【セッティングの選択肢】前後バンパーを載せ替え可能に|3レーン用のMSフレキを見直し

2022MSマシン
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コースによってバンパーを替えられるマシンを作りたい…

 

ミニ四駆は、コースレイアウトによっても走りが変わってきます。

そんな走りの違いに大きく影響してくるのが、マシンセッティング

バンパーの種類ローラー径によっても、マシンの走りは変化。

載せ替え可能なバンパーを用意しておくことで、コースに合わせたセッティングの幅も広げることができます。

 

 

✅この記事の内容

  • フロントバンパーはピボットとスラダン
  • リヤバンパーは19mm用と13mm用に
  • ペラタイヤも新しく作成

 

この記事では、3レーンマシン用に作成した載せ替えバンパーについて。

前後バンパーの載せ替え方と、新しく作成したペラタイヤについても紹介します。

 

 

今回は、3レーン用マシンを大きく見直しました。

 

  • フロントバンパーはピボットとスラダン
  • リヤバンパーは19mmと13mm
  • 使い古いしたペラタイヤを新しく作成

 

前後バンパーを載せ替えできるようにしたことで、コースレイアウトに合わせた変更が可能に。

前後ともにベースとなる部分を共通にしたことで、シャーシユニットの取り外しなどせずに載せ替えができるようにしました。

 

また使い古して劣化してきたペラタイヤのデメリットも考え、新しく作成。

タイヤ径などは同じでも、精度やグリップ力などでこれまでより走りに良い影響になるはずです。

 

 

 

フロントバンパーはピボットとスラダン

スラダンは段下げ加工を追加

新しいマシンのコンセプトとして、コースに合わせて使い分けられるバンパーにしました。

それに合わせてフロントバンパーは、ピボットとスラダンを載せ替え可能に

 

基本はこれまで使っていた、治具を使って作成したスライドダンパー

今回はローラー位置を低くするために、段下げ加工もしています。

 

バンパーの段下げ加工以外は、特に大きな変更はなし。

ATバンパーとの載せ替えをしやすくするため、ベースのプレートはそのまま使っています

 

ベースプレートの強度面の補強として、2.0mm中空プロペラシャフトを使って補強しています。

 

治具を使ったスライドダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

ピボットATは一般的な作り方

スライドダンパーとの載せ替えとして、ピボット付きのATバンパーを作成しました。

 

ピボットATとスラダンでは、バンパーとしての性能も変わってきます。

スライドダンパーは、コースでの衝撃を吸収してマシンを安定させるもの。

 

それに対してピボットATは、ピボットでコースの影響を受けにくくします。

しかしスラダンのようにスライドしない分、リジットバンパーに近い部分もあります。

 

今回のピボットATの作りは、これまで通りの一般的な作り方

スーパーX用カーボンをメインに、フルカウルカーボンでピボット部分を作成。

カーボンプレートを2枚重ね合わせて、強度を出すようにしています。

 

ピボットATを乗せるベースプレートは、リヤブレーキステーを使用。

既存のスラダンと同じ形にすることで、かんたんに載せ替えを可能にしています。

 

2種類のバンパーを用意することで、コースのレイアウトに合わせてスラダンとピボットATを使い分けられるようにしています。

 

ピボット付きATバンパーの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

リヤバンパーは19mm用と13mm用に

セイchan式が元の19mmバンパー

リヤバンパーについても、ローラー径によって変更可能にしました。

 

これまで使っていたのは、19mmローラー用のバンパー

セイchan式アンカーの作り方を参考に、リヤブレーキステー13mm直カーボンを加工して作成しています。

 

ローラー位置を後ろ目に設置できることによって、ジャンプ時の安定性などでメリットになっていました。

しかしローラーを取り付ける位置は決まっているので、19mmローラー以外は使いづらかった部分も。

 

コースによっては、ローラー径を変えたマシンの走りが気になる場合もあります。

そんな19mmバンパーと合わせて使えるバンパーとして、13mmローラー用のバンパーも作成しました。

 

セイchan式アンカーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

治具を使って作成した13mmバンパー

リヤの13mmローラー用バンパーも、同じ形状にすることで載せ替えしやすくしています。

 

リヤバンパーの元も、セイchan式アンカー

今回は、P!model laboから発売されている治具を使って作成しています。

 

使ったパーツとしては、オリジナルと同じでリヤブレーキステー13mm直カーボン

完成形が同じような形になるのはもちろん、治具による精度や効率の良さはメリットしかありませんでした。

 

バンパー後ろ側の抑えを共通させることで、付け替えた時のガタつきも無くなるように取り付け。

MSフレキのリヤユニットを取り外さなくても、付け替えができる仕様にしています。

 

商品リンク:P43 CCアンカープレート各種

 

 

 

ペラタイヤも新しく作成

使い古したタイヤは劣化してくる

前後バンパーの作成にあたって、使い古したタイヤも見直しました

 

これまで使っていたのは、23mm径の前後マルーンタイヤ

しかし数々のコースを走らせているうちに、それなりに劣化がみられてきました

 

タイヤを使い続けるデメリットとしては、タイヤ径の変化グリップ力の低下があります。

 

コースを走らせているほど、タイヤ表面はほんの少しながら削れていきます

また汚れなどによって表面のグリップ力なども劣化。

特にペラタイヤへの加工直後のタイヤと比較すれば、タイヤ表面の触り心地の違いもあきらかです。

 

そんな使い古したペラタイヤを、前後バンパーに合わせて作り直して交換しています。

 

 

加工の精度が仕上がりに影響

今回ペラタイヤを作るにあたっては、これまで以上に工程を踏んで作成しています。

 

ペラタイヤの作成では、加工の精度によって仕上がりも変わってきます

ただ加工すればいいわけではないことを経験してきたからこそ、今回は手間をかけて作成。

 

  1. シャフトブレードでホイール貫通
  2. ホイールの成形
  3. 瞬間接着剤でのタイヤの接着
  4. 誉ヤスリでの地道な削り
  5. デジタルノギスで測りながらの仕上げ

 

今回ホイールの選別はしていませんが、シャフトブレードを使ったことでそれなりにブレの少ないホイールを使うことはできています。

 

使ったタイヤは、ローフリクションローハイトタイヤ

再販が待ち望まれる中、手元の残りを使って作成しています。

 

ホイールをはじめ、デジタルノギスで測りながらの加工によってそれなりの精度のペラタイヤが完成。

少なくとも、使い古したタイヤよりはマシンの走りに良い影響を与えてくれるはずです。

 

ペラタイヤの作り方としては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

レイアウトに合わせて変えられるように

レイアウトに合わせて変えられるように

今回は、3レーン用マシンを大きく見直し

 

  • フロントバンパーはピボットとスラダン
  • リヤバンパーは19mmと13mm
  • 使い古いしたペラタイヤを新しく作成

 

前後バンパーを載せ替えできるようにしたことで、コースレイアウトに合わせた変更を可能にしています。

また前後ともにベースとなる部分を共通にしたことで、シャーシユニットの取り外しなどせずに載せ替えができるように。

 

使い古して劣化してきたペラタイヤも、デメリットも考え新しく作成。

タイヤ径などは同じでも、精度やグリップ力などでこれまでより走りに良い影響になるはずです。

 

 

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