【JC2021】東京大会参戦マシン紹介|しっかり完走できたものの、足りなかった速度

JAPAN CUP2021
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JC2021に、どんな改造をしたマシンで参加したの?

 

レースは本番1発勝負となってくるのが、ミニ四駆の公式大会

今はノーピット/ワンウェイ方式が導入されているのもあり、会場によっては当日の他のレースの状況を知ることもむずかしいです。

そんな中でも必要となってくるのが、JCコースに合わせたマシンセッティングになってきます。

 

 

✅この記事の内容

  • MSフレキをベースに、JC対策を考える
  • 2レーンのLC対策
  • ムササビチェンジャーとVウェーブ対策
  • スラッシュバンク対策

 

この記事では、JC2021東京大会に参加した時のマシンについて。

各コースアウトポイントに合わせて対策した、マシンのセッティングについて紹介します。

 

 

JC2021東京大会での結果は、一次予選敗退

コースアウトすることなく1位で走っていましたが、最後の最後逆転され2位でした。

物足りない結果にはなりましたが、JC2021東京大会としてはこれで終わりになります。

 

それでも自分なりに考え、JC対策としてマシンをセッティングしてきました。

 

  • シャーシ:MS(フレキ)
  • モーター:HD3モーター
  • ギヤ比:4:1
  • タイヤ:24mmのマルーンタイヤ
  • LC対策:スタビポール
  • 前後バンパー:ATスライドダンパー

 

結果は一次予選敗退でしたが、各セクションでの手ごたえはしっかりとありました。

 

何よりも、コースアウトせずに完走できたというのは大きい部分。

マシンの改造の方向性が、間違ってはいなかったという自信にもつながってきます。

 

しかしマシンの速度が及ばなかったのも事実。

次の公式大会で目指すのは、コースアウトしない安定した走りはもちろん。

他のマシンと競えるような、マシン速度を上げられるようなセッティングも必要となってきます。

 

 

 

 

MSフレキをベースに、JC対策を考えた

MSフレキをベースに、JC対策を考えた

マシンのベースは、治具で作ったMSフレキ

マシンのベースは、治具で作ったMSフレキ

JC用マシンのベースは、3レーンで走らせていたMSフレキになっています。

 

このマシンは、ミニ四駆復帰後に治具を使って作ったもの。

JCの対策として、前後のバンパーは変更してあります。

 

しかしそれ以外は、作った時のまま変更なし。

なのでコースを走らせてきているのもあり、ある程度マシンの走りもわかっています

 

当選結果の発表から大会まで、日にちが無い中でのJC東京大会。

ある程度走りがわかっているマシンだからこそ、大会に合わせられると考え選びました。

 

 

 

コース内に復帰できるようなバンパーが必須

コース内に復帰できるようなバンパーが必須

JC2021のコースレイアウトに合わせ、MSフレキの前後バンパーだけ変更しました。

 

それまでのバンパーは、前後共にアンカー。

この状態でもそれなりに走っていたのですが、どうせ公式大会に参加するのであれば少しは対策してみようと。

 

JC2021のコースで必要となるのは、各セクションに合わせた改造。

特にコースの壁に乗り上げた時に、コース内に戻れるようなバンパーが必須だと考えました。

 

なので公式大会のコースは5レーンなのもあり、ローラー径も含めてバンパーごと変更しました。

 

 

 

「サプライズロード4」の、2レーンのLC対策

「サプライズロード4」の、2レーンのLC対策

3レーンでも苦戦するLCが、難易度の高い2レーンに

3レーンでも苦戦するLCが、難易度の高い2レーンに

レース開始直後のコースアウトポイントになってくるのが、市販の2レーンコースのLCです。

 

いつも3レーンコースを走らせていても苦戦するのが、LC。

LCの攻略は、マシンの速度が上がってくるほどむずかしくなってきます。

 

しかも同じLCでも、2レーン用と3レーン用では作りも大きく変化

以前2レーンのコースを経験しているのもあり、このむずかしさは知っていました。

 

まず最初の対策として、圧倒的に難易度の高い2レーンのLCを攻略する必要がありました。

 

 

 

スタビポールをLCのカバーに当てる

スタビポールをLCのカバーに当てる

今回2レーンのLC対策として、スタビポールを取り付けました。

 

市販の2レーンのLCには、コースの上にカバーが付いています。

マシンにスタビポールなどを付けることにより、LC進入時に上のカバーにポールを当てることが可能。

これによってLCでマシンが下向きになるので、少しはマシンの安定になるのではと。

 

マシンの見た目としては決してかっこよくはありません。

しかし、2レーンのLC対策としては効果を発揮してくれます。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップ No.59 GP.59 スタビライザーポールセット 15059

 

 

 

ムササビチェンジャーとVウェーブ対策

ムササビチェンジャーとVウェーブ対策

マシンがコースの壁に乗り上げるの前提で考える

マシンがコースの壁に乗り上げるの前提で考える

JC2021のコースの中でも、目立ってくるセクションのひとつがムササビチェンジャーです。

そしてその下を通過するのが、Vウェーブ

 

ムササビチェンジャーは、ジャンプ姿勢と飛距離が重要。

そのためにブレーキセッティングも考え、直前のバンクで少しでも速度を落とせるようにしました。

 

そしてそれ以上にむずかしくなるのが、下のVウェーブです。

マシンが跳ねた状態で、通過することになってきます。

過去のレースのダイジェストを見ても、どうしてもコースの壁にマシンが乗り上げてしまっていました

 

マシンがコースの壁に乗り上げることが前提

その後、スムーズにコース内に復帰できるようなセッティングが必要になってきます。

 

 

ATスラダンと引っかかり防止で、確実にコースに戻す

ATスラダンと引っかかり防止で、確実にコースに戻す

Vウェーブ対策で必要なのは、マシンのコース内への復帰率を高めること。

そのために前後のバンパーを、2軸のATスラダンにしました。

 

Vウェーブでは、マシンがコースの壁に大きく弾かれます。

バンパーをスライドダンパーにすることで、弾かれた時のマシンの走りを少しでも安定できればと。

さらにAT機能を付けることで、コースの壁に乗り上げた後の復帰率も高められればと考えました。

 

少しでもスムーズに復帰させるため、下段ローラーをテーパー状のベアリングローラー

そしてミニ四駆キャッチャー加工したアンダーガードを取り付けて、引っかかりを無くす。

 

可能な限りコースに復帰できるように、できる限りの対策をしました。

 

 

 

スラッシュバンク対策

スラッシュバンク対策

傾くコースで、マシンの速さとバランスが重要

傾くコースで、マシンの速さとバランスが重要

JC2020のコースにも登場していたのが、スラッシュバンクです。

 

コースの外側が高くなり、30度傾いた状態での走行。

マシンがほぼ壁走りをするような状態になってきます。

マシンが大きく傾くので、速さとバランスでコースアウトしないようにする必要がありました。

 

スラッシュバンクについては、JC2020にも登場していたのである程度情報が出ていました。

それらの情報を参考にして、確実にクリアできるセッティングが必要となってきます。

 

 

左側下段を17mmゴムリンローラーという、定番の対策

左側下段を17mmゴムリンローラーという、定番の対策

スラッシュバンク対策は、前回のコースからの対策を参考にさせてもらいました。

前後左側の下段に、17mmのゴムリング付きローラーを取り付け。

 

スラッシュバンクの対策として必要なのは、マシンが傾いた状態でも安定して走ること

マシンが傾いた時に、17mmのゴムリンローラーがコースの壁に接触。

しっかりとコースに食いつくことによって、マシンは安定してきます。

 

他のローラーは、主に19mm径のローラーを使用。

なので、スラッシュバンク以外のセクションではコースに当たらないようにしています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.161 GP.161 17mmアルミベアリングローラー 15161

 

 

 

 

まだコースアウトせずに、完走できただけ

まだコースアウトせずに、完走できただけ

いろいろ考え対策したマシンでの結果は、一次予選の速度負け

自分なりにJC2021対策を考えセッティングしてきたので、やり切った気持ちはあります。

 

  • シャーシ:MS(フレキ)
  • モーター:HD3モーター
  • ギヤ比:4:1
  • タイヤ:24mmのマルーンタイヤ
  • LC対策:スタビポール
  • 前後バンパー:ATスライドダンパー

 

コースアウトせずに完走できたというのは、公式大会に参加する上でも大きいです。

自分の考えたマシンの改造が、方向性として間違ってはいなかった自信にもなります。

 

もちろんこのセッティングも、自分のマシンだからそれなりに結果が出ただけ。

これ以上に有効なセッティングや対策は、人それぞれ変わってきます。

 

さらに完走できたものの、マシンの速度が及ばなかったのも事実です。

特に今回はスラッシュバンクでの減速が、最後に逆転された原因となりました。

次の公式大会で目指すのは、コースアウトしない安定した走りと、他のマシンと競えるような速度のセッティングになってきます。

 

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