2022年時点で、1番使われているミニ四駆のシャーシは「MSフレキ」。
公式レースやお店のタイムアタックを見ても、MSフレキのマシンがほとんどとなっています。
そんなマシンに追いつくためには、同じようにMSフレキのマシンが必要。
オリジナルな改造を考えるよりも、まずは速いマシンを参考にしたマシン作りをしてみました。
✅この記事の内容
- 自分なりのガチマシンとして「MSフレキ」
- フロントは「AT」+「自作のカーボンスラダン」
- リヤは19mmローラーのアンカーに
この記事では、新しく作ったMSフレキマシンについて。
マシンの特徴を、改造した理由と共に紹介します。
今回は3レーンコースなどで少しでも速いマシンに追いつくため、MSフレキの新しいマシンを作成。
オリジナルの改造よりも、速いマシンを参考に改造を意識しての作成になっています。
- シャーシは、MSフレキ一択
- 23mm径の小径マルーン
- ATバンパーに自作のスライドダンパー
- セイchan式を参考にリヤアンカー
- 前後のローラーベースを意識
今回のマシンは「自作のスライドダンパー」や、「これまでと形の違うアンカー」など手探りとなる改造もいろいろあります。
しかし「速いマシンの形」を参考にしてマシンを走らせていくことで、使い方や特徴もわかってくるはず。
走らせる中で自分なりの改造が見えてきたら、そこからオリジナル感を出していけば良いと考え作ったマシンになっています。
自分なりのガチマシンとして「MSフレキ」
これまで通り治具を使ってシャーシを作成
主に3レーンコースで使うマシンということもあり、今回のマシンはMSフレキになっています。
このマシンを作ろうと思ったのも、お店のコースなどで走らせる時にタイムアタック上位のマシンのタイムに少しでも近づけるため。
速いマシンに近づくためには、オリジナルな改造のマシンよりも速いマシンを参考にした方が近道になるのではという考えからです。
MSフレキの作り方自体は、これまでと同じでMSフレキ作成用の治具を使って作成。
今の時代では速いマシンの代名詞となっているMSフレキの、自分なりのガチマシンになっています。
タイヤは23mmの小径マルーン
まずは足回りも、今のミニ四駆の改造トレンドを意識して作成しています。
今回のマシンは、23mm径の小径マルーンタイヤ。
立体コースに合わせて、小径タイヤでの加速も期待しての大きさにしています。
23mmのタイヤ径に合わせて、シャーシも段上げ加工。
前後バンパーを取り付けた時にブレーキなどの高さも確保できるように、3mmほど段上げしたシャーシになっています。
フロントは「AT」+「自作のカーボンスラダン」
治具を使って、自分で加工したスライドダンパー
今回フロントバンパーとして、スライドダンパーを取り付けています。
スライドダンパーといっても、これまでのようにタミヤ純正のスライドダンパーは使用していません。
SKWさんのスライドダンパー作成用の治具を使って、カーボンプレートでスライドダンパーを自作しています。
精度の求められるスライドダンパーを手作りというと、これまではとても高いハードルでした。
しかし今回は、話題にもなっている治具を使用。
治具を使って加工することで、地道な調整は必要になりますが精度の良いスライドダンパーを作ることが可能になってきます。
最近では3レーンコースでもスライドダンパーを使っているマシンが多いことから、自作のスライドダンパーマシンになっています。
2軸のATで、ローラーごとにスラスト調整
スライドダンパーでのマシンの安定性に加えて、ATにすることでいなしの機能も追加しています。
今回はフロントを2軸のATスラダンに。
これまで使っていた1軸よりも、2軸の方が取り付けた時のガタも少なくなるのではという考えから。
ATの作り方としては、これまでの1軸とほとんど変わりありません。
ATとしての稼働部分を2軸にしただけなので、作るのはかんたん。
取り付けた時にシャーシに当たるようにすることで、後ろへのスラスト抜けも防止しています。
今回はバンパー自体にスラストはつけていません。
ローラーでスラストを調整するようにして、コースレイアウトによってスラスト角を調整できるようにしています。
スライドダンパーの稼働域の強さも調整することで、公式大会では欠かせないスライドダンパーの扱い方に慣れるのも目的になっています。
リヤは19mmローラーのアンカーに
ローラー位置を下げるため、セイchan式アンカーを参考に
リヤバンパーには、「セイchan式アンカー」を参考にしたアンカーを取り付けています。
最近のマシンに多いのは、リヤローラー位置をできるだけ後ろ目に取り付けたセッティング。
これによって、リヤローラーがギリギリまでコースを捉えています。
なのでLCが入りやすくなったり、マシンがジャンプする時などの姿勢も安定。
そんな後ろ寄りなローラー位置を19mm径のローラーで取り付けるために、「セイchan式アンカー」を参考にさせてもらっています。
ご本人が作り方を公開してくれているので、構造としてはほとんど同じ。
今回は作り方を見ながら加工をしていますが、今は作りやすい治具も発売されています。
確実に精度の良いセイchan式アンカーを作る場合、治具を使って作成するのもおすすめです。
あとは実際にマシンを走らせていく中で、自分のマシンの走りに合う形に改良していければと考えています。
前後のローラーベースを調整
今回のマシンは、前後のローラーベースも意識してセッティングしています。
リヤのローラー位置を後ろにしている分、フロントのローラー位置はタイヤにできるだけ寄せています。
フロントローラーは、スライドダンパーが稼働した時にタイヤに当たらないギリギリの位置に。
リヤローラーを後ろにしたので、いつも通りのローラーセッティングだと前後のローラーベースも長くなってしまいます。
なので前後のローラーベースとしては、長くなり過ぎないようなセッティングになっています。
速いマシンに追いつくためのMSフレキ
今回新しく組んだマシンは、3レーンコースなどで少しでも速いマシンに追いつくためのMSフレキ。
オリジナルの改造よりも、速いマシンのセッティングを参考に改造しています。
- シャーシは、MSフレキ一択
- 23mm径の小径マルーン
- ATバンパーに自作のスライドダンパー
- セイchan式を参考にリヤアンカー
- 前後のローラーベースを意識
今回のマシンは「自作のスライドダンパー」や「これまでと形の違うアンカー」など、手探りとなる改造もいろいろ。
しかし「速いマシンの形」を参考にすることで、マシンを走らせていく中で使い方や特徴もわかってくるはず。
自分のマシンの走りがわかってきたら、そこから自分なりの改造を考えていけばいいかなと組んだマシンになります。
コメント