使うシャーシによって改造の形が大きく変わってくるのがミニ四駆。
同じシャーシでも改造方法やパーツによって、全く別のマシンとなってきます。
✅この記事の内容
- MAシャーシから始まり知った、ミニ四駆の楽しさ
- これまで作った3種類のMAシャーシマシン
- 走り比べて気づいていった、MAシャーシの走らせ方
この記事では、僕が2018年から何台か作ったMAマシンについて。
同じMAシャーシでも、取り入れる改造やパーツによって走り方も別物になってきます。
MAシャーシのマシンを作っていて思ったのは、本当に改造がしやすいシャーシだということ。
特に片軸のシャーシと違って、プロペラシャフトがありません。
そのため駆動に関係するギヤ周りの手軽さは、大きなメリットとなってきます。
僕もそんなMAシャーシからミニ四駆に復帰したことによって、現代ミニ四駆について経験。
そしてマシンのコンセプトに合わせて改造を変えていくことで、走りの違いも知ることができました。
何台もMAマシンを作る中で、自分なりのMAマシンの形も知ることになりました。
MAシャーシから始まり知った、ミニ四駆の楽しさ
初心者向けのキットとパーツがそろった福袋
僕が小学生以来のミニ四駆に復帰したのが、MAシャーシでした。
その時は特に好きなマシンやシャーシを選ぶことはなく、ミニ四駆の福袋がきっかけでした。
そんな福袋の中に入っていたマシンのキットが、MAシャーシのトライゲイルでした。
それ以外にも、ファーストトライパーツを始めとする初心者向けの数々のパーツ。
福袋の中身が初心者向けのセットだったというのは、僕の中でも大きかったです。
駆動のむずかしさが無いから使いやすかった
ミニ四駆に復帰後、初めて触れるシャーシがMAシャーシだったというのは僕の中で大きかったです。
その理由として、シャーシの作りが良いため、駆動関係のむずかしさが無かったから。
特に片軸シャーシのようにプロペラシャフトがなく、ギヤなどの位置調整の必要もなかったのは取り組みやすかった部分。
当時は福袋の中身ということもあり、何気なく使い始めたMAシャーシ。
いま振り返ってみると、初心者にも扱いやすいシャーシと言われているのも納得です。
数を作って自分なりに感じたMAの良さ悪さ
僕の場合、ミニ四駆復帰後から1番多く触れてきたシャーシがMAでした。
ギヤなどの駆動周りに大変さがなかったのもあり、新しいマシン作りにも手を出しやすかったです。
そして同じMAのマシンでもそれぞれ改造の形を変えていくことで、走り方や特徴などの違いに気づけました。
初心者に扱いやすいと言われるMAシャーシも、人によってメリットデメリットが違ってきます。
僕自身もいくつものマシンを作る中で、自分なりに感じるMAシャーシの良い部分、気になる部分がありました。
これまで作った3種類のMAシャーシマシン
改造のしやすさがあったMAマシン
最初に組んだMAマシンが、僕の中でのミニ四駆のベースとなっています。
- 現代ミニ四駆に必要なパーツや改造
- 公式大会で必要となってくる改造
- コースを走らせる上で必要となる知識
最初はただパーツを付けるだけだったMAマシン。
しかしその時々やコースレイアウトによって、必要なセッティングに変更していきました。
特にJCなどの公式大会においては、そのコースレイアウトによって工夫も必要となっていました。
そんな時も、ベースのマシンがMAシャーシだったのは大きかったです。
その時々の改造によって、マシンが大きく変わってしまうこともありませんでした。
MAの良さも悪さも出たサイドマスダンMAマシン
2台目のマシンとして組んでいたのが、サイドマスダンパー仕様のMAマシンでした。
特にこのマシンによって、MAシャーシの走らせ方を知った気がします。
シャーシが丈夫で、駆動効率が良いと言われるMA。
だからこそ、シャーシの硬さのせいでコースアウトに悩まされることもありました。
そんな中で学んだのが、MAはコースに弾かれやすいからこそキレイに走ることが必要だということ。
4台目として組んだサイドマスダンMAでも、その走りを意識しての改造になっていきました。
MAの問題を打ち消すような柔らかMAマシン
MAマシンの3台目として組んだのが、これまでとは大きく違った作りのMAマシンでした。
前後ATバンパーやアンカーにすることで、バンパーには動くギミックを搭載。
これによって、MAシャーシが硬くてコースに弾かれやすいというデメリットを改善しようと考えていました。
これも、最初の2台のマシンでの経験があったからたどり着いた考え。
多少のマシンの姿勢の乱れであれば、バンパーがいなしてくれるのではと期待して作り始めました。
同じMAシャーシでも、マシンのコンセプトによって走り方が変わってくることを経験しました。
走り比べて気づいていった、MAシャーシの走らせ方
駆動の良さから来る速さは、公式大会も楽しめる
MAシャーシの駆動の良さは、他のシャーシにも比べても大きな特徴になってきます。
特にARやS2などの片軸シャーシを組んだ時は、特にその手軽さを感じました。
シャーシが丈夫なので、ギヤなどの駆動のガタ付きはほとんど無し。
そして片軸と違いプロペラシャフトが無いだけでも、扱いやすさは大きく違いました。
あまり手を加えなくても、最初からそこそこの速さで走ってくれるMAシャーシ。
だからこそ初心者時代のマシンでも、公式大会で楽しめる結果になっていたのではと思います。
剛性があるから弾かれないためのセッティングが必要
そんな扱いやすいMAシャーシだからこそ、ミニ四駆を走らせる上での走らせ方も経験できました。
ただマシンが速く走っても、コースアウトしては意味が無い。
そうならないためには、剛性のあるMAシャーシがコースに弾かれない必要がありました。
そのために必要だったのが、スロープやジャンプセクションなどでまっすぐ飛ばすセッティング。
コースアウトしないための走らせ方や、ジャンプ時などのマシンの挙動。
ミニ四駆を走らせる上で基本的な部分は、MAシャーシだったからわかりやすかった部分がありました。
柔らかMAマシンは1番手ごたえがあった改造
これまで4台のMAマシンを作ってきた中で、1番手応えがあったのがATバンパーの柔らかMAマシンでした。
シャーシの硬さから弾かれやすいというMAの問題を、バンパーのギミックによって回避する走り方。
もちろん最低限、マシンの挙動をまっすぐにする上での話にはなってきます。
それでも初心者としては、バンパーのいなしに多くの場面で助けられていました。
そんなマシンが公式大会でも通用していたことからも、走らせ方としては正解だったのではと感じています。
もっとセッティングの幅や精度を高めたマシンにすることで、できることも増えていたのではと。
それくらい、マシンの完成度として手ごたえがあった改造になっていました。
3種類のMAマシンもまだまだ少ない経験
ミニ四駆復帰後から数多く組んできた、MAシャーシのマシン。
MAシャーシに限らず、ひとつのシャーシを使い続ける良さを知るきっかけにもなりました。
同じシャーシで、違うマシンを組んでいくことでシャーシの良い部分、悪い部分が見えてきます。
僕の場合はMAだったから、MAマシン同士での比較になっています。
もし他のシャーシを何台も組んでいたら、それぞれの良さにも気づけていたかもしれません。
1台のマシンよりも複数台のマシン、ひとつのシャーシよりも複数のシャーシ。
比較対象が多いほど、経験も知識も変わってきます。
僕のMAシャーシでの経験も、そんな中の良いきっかけとなっています。
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