2025年も始まった、ミニ四駆のジャパンカップ。
静岡大会から始まったジャパンカップ2025については、過去1番の難易度といわれているコースになっています。
そして1発勝負の東京大会だからこそ、しっかりとマシンの準備するを必要がありました。
✅この記事の内容
- ジャパンカップ2025のマシンセッティング
- 東京大会1Dの結果
- 次のジャパンカップに向けて
この記事では、ジャパンカップ2025東京大会1Dについて。
当日のマシンセッティングと、レースの結果を合わせて紹介します。
2025年ジャパンカップ1発目の結果は、1次予選でのコースアウトとなってしまいました。
- STEP14コーススタート
- STEP2XLARGEスロープはクリア
- STEP33周目のブルンストレートでコースアウト
レースとしては、3周目のブルンストレートでマシンの挙動が乱れてコースアウトでした。
ただ実際にレースに参加してみて、フルFRPのマシンでもしっかりとレースをすることはできました。
カーボンを使わない改造で、フルFRPのマシンだからという理由ではありません。
もちろん、レースを勝ち上がろうとした場合はフルFRPではむずかしい部分が出てくるかもしれません。
マシンの重さや強度面ではカーボンに劣ってきてしまうからこそ。
それでも、マシンセッティングさえ決まれば勝ち上がることは可能。

ミニ四駆の公式大会に参加して楽しむ上では、フルFRPのマシンでも問題ありません。
ミニ四駆ジャパンカップ2025 東京大会1D
ほとんどのレーサーが初見の東京大会
2025年のジャパンカップコースは、「Wakening Venom CIRCUIT 2025」になっています。
毎年のことながら、東京大会は1発勝負。
前日練習もないため、2025年のジャパンカップコースに初挑戦というレーサーも多い大会となっています。
そんな背景もあるためか、実際に土曜日のレースではコースアウトしてしまうマシンも多かったです。
スロープで速度を抑えられずに飛び出してしまったり、ブルンストレートでマシンの挙動が乱れてしまってコースアウトするマシンが多かったレースとなりました。
そして初見となる2025年のジャパンカップコースだからこそ、まず目指すのは完走すること。

模擬コースでの練習はできませんでしたが、当日までにできる限りのマシンセッティングを考えて臨みました。
ジャパンカップ2025のコースについては、こちらの記事で紹介しています。
フルFRPで改造したマシンをセッティング
2025年のジャパンカップに向けては、フルFRPで作成したマシンに自分なりのセッティングを追加して臨みました。
ベースとなるMSフレキに、初見となる東京大会1Dに合わせて追加したセッティングは2ヶ所。
XLARGEスロープ対策のブレーキと、ローリング系に対するフロントローラーになります。
まず2025年のジャパンカップに挑む上で欠かせないのが、スロープ対策のブレーキ調整です。
そしてローリングフォールなどでのコースアウトの可能性も考えられたので、左のフロントローラーを追加。
13mmのベアリングローラーを追加することで、マシンの傾きにも強くなるようにしてみました。
実際調整したブレーキについては、リヤブレーキがメインでレヴズチェンジャーでも多少当たってしまう位置になっていました。

なので大会前の不安点としては、ブレーキが当たりすぎてレヴズチェンジャーを登りきれないのではという心配はありました。
マシンのセッティングについては、こちらの記事で紹介しています。
ジャパンカップ2025 東京大会1Dの結果
3周目のブルンストレートでコースアウト
ジャパンカップ2025東京1Dの結果としては、ブルンストレートでのコースアウトとなってしまいました。
2週目まではしっかり走れていたものの、3週目のブルンストレートでコースアウト。
マシンが不自然な挙動となり、最終的にはマシンがひっくり返ってしまいました。
ただ実際、ブルンストレートについてはその前までも危なっかしいイメージはありました。
どこか引っかかりながら、何とかブルンストレートをクリアした印象でした。
そんな中悔やまれるのが、コースアウトの瞬間を映像で収められなかったこと。

マシンが裏返る瞬間を目視はしていたものの、動画ではフレームアウトしてしまったため記憶でしか振り返ることができなくなってしまったのが悔やまれる部分です。
マシンの速度は問題なかった
最終的にはコースアウトしてしまったマシンでしたが、セッティングの効果が出ている部分もありました。
今回のマシンセッティング
- シャーシ:MSフレキ
- モーター:ライトダッシュモーターPRO
- ギヤ比:3.7:1
- タイヤ径:23mm
- フロントブレーキ:青1mm
- リヤブレーキ:白2mm
マシンのセッティングについては、レース前からある程度決めていた部分はありました。
18〜22km/hくらいで挑もうと考えていた部分はあったため、そこへ合わせていく形となりました。
もちろんレースによって速度域は変わってくるし、勝ち上がろうとするのであればマシンの速度も必要となってきます。

ただ実際レースに参加してみて、速度がそこまで劣っているという印象はありませんでした。
次のジャパンカップに向けて
チェッカーによるブレーキ調整は正解だった
ジャパンカップ2025東京1Dを振り返ってみると、XLARGEスロープについてはしっかりとブレーキ調整の効果は出ていました。
実際にレースの映像を見返しても、マシンの飛距離は抑えられていました。
コーナーまでは余裕がある着地にはなっていましたが、しっかりとブレーキが効いているのは明らかでした。
このブレーキ調整については、スロープチェッカーでの調整があったからこそ。
模擬コースでの調整ができない中でのセッティングだったので、実物に近いチェッカーによる調整は正解だったと思っています。

このブレーキ調整によって、スタート直後にコースアウトという事態だけは避けることができました。
スロープチェッカーについては、こちらの記事で紹介しています。
ブルン(凹凸)とブレーキの微調整が課題
次のジャパンカップにむけての課題は、コースアウトしたブルンストレートとレヴズチェンジャーになりそうです。
まず、コースアウトしてしまったブルンストレートへの対策は必要。
上手く飛び越してくれた周もあれば、速度が足らずに不安定な着地になった場面もあったのが改善点にはなりそう。
そしてそんな不安定な速度につながっていたのが、レヴズチェンジャーでの減速。
XLARGEスロープに対して合わせていたブレーキでしたが、チェンジャーでも当たってしまう調整だったため大きく減速。
何とか登り切った印象でしたが、ブレーキによる減速があったために直後のブルンストレートが中途半端な速度での進入になっていました。
正直、ブルンストレートでコースアウトしないための対策は今のところ正解がわかっていません。

しかし中途半端な速度だとブルン(凹凸)への着地になってしまうのは間違いないので、今はマシン速度を上げていくのが対策になるのではと考えています。
ジャパンカップ2025 東京大会1D まとめ
2025年ジャパンカップ1発目の結果は、1次予選でのコースアウトでした。
- STEP14コーススタート
- STEP2XLARGEスロープはクリア
- STEP33周目のブルンストレートでコースアウト
ただ実際にレースに参加してみて、フルFRPのマシンでもしっかりとレースをすることは可能だと感じています。
カーボンを使わない改造で、フルFRPのマシンだからという理由ではありません。
もちろん、レースを勝ち上がろうとした場合はフルFRPではむずかしい部分が出てくる可能性はあります。
マシンの重さや強度面では、FRPはカーボンより劣ってきてしまうからこそ。
それでも、マシンセッティングさえ決まればレースで勝つことは可能。

ミニ四駆の公式大会に参加して楽しむ上では、フルFRPのマシンでも問題ありません。
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