【改造に必須】おすすめのFRPとカーボン|種類と違いも合わせて紹介

FRP,カーボン
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おすすめのFRPやカーボンはどれ?

 

ミニ四駆の改造に必須となってくるのが、FRPやカーボンなどのプレート類

使い方としても、バンパーの補強ローラー幅の延長などいろいろ
さらに数ある形状のFRPやカーボンプレートを加工することで、使い方の幅も広がってきます。

 

 

✅この記事の内容

  • FRPプレートの種類
  • カーボンプレートの種類
  • FRPとカーボンの違い
  • おすすめのFRPとカーボン
  • カーボンの方が使われている理由

 

この記事では、おすすめのFRPとカーボンについて。
FRPとカーボンの特徴や違いさらにカーボンの方が使われている理由も合わせて紹介します。

 

 

ミニ四駆の改造に欠かせないFRPとカーボンには、多くの種類があります。

 

2025年現在、通常販売がほとんどのFRPプレートは15種類以上
逆にカーボンプレートは限定販売が多いため、通常品としては4種類になります。

 

そんな数あるFRPとカーボンの中でも、おすすめなのはこの3種類

リヤブレーキステー フルカウル用プレート マルチ補強プレート
FRP カーボン FRP カーボン FRP カーボン

 

今のミニ四駆の改造では、無加工レギュレーションでない限りFRPもカーボンも多くが加工して使われています

 

そんな中でも特に、面積の大きいリヤブレーキステー加工のバリエーションも多いのが特徴的
バンパーローラーの取り付け用としてなど、通常のプレートとは違った改造も可能になってきます。

 

FRPもカーボンも、プレートの形状によって改造に使いやすい部分が変わってきます。

 

そのままでも使い勝手の良いFRPやカーボンも多いので、種類を知ることで改造の幅も広がってきます

 

商品リンク:リヤブレーキステー(FRP /カーボン
商品リンク:フルカウル用プレート(FRP /カーボン
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FRPプレート(G-FRP)

FRPプレート(G-FRP)

FRPプレート(ステー)の種類

※2025年5月時点

ミニ四駆のGUPとして代表的なパーツが、ガラス繊維の「FRPプレート」になります。

 

FRPとは、「Fiber Reinforced Plastics」の略。
なので実際はガラス繊維で作られているFRPは「G(Glass)-FRP」になりますが、この記事の中では、わかりやすく「FRP」として紹介していきます。

 

FRPプレートは改造に欠かせないGUPとして、昔からミニ四駆の改造に使われてきました

FRPは、細く柔軟性の高いガラス繊維を固めて作られています。
このため強度が高く、パーツとしても軽いのが特徴でした。

 

ただFRPの素材として使われているガラス繊維は、人体にとっては悪影響なもの
なのでFRPの加工の際は、肺に吸い込まないようにマスクなどの防護も必須になってきます。

 

FRPプレートやFRPステーとしての形状も、使い方によってさまざま
今では通常品だけでも、20種類近い数が発売されています。

 

素材や製造工程によって、FRPはカーボンより安価に手に入れることができるのが大きなメリットになります。

 

 

FRPプレートの特徴

FRPプレートの特徴

通常品として発売され手に入れやすい

通常品として発売され手に入れやすい

FRPプレートやFRPステーについては、基本的に通常品番として発売されています。

 

ガラス繊維がメインで作られているのが、FRPプレート。
カーボンプレートとの素材の違いから、パーツの価格としても安くなっているのが特徴です。

 

もともとミニ四駆のGUPとして発売されたのも、FRPプレートから

さまざまなシャーシや用途によって形状が変化し、今では20種類近いFRPプレート(ステー)が発売されています。
そしてそのほとんどのFRPが通常品番として発売され、手に入れやすくなっています

 

価格が安くて種類も多く、さらに手に入れやすいのもあって初心者向けの改造パーツとしても重宝されています。

 

カーボンには無い特殊な形状がある

カーボンには無い特殊な形状がある

FRPはカーボンに比べて種類も多いので、カーボンには無い形状をしたプレートも発売されています。

 

主なFRPプレートとしては、前後バンパーの補強サイドマスダンパー用として使われます。
しかし中には、限られた使い方や使い方のむずかしいFRPも。

 

特にショートマルチ補強プレートサブプレートについては、使いどころがむずかしいパーツのひとつ。

無加工での改造であれば、使い所がありそうな形状のプレート。
しかし今はFRPプレートも加工によって任意の形で使えるので、特別使う理由もありません。

 

なので特別な形状のFRPについては、ストッククラスのような無加工レギュレーションの方が使う場面が多くなってきます。

 

カーボンには無いプレート形状は、組み合わせによってマシンに合わせて改造していく時に使いやすくなってきます。

 

 

 

カーボンプレート(C-FRP)

カーボンプレート(C-FRP)

カーボンプレート(ステー)の種類

FRPの次にミニ四駆用のGUPとして改造に使われ始めたのが、「カーボンプレート」になります。

 

カーボンプレートは、ガラス繊維よりも強度の高い炭素繊維が材質。
その作り方としても炭素繊維がティラミスのように薄い層が何枚も重ねて作られているので、正確には「C(Carbon)-FRP」になってきます。

 

炭素繊維は、ミニ四駆のようなモータースポーツでは代表的に使われている材質。
なのでカーボンプレートは、強度面ではFRPの何倍もの強度になっています。

 

ただし、カーボンプレートを使う場合の注意点もあります。

カーボンプレートの場合、皿ビス加工などを深くやりすぎると重なっている層が剥離してしまうことが。
これはいくつもの層が重なっているカーボンプレートだからこそ、剥離しやすいので加工の際の注意も必要になってきます。

 

カーボンはFRPとは素材も違うため、製造するのに手間がかかるのも特徴。
実際に通常品として発売されているカーボンプレートについては、4種類だけ

 

その他のカーボンプレートについては限定品となるため、期間限定のスポット生産になっています。

 

 

カーボンプレートの特徴

カーボンプレートの特徴

限定品が多く価格が高い

限定品が多く価格が高い

カーボンプレートは、前述の通り基本的に限定品での発売が多くなっています。

 

FRPとは違い、カーボンプレートは限定商品として発売されることがほとんど。
これは材質生産工程の部分で、FRPとは違いがあるためです。

 

なのでFRPプレートに比べて、カーボンプレートはパーツとしての価格も高くなっています。

炭素繊維が素材となっていることから、元の価格が高い
さらに限定品のカーボンプレートとなれば、パーツとしての貴重価値も増してきます。

 

デザインや形状で人気のものも多いので、レアなカーボンプレートほど価格は上がっています

 

JCモデルは毎年デザインや形状が違う

JCモデルは毎年デザインや形状が違う

カーボンプレートの中には、限定品の中でも一部特別なカーボンプレートも多いです。

 

カーボンプレートの種類としては、形状だけでなく厚みやデザインが違うものもあります。

代表的なのが、ジャパンカップモデルのカーボンプレート
毎年発売されるJCモデルのカーボンプレートは、プリントデザイン形状が少し違うプレートが多くなっています。

 

さらに通常のカーボンプレートのほとんどが1.5mm厚なのに対して、3mm厚のカーボンも。
カーボンの厚みがある分、プレートの強度が増しているのが特徴になっています。

 

他にもラメ入りデザインのカーボンや、シルバーデザインのカーボンも。

 

発売から時期が経っている商品も多いため、貴重なカーボンプレートほど入手難易度や価格も高くなっています。

 

3mmカーボンについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

FRPとカーボンの違い

素材 価格 硬さ 重さ
FRP ガラス繊維 安い 柔らかい 重い
カーボン 炭素繊維 高い 硬い 軽い

※2種類で比較した場合

価格

価格

FRPとカーボンの違いのひとつが、パーツとしての価格になってきます。

 

同じ形状のマルチ補強プレートの場合、FRPが約200円なのに対しカーボンは約900円
パーツとしての価格としては、約4倍の違いが出てきます。

 

ミニ四駆の改造では、使い方によっては何枚もプレートが必要になる場合も。

そんな時にFRPとカーボンでは、必要なパーツ代として大きな違いになってきます。
特に子どもやミニ四駆初心者にとっては、カーボンプレートは改造に使うハードルも高くなってしまうのがむずかしい部分。

 

FRPとカーボンでは、剛性や柔軟性などそれぞれのメリットデメリットがあります。
ただし改造のためにパーツを揃えるという部分においては、価格の安いFRPの方が手を出しやすくなっています

 

 

硬さ

硬さ

FRPとカーボンでは、プレートの剛性も変わってきます。

 

前述の通り、FRPとカーボンでは使われている素材が違います。

FRPがガラス繊維なのに対し、カーボンで使われているのは強度のある炭素繊維
なのでプレートの強度の部分では、使われている素材による違いが出ています。

 

改造に使うパーツによっては、走行中にマシンにかかる負荷による影響も変化。

カーボンは強度があることによって、走行中にかかる負荷によるイレギュラーな動きが少ない。
逆に強度の劣るFRPを使っていた場合、走行中の力によってはフロントローラーのスラスト角が変わる可能性も出てきます。

 

なので負荷の大きいフロントバンパーなどは、強度のあるカーボンプレートが使いやすくなってきます。

 

 

柔軟性

柔軟性

カーボンに比べて強度の劣るFRPだからこそ、柔軟性を活かした使い方をすることもできます。

 

FRPはガラス繊維のため、カーボンに比べて柔らかいという特徴が。
なので実際に手に取って比較してみても、カーボンよりもかんたんな力でしならせることができます。

 

このFRPの柔軟性を、マシンセッティングに活かすことも可能になってきます。

たとえば、リヤブレーキとして使われる「リヤブレーキステー」をFRPとカーボンで比較した場合
リヤブレーキをFRPにすることで柔軟性が出て、実際にコースに接触した時にブレーキを少し粘るように当てることができます。

 

ただこのFRPの特徴は、走行中の負荷によってカーボンよりも捻れやすく折れやすいというデメリットにも。
なので速いマシン大きな負荷がかかる部分には、FRPが使いづらい点には注意が必要です。

 

FRPプレートは比較的手に入れやすいので、初心者や子どもにも使いやすいGUP

 

気になるFRPの見た目についても、一手間加えることで印象を変えることができます。

 

FRPの加工については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

おすすめのFRPとカーボン

リヤブレーキステー フルカウル用プレート マルチ補強プレート
FRP カーボン FRP カーボン FRP カーボン

リヤブレーキステー

リヤブレーキステー

FRPでもカーボンでも、1番使い勝手が良いのがリヤブレーキステーになってきます。

 

リヤブレーキステーは、その名の通りブレーキ用のプレート
プレートとしての面積が広いため、前後のブレーキを貼るのに使いやすい形状になっているのが特徴です。

 

さらにリヤブレーキステーは面積が広いことによって、加工次第でいろいろな形にすることも可能

  • ピボットバンパー
  • 段下げスラダン
  • ATスラダンの稼働部分

 

バンパーのベースプレートとしての加工や、ローラーの取り付け部分への加工など。
ビス用の穴も多いため、活用することでいろいろな使い方があります。

 

リヤブレーキステーはそのままでも使い勝手が良いので、初心者にも使いやすいプレートになっています。

 

商品リンク:FRP リヤブレーキステーセット
商品リンク:HG カーボンリヤブレーキステー (1.5mm) J-CUP 2023

 

 

フルカウル用プレート

フルカウル用プレート

フルカウルミニ四駆用のFRPやカーボンも、使い勝手が良いのでおすすめです。

 

フルカウル用プレートは、通常のバンパープレートと違って弓形の形状をしています。

この弓形の形状によって、他のプレートとはローラーを取り付ける位置にも違いが。
実際に比較してみても、フルカウル用プレートの場合同じ径のローラーでも後ろ目に取り付けることが可能になります。

 

前後ともに、ローラー位置が下がることでメリットがあります。

フロントであればタイヤに近づくので、コーナリングの速度でメリット。
またリヤローラーの場合は後ろ目になることで、ジャンプ時などでマシンの安定性が増してきます。

 

フルカウル用プレートなら、いま流行りのアンカーなどもかんたんに作ることができます。

 

商品リンク:FRP フロントワイドステー (フルカウルミニ四駆タイプ)
商品リンク:HG カーボンフロントステー (1.5mm) フルカウルミニ四駆タイプ J-CUP 2023

 

アンカーの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

マルチ補強プレート

マルチ補強プレート

FRPやカーボンの元となるマルチ補強プレートは、さまざまな場面で使うプレートです。

 

FRPやカーボンプレートの代表格となってくるのが、「直FRP」や「直カーボン」とよばれるマルチ補強プレート
直線的な形状によって、いろいろな改造の補強としても使われるパーツです。

 

  • 左右ローラーの支え
  • 提灯のアーム
  • シャーシへの補強

 

代表的な使い方としては、コの字型のフロント提灯のアームとして。
直プレートを組み合わせてタイヤと干渉する部分をカットすることで、提灯として使うことができます。

 

他にもバンパーやシャーシの補強など、加工次第で使い所がいろいろ

 

今では13mmローラー用のプレートもあるので、使い方のバリエーションも広がっています

 

商品リンク:FRPマルチ補強プレート
商品リンク:HG カーボンマルチ補強プレート (1.5mm)

 

フロント提灯については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

カーボンの方が使われる理由

カーボンの方が使われる理由

速いマシンほど強度が必要

速いマシンほど強度が必要

速度域の上がった現代ミニ四駆の場合、強度のあるカーボンの方が改造に多く使われています

 

昔のミニ四駆のマシン速度であれば、FRPプレートによる改造でも十分な強度でした。
しかし今のマシン速度では、FRPが走行中の衝撃で歪んだりプレートが折れてしまう場合も。

 

そんな強度面の不安から、タミヤのGUPとしてもカーボンプレートが発売されています。

FRPのガラス繊維に対して、カーボンの炭素繊維は何倍もの強度
なのでこの素材による強度の違いがプレートの硬さの差になり、速い速度域でのマシンの安定性につながってきます。

 

昔にくらべて現代ミニ四駆の速度域は上がり、マシンにかかる負荷も大きい

そんな背景もあり、速いマシンほどFRPよりカーボンの方が改造に使われています

 

 

FRPより軽い

FRPより軽い

カーボンプレートが好まれて使われている理由には、FRPに比べて軽さもあるからです。

 

FRPとカーボンを比較すると、ほんの少しカーボンの方が軽くなっています。

一般的なFRPプレートが約1.7gなのに対して、カーボンプレートは約1.35g
マシンの改造にはいくつかのプレートが使われているからこそ、マシン全体の重さとしては差が出てきてしまいます

 

軽いマシンほど速いのが、ミニ四駆。

特に今のミニ四駆では、重さのあるマスダンパーも基本的な改造には必要になってきます。
そんなマシンの安定性に欠かせないマスダンパーを取り付けるからこそ、それ以外の部分はできるだけ軽くしたい。

 

だからこそ、強度もあって軽いとなればカーボンプレートの方が改造パーツとしても使いやすくなってきます。

 

マスダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

おすすめのFRPとカーボン まとめ

おすすめのFRPとカーボン まとめ

ミニ四駆の改造に欠かせないFRPとカーボンには、種類がたくさん。

2025年現在、通常販売がほとんどのFRPプレートは15種類以上
逆にカーボンプレートは限定販売が多いため、通常品としては4種類になります。

 

そんな数あるFRPとカーボンの中でも、おすすめはこの3種類

リヤブレーキステー フルカウル用プレート マルチ補強プレート
FRP カーボン FRP カーボン FRP カーボン

 

今のミニ四駆では加工して使われることが多い中、特に面積の大きいリヤブレーキステー加工のバリエーションも多いのが特徴的
バンパーやローラーの取り付け用としてなど、通常のプレートとは違った改造も可能になってきます。

 

FRPもカーボンも、プレートの形状によって改造に使いやすい部分が変わってきます。

 

そのままでも使い勝手の良いFRPやカーボンも多いので、種類を知ることで改造の幅も広がってきます

 

商品リンク:リヤブレーキステー(FRP /カーボン
商品リンク:フルカウル用プレート(FRP /カーボン
商品リンク:マルチ補強プレート(FRP /カーボン

 

ムーチョ

ミニ四駆歴10年目。小学生以来のミニ四駆に復帰後、公式大会をメインに参加してます。自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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