ミニ四駆の「ナット」といっても、いくつかの種類があります。
少し大きさの違う「2mmナット」や「ロックナット」、さらにロックナットには各種カラーの「アルミロックナット」も。
そんな数あるナットも、それぞれの違いを知ることで使い分けることができます。
✅この記事の内容
- ミニ四駆のナットの種類
- それぞれのナットの特徴
- アルミロックナットのアルマイト落とし
この記事では、ミニ四駆のナットについて。
ミニ四駆に使われるナットの種類。
さらにそれぞれのナットの特徴や使い方についても紹介します。
ミニ四駆のナットには、「2mmナット」と「ロックナット」の大きく2種類があります。
ミニ四駆のナットの中でも、確実にパーツなどを固定できるのが通常のロックナット。
さらにアルミロックナットよりも消耗しづらいため、長く使い続けることが可能。
ただしロックナットは通常のGUPなどには付属していないため、ミニ四駆を始めたばかりの頃は手元に無い場合も多いです。
そんな時は、2mmナットをスプリングワッシャーと組み合わせることで確実な固定が可能に。
他にもアルミロックナットの使い方には、あえてアルマイト処理を落として使う方法もあります。

ナットにはいくつかの種類がありますが、コース走行中のトラブルを防ぐためにもナットを上手く使ってマシン改造していくことが必要になってきます。
ミニ四駆のナットの種類
2mmナット | ロックナット | アルミロックナット |
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ミニ四駆のナットは大きく2種類
ミニ四駆で使われているナットは、大きく2種類あります。
まず一般的にナットといわれているのは、いろいろなGUPに付属している「2mmナット」になります。
さらにロックナットの中には、アルマイト処理によって色が付けられた「アルミロックナット」も。
どのナットも、使い方としてはローラーやパーツが外れないようにビスに止める形で使用。
ビスに対してねじ込んでいくことで、しっかりと固定していくことができます。
ミニ四駆で使うビスの直径は2mmなので、どのナットもネジ穴部分の大きさは2mm。

しかし使うナットによって、取り付けた時の安定性や取り付け方が変わってきます。
2mmナットとロックナットの違い
2mmナットとロックナットでは、サイズや取り付けた時の安定感に違いがあります。
まず2mmナットとロックナットの違いは、ナットとしての外径の大きさ。
2mmナットの外径の大きさは、4mm。
それに対して、ロックナットの外径は4.5mmになっているので同じナットでも取り付ける際に使用するレンチのサイズも変わってきます。
さらに2種類のナットでは、ビスに取り付けた時の安定感も変わります。
2mmナットではネジ切りされているだけなのに対して、ロックナットではネジ部に樹脂が使われています。
この樹脂が使われているかどうかによって、ナットとしての安定感にも違いが。

さらにロックナットの方が一回り大きいため、パーツとしての重さも重くなっています。
ナットの取り付けに必要な工具
ミニスパナ | ドライバーセットPRO | ボックスドライバー |
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ミニ四駆でナットを取り付ける際は、「ミニスパナ」や「ボックスドライバー」が必要になってきます。
ナットの取り付け方としては、ビスに対してねじ込んでいくだけになります。
しかしビスと同じように、工具を使わないとしっかり取り付けることができません。
そこで必要になってくるのが、ミニスパナやボックスドライバーなどのナットを締め付けるための工具になります。
他にも多く使われているのがドライバーPROやボックスドライバーに付属しているボックスレンチで、4mmと4.5mmをナットに被せる形で使用します。
工具を使うことでプラスドライバーで同時に回す作業の際もブレにくく、安定してナットを締め込んでいくことが可能に。

ただしミニスパナは薄いので、2〜3枚貼り合わせた方が持ちやすくて使いやすくなります。
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商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ ボックスドライバー 4mm/4.5mm
ミニ四駆のおすすめ工具については、こちらの記事で紹介しています。
2mmナット
2mmナットのメリット
ミニ四駆でよくいう「ナット」とは、2mmナットを指すことがほとんどです。
GUPの中でも、キャップスクリューなど特定のセットにだけ付いているのが「ロックナット」。
どちらも「ミニ四駆用のナット」で間違いありませんが、改造する際などに使われる「ナット」とは2mmナットを指すことが多いです。
通常2mmナットは、ビスを固定する時などに使われます。
サイズもロックナットより一回り小さいので、同じナットでもマシンを軽くすることができます。
他にも2mmナットを皿ビス加工することで、皿ナットとして使う場合も。

皿ビス加工した部分に埋め込んで取り付けできるので、2mmナット分の厚みを出したく無い場合の取り付け方としておすすめです。
皿ナットの加工については、こちらの記事で紹介しています。
2mmナットの使い方
2mmナットの取り付けは、スプリングワッシャーと組み合わせる方が安定して取り付けることができます。
2mmナットは、ビスへの取り付け用にネジ切りされています。
しかしそのままの取り付けでは走行中の衝撃によって緩んできてしまい、取り付けたパーツが外れてしまうなどのトラブルも起きやすい。
そんな2mmナットだけでの固定では不安定な部分もあるので、スプリングワッシャーと組み合わせて使うことが多いです。
2mmナットとプレート類の間に挟んで取り付けることで衝撃を吸収し、2mmナットを緩みにくくすることができます。
スプリングワッシャー分のパーツの数や重さは増しますが、それでもロックナットよりは多少の軽量化は可能。

ロックナットの数の限られるミニ四駆を始めたばかりの頃は、2mmナットとスプリングワッシャーを組み合わせて使うことでしっかりと改造していくことができます。
ワッシャーの種類については、こちらの記事で紹介しています。
ロックナット
ロックナットのメリット
ミニ四駆のパーツ固定の際、ロックナットを使うことで2mmナットよりも確実な固定をすることができます。
ロックナットの場合、2mmナットとは違いネジ部に樹脂を使用しています。
ローラーはもちろん、FRPやカーボンのプレートの固定にもロックナットを使うことで安心感も出てきます。
さらにロックナットは、AOパーツとしても発売されています。
価格だけみると高い印象もありますが、確実な固定を考えるのであれば間違いない選択肢。
2mmナットに比べて大きさはありますが、その分しっかりした固定が可能。
スプリングワッシャーと組み合わせる必要もないので、ロックナットだけで固定が完了させることができます。

ただしロックナットを確実に固定するためには、ミニスパナやボックスレンチなどを使っての取り付けが必須になります。
ロックナットがおすすめな理由
ミニ四駆を改造する時の固定としては、ロックナットがおすすめになってきます。
ロックナットがおすすめな理由としては、その作りにあります。
前述の通り、ロックナットはネジ部に樹脂を使用。
これによって走行中の衝撃や振動を緩和し、ビスの緩みを防止してくれています。
特に、新品のロックナットではその違いがあきらか。
やはり使い続けたロックナットでは樹脂部の摩耗も激しく、取り付けた時の安定感には違いが。
ただしロックナットは2mmナットに比べてサイズも大きなり、パーツとしての単価は上がってきます。
さらにミニ四駆を始めたばかりの頃ほど、改造に使えるロックナットの数にも限りが。

それでもパーツの確実な固定という部分では、ミニ四駆の改造にはロックナットがおすすめになります。
アルミロックナット
アルミロックナットのメリット
ロックナットの中には、各種カラーにアルマイト加工されたアルミロックナットも発売されています。
アルミロックナットとは、アルマイトカラーで仕上げられたロックナットのこと。
カラーバリエーションが豊富で、マシンに合ったカラーのロックナットを使うことができます。
アルミロックナットの特徴は、通常のロックナットより軽く作られていること。
なので同じ数のロックナットを使っても、マシンを軽く仕上げることができます。
通常のGUPとして発売されているのは、レッドとブルー。
そして、2018年には限定のGUPとして各種カラーが発売されていました。

しかし2023年に再販されましたが今では見かける機会は少ないので、マシンに合った色のロックナットを使いたい場合は手に入れておくのがおすすめです。
再販されたアルミロックナットについては、こちらの記事で紹介しています。
アルミは消耗が激しいのがデメリット
アルミロックナットのデメリットとして、通常のロックナットより消耗が激しい部分があります。
アルミロックナットは、表面をアルマイトカラー処理しています。
せっかくキレイな色のアルミロックナットを使っていても、使い続けるうちに塗装が剥がれて見た目も変化。
またアルミロックナットの場合、通常のロックナットより樹脂部分の摩耗も激しい。
使われている材質の違いのためか、使い続けるほど緩みやすくて外れやすくなります。
アルミロックナットの魅力は、マシンの見た目を大きく変えてくれる部分。

しかし何度も付け外しする部分には、消耗を考えて通常のロックナットを使う方が無難になってきます。
アルミロックナットのアルマイト落とし
アルミロックナットの使い方としては、あえてアルマイトを落として使う方法もあります。
アルミロックナットは、表面をアルマイト処理されているロックナット。
そんなアルミロックナットのアルマイトを落とすことで、どんなマシンカラーにも合わせやすいアルミロックナットにすることができます。
- STEP1アルミロックナットを洗浄して容器に入れる
- STEP2パイプユニッシュを浸るまで入れる
- STEP3アルマイトが剥離するまで数分待つ(かき混ぜる)
- STEP4中性洗剤で洗って汚れを落とす
- STEP5必要に応じて再度漬け直す
アルマイト処理を落とすメリットとしては、軽いロックナットを使うことができる部分もあります。
なので同じサイズのロックナットでも、パーツとしての重さには違いが。
そんな軽いロックナットを改造に使うことで、同じ数を使用した場合もマシン全体で軽くすることが可能。
アルマイトによる色も落としているため、どんなマシンカラーにも合わせやすくなります。
アルマイトを落とすのも、市販のパイプユニッシュなどを使うことでかんたんに可能。

ただしパイプユニッシュ使用後の処理や、使い続けると摩耗してくる点には注意が必要です。
ミニ四駆のナット まとめ
ミニ四駆のナットは、「2mmナット」と「ロックナット」の大きく2種類。
ミニ四駆のナットの中でも、確実にパーツなどを固定できるのが通常のロックナットになります。
さらにアルミロックナットよりも消耗しづらいため、長く使い続けることが可能です。
ただしロックナットは通常のGUPなどには付属していないため、ミニ四駆を始めたばかりの頃は手元に無い場合も多いです。
そんな時は、2mmナットをスプリングワッシャーと組み合わせることで確実な固定が可能に。
他にもアルミロックナットの使い方には、あえてアルマイト処理を落として使う方法も。

コース走行中のトラブルを防ぐためにも、ナットを上手く使ってマシン改造していくことが必要になってきます。
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