ってきた中でのランキング
ミニ四駆でおすすめのタイヤのランキングはこちら。
これまで実際にすべての種類を使ってきた中でのランキングなので、おすすめなのは間違いありません。
とくに「ローフリクション ローハイトタイヤ」は、今のミニ四駆の改造では当たり前に使われているタイヤ。
入手のしづらさはありますが、手元に置いておいても間違いないタイヤです。
「スーパーハード ローハイトタイヤ」は、GUPとしてはあまり見かけません。
しかしマシンキットにセットになっているものも多いので、そちらもおすすめ。
小径サイズの「マルーンタイヤ」や「スーパーハードタイヤ」であれば、発売されて間もないので手に入れやすい場合があります。
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