今ではミニ四駆の定番にもセッティングとなってきている、リヤアンカー。
しかし19mmローラーを取り付けようとした場合、そのままの取り付け位置だと前寄りな位置になってしまいます。
そんな時に公開されていたのが「セイchan式アンカー」。
加工に使うパーツも揃えやすく、ローラー位置も下げることができるので使いやすいです。
✅この記事の内容
- セイchan式アンカーの特徴
- セイchan式アンカーの作り方
- シャーシへの取り付け方
この記事では、セイchan式アンカーについて。
セイchan式アンカーのメリットと、ご本人の作り方を参考に実際作ったものを紹介します。
セイchan式アンカーは、本当に考られたバンパーになっています。
- 19mmのローラー位置を後ろにできる
- 使用するパーツも手に入りやすい
- パーツ点数が少ないので軽い
- 作り方によっては13mmローラーも可能
- 治具を使えばさらに作りやすい
これほど優れたリヤアンカーの作り方を、わかりやすく解説してくれているのもありがたい部分。
今回は実際に公開されている作り方を参考にしながら、自分のマシンでも使いやすいように作成しています。
今はセイchan式アンカーを作りやすいように、加工用の治具も販売されています。
参考にしながらの加工が苦手な人や精度が高いものを作りたい人は、治具を使っての作成もおすすめです。
商品リンク:P43 CCアンカープレート
セイchan式アンカーの特徴
ローラー位置を後ろにできる
セイchan式アンカーのメリットのひとつが、19mmローラーを後ろ寄りに取り付けることです。
マシンのセッティングによっては、リヤローラーをできるだけ後ろ寄りに取り付けるセッティングもあります。
しかしその場合、ほとんどのプレートの19mmローラー位置は他に比べて前寄りになってきてしまいます。
セイchan式の場合、直プレートを後ろに伸ばすことで19mmでも後ろ目の取り付け位置にすることが可能。
19mmローラーを取り付けた場合でも、後ろ寄りにローラー位置を持ってくることができます。
使用するカーボンも手に入りやすい
セイchan式のもう1つの特徴に、揃えやすいパーツで作られていることがあります。
定番となっているアンカーの作り方としては、フルカウル用のプレートを使う場合が多いです。
この理由は、フルカウルプレートを使うことでそのままでもローラー位置が後ろになるから。
これは19mmローラーの場合でも同じで、普通よりは後ろ目の取り付け位置にはなってきます。
しかしこの場合の問題が、カーボンで作る場合に「フルカウルカーボン」が貴重なパーツなこと。
2022年10月の時点では再販されて手に入りやすくなってはいますが、いざ作ろうと思った時にどうなっているかはわかりません。
なので「カーボンリヤブレーキステー」と「13mm用の直カーボン」で作ることのできるセイchan式は、加工のためのパーツを揃える上でも作りやすくなっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 HG カーボンリヤブレーキステー 1.5mm J-CUP 2022 95155 ブルーグリーン
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.497 GP.497 HG 13・19mm ローラー用 カーボンマルチ補強プレート (1.5mm) 15497
セイchan式アンカーの作り方
19mmローラーがレギュ内に収まるように角度調整
セイchan式アンカーの作り方についてはご本人のTwitterで紹介されているので、その方が確実になります。
今回もその作り方を参考にさせてもらいながら、自分のマシンに合うように作っています。
加工に使ったのは、「カーボンリヤブレーキステー」と「13mm用の直カーボン」。
まずは直カーボンを2等分し、19mmのローラー位置がレギュレーション内に収まるように角度を調整していきます。
取り付け位置が決まったら、土台となっているブレーキステーの不要な部分をカットしています。
もう1枚のプレートで強度を出す
2等分していた残りの直プレートを使っていくことで、バンパーの強度を出していきます。
カットしていたもう1枚ずつの直プレートを、裏側から取り付け。
ビスで取り付ける位置を、皿ビス加工して引っかからないように取り付けていきます。
上側中央部分のプレートの端をカットしバンパーの間に挟んでいくことで、しっかり固定されていきます。
シャーシへの取り付け方
シャーシに合わせて取り付けていく
今回はご本人の公開されている作り方とは違って、普通のアンカーのようにスタビヘッドを使っての取り付けになっています。
シャーシへの取り付けプレートは、「カーボンリヤブレーキステー」を使用。
アンカーの稼働部分の穴を丸く加工し、ビスにアンカーとスタビヘッド。
2段アルミローラー用5mmパイプ、ゴムリング、銀バネをロックナットで固定していきます。
今回はシャーシと干渉してくる部分もあったため、シャーシ側をアンカーに合わせて加工。
アンカーを動かして支障がないことを確認していきます。
アンカー加工時の端材で後ろへの抜けを防止
リヤアンカーの後ろへの抜けをなくすために、今回はアンカー作成の時の端材を使っています。
今回はシャーシに取り付けているプレートに、アンカーを作った時の端材を貼り付けて使用。
使っている端材は、土台となっている「カーボンリヤブレーキステー」をカットした後ろ部分になっています。
カットしただけなので、形としてはアンカー部分にピッタリのはず。
なのでシャーシに取り付けているプレートに、瞬間接着剤で貼り付けるだけになっています。
この端材によって、アンカーが後ろにいきすぎないように調整。
またヤスリがけで少し丸みを持たせることで、不用意な引っかかったりもなくしています。
あとは19mmローラーに合わせて、ローラーの引っかかり防止も作成。
この作り方についても、ご本人が公開されている「引っかかり防止プレートの作り方」を参考にさせてもらっています。
使いやすいバンパーをかんたんに作れる
セイchan式アンカーは、本当に使いやすいリヤバンパーになっています。
- 19mmのローラー位置を後ろにできる
- 使用するパーツも手に入りやすい
- パーツ点数が少ないので軽い
- 作り方によっては13mmローラーも可能
- 治具を使えばさらに作りやすい
作り方もご本人がわかりやすく解説してくれているので、作りやすい。
今回は実際に公開されている作り方を参考にしながら、自分のマシンに合うように作成しています。
今ではセイchan式アンカーを作りやすいように、加工用の治具も販売されています。
参考にしながらの加工が苦手な人や精度が高いものを作りたい人は、治具を使っての作成もおすすめになってきます。
商品リンク:P43 CCアンカープレート
コメント