【JC2022用マシン】鬼門はデジタルDB|速さで抜けるかブレーキで安全にいくか

2022公式用
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JC2022用のマシンのセッティングはどうしよう?

 

JC2022のコースレイアウトが発表されたことで、考え始めたマシンセッティング。

速度域をどうするか各セクションの攻略に必要なセッティングは何かなど、考えるべき部分は多いです。

特にJCのような公式大会の場合、自分のマシンでの戦い方が重要になってきます。

 

 

✅この記事の内容

  • マシンのベースは公式用のMSフレキ
  • 前後バンパーはジャンプ時の安定性を意識
  • タイヤ周りの見直しで速度を上げる

 

この記事では、JC2022東京大会用のマシンについて。

自分なりに考えた戦い方と、そのためのマシンセッティングを紹介します。

 

 

JC2022のコースレイアウトで最も重要になってくるのは、デジタルDBをどう攻略するかです。

飛び越すくらいの速度を出すのか、それともブレーキで調整して安全にクリアするのか。

 

速度を出すことを考えた場合、常に同じ速さを出し続けるようなセッティングが必要になってきます。

逆にブレーキを効かせる場合は、数ある角度の違うバンクに対する調整が必要。

 

考えた結果、今回のマシンは速度勝負を目標にすることに。

そのために足りない部分を、モーターやタイヤ径などで補うようにしました。

 

実際に大会に参加し、コースを走らせてみないと結果はわかりません。

しかしある程度自分なりのコンセプトを決めて挑んだ方が、次の大会にもつながってきます。

 

 

 

マシンのベースは公式用のMSフレキ

マシンのベースは公式用のMSフレキ

鬼門のデジタルDBは、2019のスプリングで経験

鬼門のデジタルDBは、2019のスプリングで経験

今回のマシンのベースとなっているのは、公式大会用としていたMSフレキです。

 

JC2022のコースで鬼門となってくるのは、「AREA D2B」といわれる2連続のデジタルDB。

デジタルDBについては、2019年のスプリング大会で経験しています。

 

その時に使っていたのはMAシャーシのマシンで、2つ目のDBに着地した際にコースアウト

なのでデジタルDBでは、シャーシが弾かれたら終わりだという印象です。

 

今回は少しでも衝撃を和らげられるように、柔軟性のあるMSフレキをベースとしました。

 

 

 

 

スピード勝負か、安全にブレーキ調整か

スピード勝負か、安全にブレーキ調整か

今回のJCへの戦略として考えていたのは、2パターン。

 

まずは速度を上げて少しでも遠く、あわよくばデジタルDBを飛び越えるくらいに着地する方法

もうひとつはブレーキを効かせて、安全にデジタルDBをクリアする方法です。

 

飛び越えを狙った場合、それなりのマシンスピードが必要になってきます。

そしてそのスピードを、5周全てで維持する必要も。

さらに先を考えれば、同じ電池で2次予選も走ることになってくるのがむずかしい部分です。

 

逆にブレーキを効かせる場合、さまざまな角度のバンクもあるのでセッティングがむずかしくなってきます。

 

角度の違うバンクに対して、減速しないようなブレーキセッティングが必要。

そしてブレーキの調整によって、安全な速度でデジタルDBに突入してクリアすることはできます。

しかし同じレースに速いマシンがいた場合、追い付かれてしまう可能性も。

 

両方の戦略を天秤にかけた結果、今回は速度勝負で走り切る方向に

今のマシンにできる、最高速度を目指すことにしました。

 

 

 

前後バンパーはジャンプ時の安定性を意識

前後バンパーはジャンプ時の安定性を意識

安定のための前後スラダンは、速度にも影響か

安定のための前後スラダンは、速度にも影響か

今回はジャンプに安定性を持たせるため、前後共にスライドダンパーにしています。

 

マシンの速度を上げた時に問題となってくるのは「スタートアップヒル」

まっすぐにマシンが飛ばないと、バンクやバンク下でコースに衝突しコースアウトにつながってきます。

 

そんなセクションで少しでもマシンをまっすぐ飛ばすため、スライドダンパーは必須だと考えました。

コースの壁になどよる少しのギャップを無くすことで、マシンのジャンプ姿勢を安定させられればと。

 

さらに前回の公式大会で取り付けた、フロントのAT機能もそのまま。

コースへの多少の乗り上げをいなす意味では、必要かと考え取り付けています。

 

マシンの速度を上げるのが、今回のセッティングの中心。

しかしその上で重さにもなってくるATスラダンを取り付けるのが、速度の面で正解かはむずかしい部分です。

 

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B-MAXマシンでの経験からフロントを13mmに

B-MAXマシンでの経験からフロントを13mmに

今回の公式マシンは、フロントローラーを13mmの2段アルミローラーにしてみました。

 

これまでであれば、当たり前のように5レーンコースでは19mm径のローラーを使ってきました。

しかしそれを今回は、あえて径の小さい13mmローラーに。

その目的も、ジャンプ時の姿勢を安定させるためなのがあります。

 

ジャンプ姿勢を考えるのであれば、径の大きいローラーの方が安定はしてきます。

しかし今回は、コーナー後のマシン姿勢も意識。

 

これはB-MAXマシンでの経験から、今回は試してみようという部分になってきます。

スライドダンパーもあるので、多少のコースのギャップであれば問題も無いだろうと。

 

今回はB-MAXマシンから学んだ経験を活かそうと、フロントのローラー径を小さくしています。

 

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タイヤ周りの見直しで速度を上げる

タイヤ周りの見直しで速度を上げる

モーターや電池、タイヤ径で速度を上げる

モーターや電池、タイヤ径で速度を上げる

マシン速度を上げるために必要なのは、モーターや電池などのパワーソースの部分か、タイヤになってきます。

 

マシンを速くしようとした場合、方法としては2つ。

マシンのセッティングで上げるか、パワーソースで上げるか。

 

パワーソースで速度を上げようとなると、電池やモーターのパワー次第

現状モーターに関しても、慣らしてはみたもののまだ正解かはわからない不確定な状態です。

なので今回はそんな不確定要素を補う意味でも、タイヤ径を現状の24mm径から大きくすることで速度を伸ばそうと。

 

着地時の安定性も変わってきますが、今回は速度アップを1番に考えセッティングしています。

 

 

 

速度を稼ぐ分、安定性と重さが変わってくる

速度を稼ぐ分、安定性と重さが変わってくる

タイヤでの速度アップのため、今回は純正のローハイトローフリクションタイヤを使っています。

 

24mm径以上のタイヤで考えた場合、純正のローハイトタイヤであればそれなりに速度も出せるのではと。

ローフリクションタイヤを使えば、滑りやすさの面でも速度は稼げます

 

しかし純正のローハイトタイヤを使うのは、デメリットとなってくる部分も。

26mm径だと24mm径に比べて着地時の安定性、タイヤ自体の重さも変わってきます。

 

なのでタイヤ径を大きくして速度アップを考える反面、タイヤの重さは増すことになっています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ローフリクション 小径ローハイトタイヤ (2本 マルーン) ジャパンカップ2020 95140

 

 

 

自分なりに考えをまとめて大会に挑む

自分なりに考えをまとめて大会に挑む

JC2022のコースレイアウトで最も重要になってくるのは、デジタルDBをどう攻略するか

飛び越すくらいの速度か、ブレーキで調整して安全にクリアするのかになってきます。

 

速度を出す場合、常に同じ速さを出し続けるようなセッティングが必要。

逆にブレーキを効かせる場合は、数ある角度の違うバンクに対する調整が必要になってきます。

 

なので今回のマシンは、速度勝負を目標にすることに。

そのために足りない速度の部分を、モーターやタイヤ径などでも補うようにしています。

 

どんなに考えたセッティングも、実際に大会に参加してコースを走らせてみないと結果はわかりません。

しかしある程度、自分なりのコンセプトを決めて挑んだ方が次の大会にもつながってきます。

 

JC2022の東京大会が、今後も開催されることを願って

少しずつマシンセッティングを改良していければ、というのも戦略になってきます。

 

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