- クロススピアー01 JC-2025はどんな商品?
- ジャパンカップモデルの特徴は?
- どんな改造に使えるの?
いよいよ始まった、2025年のジャパンカップ。
そして毎年ジャパンカップの開催と共に注目されるのが、ジャパンカップ記念商品。
今年はハイパーデザイナー・やまざきたかゆき氏によるクロススピアー01が、ジャパンカップ記念モデルとして発売されました。
✅クロススピアー01 ジャパンカップ2025のおすすめポイント
- ブルーのVZシャーシ
- 蛍光オレンジのホイール&タイヤ
- 軽いプラボディ
もちろん、以前よりもパーツのレア度が落ちたなどの気になる部分もあります。

そこらへんも含めて、クロススピアー01 ジャパンカップ2025をレビューしていきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆記念モデル クロススピアー01 ジャパンカップ2025
クロススピアー01 ジャパンカップ2025の商品概要
- クロススピアー01がベースの限定記念モデル
- ホワイトのABS製ボディ、爽やかなブルーのグラフィックが特徴的
- VZシャーシはブルー、前後のバンパーなども同じくブルーで統一
- 蛍光オレンジの5本スポークタイプのホイール
- 文字がホワイトプリントされたスーパーハード小径ローハイトタイヤ
引用元:タミヤHP

要約すると、これまでにないパーツカラーが魅力の夏らしいクロススピアー01の限定マシンキットになります。
クロススピアー01 ジャパンカップ2025の気になるポイント
パーツのレア度が落ちた
2025年のジャパンカップ記念モデルは、これまでよりパーツのレア度が落ちてしまっている印象があります。
これまでのジャパンカップ記念モデルの魅力は、付属パーツの優秀さにありました。
通常のマシンキットとは違うパーツ構成でのため、限定キットでなければ手に入らないパーツも多かったです。
しかし最近のGUP展開によって、ジャパンカップ記念モデルでしか手に入らないパーツも減少してしまいました。
小径ローハイトのスーパーハードタイヤがGUPとして発売されたことによって、ジャパンカップモデルでしか手に入らないということがなくなりました。
もちろんホワイトプリントされているなど、他のスーパーハードタイヤとは違った魅力はあります。
しかしタイヤのレア度となると、2025年はイベント会場限定で発売されるマンタレイのキットの方が付属パーツの優秀さは上。

通常のGUPとして改造に使いやすいパーツが手に入れやすくなった分、ジャパンカップモデルの魅力としては低下してしまいました。
クロススピアー01 ジャパンカップ2025のおすすめポイント
ブルーのVZシャーシ
クロススピアー01ジャパンカップ2025の1番のポイントは、マシンカラーともなっているブルーのVZシャーシになります。
ジャパンカップモデルの特徴ともなってくるのが、通常のマシンキットとは違ったパーツ構成。
特にシャーシについては、マシンのイメージに合った特別なものになっていることが多いです。
実際2024年のイグニシオンについては、貴重なイエローグリーンのMAシャーシになっていました。
これまでのマシンキットの中でも、ここまでブルーのVZシャーシは発売されていません。
しかしこの時のVZシャーシはダークブルーということで、今回のクロススピアー01のように爽やかなブルーのVZシャーシは初めてになります。
VZシャーシも近年登場したシャーシということで、扱いやすくて人気のシャーシ。

ブルーのVZシャーシが登場したことによって、マシン改造のバリエーションも広がってきます。
イグニシオン ジャパンカップ2024については、こちらの記事で紹介しています。
蛍光オレンジの5本スポークホイール&タイヤ
ジャパンカップモデルのマシンの特徴にもなってくるのが、付属のタイヤとホイールになります。
クロススピアー01ジャパンカップ2025のタイヤは、ホワイトプリント入りのスーパーハード小径ローハイトタイヤ。
さらにホイールは蛍光オレンジの5本スポークということで、タイヤとホイールを合わせてマシンのイメージを引き立てています。
最近はスーパーハードタイヤ自体は手に入れやすくなっていて、これによってマシン改造の幅も広がっています。
なのでモーター側のタイヤをグリップ力のあるスーパーハードタイヤにし、フロントをローフリクションタイヤにすることで加速力を上げることが可能に。
少し前であれば、ジャパンカップモデルマシンの購入の目的はスーパーハードタイヤの入手だけという場合も。
しかしローフリクションタイヤも手に入れやすくなったことによって、タイヤを組み合わせての改造も可能になっています。

ホイールも前後でトレッド幅が違っているので、使い方次第ではマシンの安定性を上げることもできます。
軽いプラボディ
クロススピアー01の特徴にもなっているのが、スピアー(槍)のようなデザインのボディとその軽さです。
まずクロススピアー01自体、ハイパーデザイナー・やまざきたかゆき氏がデザインしたマシンということでかっこいいデザイン。
特にセンター部分のトラス構造によるデザインは、肉抜きのようになっていてボディの軽さにもつながっています。
軽さのあるプラボディということで使いやすくなってくるのが、B-MAXなどの無加工マシンの改造。
ポリカボディほどの軽さとまではいきませんが、他のマシンのような面積の多いボディよりは速さの面でもメリットになってきます。
無加工でマシンを改造していく場合、マシン全体での重さは重要。

ボディの成形色もホワイトになっているので、ステッカー以外の塗装などでもオリジナルなマシンに仕上げることができます。
B-MAXGPについては、こちらの記事で紹介しています。
クロススピアー01 ジャパンカップ2025のおすすめの改造
VZシャーシ用ファーストトライパーツセット
VZシャーシ採用のクロススピアー01には、VZシャーシ用のファーストトライパーツセットが使いやすくておすすめです。
ファーストトライパーツセットには、前後バンパー用のFRPプレートが付属。
さらにアジャストマスダンパーが4個付いていることで、マシンの制振性も上げることができます。
中でもファーストトライパーツセットを使うメリットには、マシンの安定性を上げられる部分にあります。
さらにアジャストマスダンパーは4個それぞれが別になっているので、マシンやコースに合わせて好きな位置に調整することができるのもメリット。
実際今回のマシン改造では、アジャストマスダンパー2個をサイドに使用。
サイドにマスダンパーを取り付けることで、フロントタイヤの跳ね上がりを抑えることが可能になっています。

付属のパーツによるコスパはもちろん、ファーストトライパーツセットを使うことで改造の幅が広がってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ VZシャーシ ファーストトライパーツセット
ファーストトライパーツセットについては、こちらの記事で紹介しています。
ハイパーダッシュ3モーター J-CUP2025
マシンのモーターには、ハイパーダッシュ3モーター J-CUP2025を使用しています。
ジャパンカップモデルのマシンキット同様、毎年発売されるのがジャパンカップモデルのハイパーダッシュモーター。
今回はマシンの速度を上げるために、方軸シャーシ用のハイパーダッシュ3モーター J-CUP2025を使用しています。
マシンの速度を出すためには、モーターの性能が重要になってきます。
さらにダッシュ系モーターに替えたことで速度が出る部分については、ブレーキを合わせることで速度制御をしています。
マシンの速度が上がる分、マシンのブレーキ調整は重要になってきます。

なので同じジャパンカップモデルでも、トルクチューン2モーターJ-CUP2025であればブレーキ調整しなくてもある程度完走するマシンに仕上げることはできます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 ハイパーダッシュ3モーター J-CUP 2025
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 トルクチューン2モーター J-CUP 2025
ミニ四駆のおすすめのモーターについては、こちらの記事で紹介しています。
軽量13mmテーパーローラー
フロントローラーには、軽量の13mmテーパーローラーを取り付けています。
以前も発売された13mmテーパーローラーの、軽量化加工がされているタイプのローラー。
テーパー状になっていることで、コースの壁に乗り上げた時にコースに復帰しやすいのが特徴になっているローラーです。
そんな軽量13mmテーパーローラーをフロントに使うことで、マシンの安定性を上げています。
なので3レーンコースに欠かせないLCでもしっかりとコースを捉え、ダッシュ系モーターでも安定してクリアすることができます。
さらに今回は、ファーストトライパーツセットに付属している13mmプラローラーをフロントローラーのスタビとしても使用。

ローラーをスタビとして取り付けることで、LCなどでマシンが傾いた時も支えとなってくれています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 HG 軽量13mmオールアルミベアリングローラー テーパータイプ
テーパーローラーについては、こちらの記事で紹介しています。
FRPリヤブレーキステーセット
ハイパーダッシュ3モーターを使う上では、リヤブレーキセットによるブレーキセッティングも必須になってきます。
モーターを替えたことによる大きな違いは、マシンの速度域。
特にスロープやDBなどのアップダウンが激しい現代のミニ四駆コースでは、ブレーキによる速度調整が欠かせません。
今回はFRPリヤブレーキステーを、リヤブレーキとして取り付けています。
さらにブレーキスポンジを貼る位置を前側にすることで、バンクスルーができる位置に調整しています。
この位置にブレーキを貼ることで、スロープなどではブレーキが効いてバンクでは当たらないバンクスルーが可能に。

26mm径のVZシャーシの場合、無加工改造であればこの位置が最適なブレーキになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ FRP リヤブレーキステーセット
バンクスルーについては、こちらの記事で紹介しています。
マスダンパー
サイドのマスダンパーとしては、AR用サイドマスダンパーセットも取り付けています。
無加工で改造していく場合、マシンの制振性を上げるためにもサイドマスダンパーは必要。
今回は方軸シャーシに使いやすい、AR用のサイドマスダンパープレートにマスダンパーを取り付けています。
今回はマシン全体で、マスダンパーを取り付けたのは3ヶ所になっています。
そして余ったアジャストマスダンパーをフロントバンパー部分に取り付けることで、マシン全体で制振性が上がるように調整しています。
マスダンパーの数が多い分、マシンの重さは出てきてしまいます。
しかし無加工でダッシュ系モーターのマシンを走らせる場合、軽すぎるマシンよりもある程度重さのある方が扱いやすい部分も。

フロント、サイド、リヤにマスダンパーを取り付けることで、無加工改造でも安定してアップダウンの多いコースを走ることができます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ ARシャーシ サイドマスダンパーセット
おすすめのマスダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。
クロススピアー01 ジャパンカップ2025 まとめ
2025年のジャパンカップモデルとして発売されたクロススピアー01 JC-2025は、かんたんな改造で速いマシンにできるのでおすすめです。
クロススピアー01 JC-2025のおすすめポイント
- ブルーのVZシャーシ
- 蛍光オレンジのホイール&タイヤ
- 軽いプラボディ
通常のキットとは違う、夏らしいマシンカラーが印象的なジャパンカップモデルのクロススピアー01。
特にこれまでのマシンには無い、ブルーのVZシャーシが印象的なマシンになっています。
以前に比べると、ジャパンカップモデルのパーツの貴重性が減ったように感じてしまう部分はあります。

それでもジャパンカップの期間限定のマシンキットだからこそ、優秀な付属パーツによってそこまでGUPが必要ないというメリットも特徴です。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆記念モデル クロススピアー01 ジャパンカップ2025
コメント
改造にオレンジ色が使われていて、マシンのカラーとも合っていてめちゃくちゃかっこいいですね!
このマシンはパワーダッシュモーターやスプリントダッシュモーターでも走るんですか?
コメントありがとうございます。
PDモーターやSDモーターでも、マシン速度を上げることはできると思います!
ただ速度域が上がる分、ブレーキ調整などもむずかしくなると思います。