【ミニ四駆に必須】グリスの正しい塗り方|必要な理由と塗るべき場所

組み立て
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ミニ四駆のグリスってどうやって塗るの?

 

ミニ四駆の組み立てや改造に欠かせないのが、「グリスアップ」

グリスやオイルなどを使うことで摩擦抵抗が軽減されマシンの速さも変わってきます。

さらに各パーツの摩耗も防ぐことができるので、適切なグリスアップが重要になります。

 

 

✅この記事の内容

  • グリスアップが必要な理由
  • グリスアップするべき場所
  • グリスアップの注意点

 

この記事では、ミニ四駆のグリスの塗り方について

グリスアップが必要な理由と、グリスを塗る場所や注意点などについても紹介します。

 

 

マシンのメンテナンスに欠かせないグリスだからこそ、正しい使い方が大切になっていきます。

 

正しいグリスの塗り方

  • グリスを塗る部分のゴミを取る
  • 適量のグリスを伸ばして塗る
  • 必要以上に塗りすぎない
  • 1度スイッチを入れて5秒ほど馴染ませる
  • 過剰なグリスやオイルは拭き取る

 

グリスアップで重要なのは、適切な量を必要な部分に塗ることです

 

摩擦抵抗を減らして速くするためのグリスも、塗りすぎては逆効果

オイルペンや細い筆などを使うことで、細かい部分にも塗ることができます。

 

過剰なグリスアップはマシンに逆効果なだけでなく、コースを汚してしまう可能性もあります

なのでグリスアップ後は、1度スイッチを入れて余分なグリスを拭き取ることも大切になっていきます

 

おすすめのグリスについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

グリスアップが必要な理由

グリスアップが必要な理由

抵抗を減らして速くする

抵抗を減らして速くする

グリスアップをする理由のひとつは、摩擦による抵抗を減らすためです

 

ミニ四駆の場合、様々なパーツの組み合わせでマシンが走っています。

電池とモーターからのパワーを各種ギヤに伝え、そこからシャフトタイヤへパワーを

 

この一連の流れの中で、各パーツの接触による摩擦抵抗も出てきます。

摩擦抵抗というのは、マシンの速さの面ではデメリットに

 

そこへグリスを塗ることで、摩擦抵抗を軽減

回転をスムーズにし、結果的にマシンを速くすることができます。

 

 

パーツの消耗を減らす

パーツの消耗を減らす

適量なグリスアップをすることで、各パーツの摩耗を防ぐこともできます。

 

高回転モーターで走るミニ四駆の場合、各パーツにかかる負担も大きいです

特にギヤの歯や、接触するシャーシ部分にはそれなりに負担がかかります。

 

そんな負荷がかかる部分にグリスアップすることで、負担を軽減

シャーシにかかる負荷が軽減するので、マシンを長持ちさせることもできます。

 

マシンの速さのために欠かせないグリスアップは、マシンの負荷を軽減させる働きもあるのが特徴です。

 

 

 

グリスアップするべき場所

グリスアップするべき場所

ギヤ周り

ギヤ周り

ギヤ周りのグリスアップは、ミニ四駆のメンテナンスに欠かせません。

 

ミニ四駆の組み立て説明書にも、グリスマークがあります。

そこに記載があるように、ギヤの歯の部分は忘れずにグリスアップ

 

さらに忘れがちなのが、ギヤとシャーシが当たる部分

ギヤの側面などがシャーシに接触すると、抵抗になります。

この摩擦抵抗によって、マシンの速さにも影響が

そんな抵抗を減らすためにも、ギヤの側面にもグリスアップが必要になってきます。

 

この時、グリスをベッタリ塗りすぎないことも重要になってきます。

 

 

プロペラシャフト

プロペラシャフト

ギヤ周りとしては、プロペラシャフトのグリスアップも必要になってきます。

 

プロペラシャフトのグリスアップとしては、他のギヤと噛み合わせる歯の部分

そしてシャーシと接触する部分もグリスアップが必要になります。

 

プロペラシャフトの場合、シャーシ側にプロペラシャフトの受けがあります。

その受けの部分にプロペラシャフトが接触すると、摩擦抵抗が

そんな抵抗を減らすためにも、ギヤだけでなくシャフトの受け部分もグリスアップが必要になります。

 

しっかりグリスアップをしても、マシンを走らせ続けていると消耗してくるので細かなメンテは必要です。

 

 

軸受け

軸受け

シャーシの軸受け部分にも、グリスアップは欠かせません。

 

シャーシの軸受けとは、タイヤを取り付けたシャフトを通す部分

タイヤが回転すると、シャフトが通った軸受け部分に当たってきます。

 

タイヤを抵抗なくスムーズな回転にするためには、軸受けの摩擦抵抗も重要

軸受けのシャフト部分にグリスアップすることで、タイヤの回転もスムーズにすることができます。

 

グリスアップが必要なのは、あくまでもPOMなどの軸受けの場合

ボールベアリングの場合は、脱脂をすることで回転をスムーズにすることができます。

 

軸受けの種類やベアリングの脱脂については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

プラローラー

プラローラー

プラローラーも取り付け時にグリスアップすることで、回り方が変わってきます。

 

キット付属のローラーとしても使われる、プラローラー

最近ではGTアドバンスマシンでも、プラローラーが多く使われています。

 

そんなプラローラーの場合、取り付けにはプラローラー用のビスツバ付きの真鍮などが必要。

このビスや真鍮とローラーが接触する部分に、グリスアップが必要になります。

説明書などにも記載がある通り、グリスアップすることでローラーの回転も変化

 

ちょっとした一手間にはなってきますが、やるやらないではマシンの速さも変わってきます

 

GTアドバンスについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

グリスアップの注意点

グリスアップの注意点

グリスを塗りすぎない

グリスを塗りすぎない

グリスアップの時の注意点は、グリスを塗りすぎないことです。

 

グリスというのは、あくまでもマシンが走る上での潤滑油

なのでグリスをたくさん塗ったからといって、マシンが速くなるわけではありません

 

重要なのは、グリスは薄く塗り伸ばすこと

グリスも塗りすぎてしまうと、逆に抵抗になってきます。

 

オイルであればかんたんに薄く塗り伸ばすことができますが、グリスは意識的にやる必要があります。

オイルペンはもちろん、細い筆があればかんたんに塗り伸ばせるのでおすすめです。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップパーツ GP.465 ミニ4駆 オイルペン 15465

 

 

必要な場所以外に塗らない

必要な場所以外に塗らない

グリスアップをする場所は、必要な箇所にだけに留めておくことも重要になってきます。

 

グリスアップが必要な部分以外にグリスをつけてしまうと、マシンにとっては逆効果に

特にターミナル部分などに付着してしまうと、通電効率が落ちてマシンが遅くなってしまいます

 

さらにグリスアップとして、オイルを使う場合は要注意

オイルはグリスよりも飛び散りやすいので、タイヤが回転すると周りに飛び散ってしまいます。

 

グリスもオイルも、1度塗ったらまずはスイッチを入れてタイヤを回転

そして飛び散ったりした余分なグリスやオイルを拭き取ってから、コースを走らせます。

 

マシンの速さはもちろん、コースを汚さないためにも必要な調整になってきます。

 

 

 

正しいグリスの塗り方が大事

正しいグリスの塗り方が大事

マシンのスピードアップに欠かせないグリスだからこそ、正しい使い方が大切です

 

正しいグリスの塗り方

  • グリスを塗る部分のゴミを取る
  • 適量のグリスを伸ばして塗る
  • 必要以上に塗りすぎない
  • 1度スイッチを入れて5秒ほど馴染ませる
  • 過剰なグリスやオイルは拭き取る

 

グリスアップで重要なのは、適切な量を必要な部分に塗ることです

オイルペンや細い筆などを使うことで、細かい部分も塗りやすくなります。

 

過剰なグリスアップはマシンに逆効果なだけでなく、コースを汚してしまう可能性もあります

なのでグリスアップ後は、1度スイッチを入れて余分なグリスを拭き取ることも大切です

 

おすすめのグリスについては、こちらの記事で紹介しています。

 

コメント

  1. イカ缶 より:

    お久しぶりです!
    いやあやっぱグリスって大事ですよね。大きさが小さくても
    塗るのと塗らないので大きな違いがありますもんね。
    ところでムーチョさん、今vzのb-maxマシンを作っているのですが、おすすめの改造とかありますか?よかったら、ブログの新しい記事や返信などで教えてください!ちなみに、ルーターなどを持っていないため、皿ビス加工等が出来ません。
    よろしくお願いします。

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