ミニ四駆の「ナット」といっても、いくつか種類があります。
少し大きさの違う「2mmナット」や「ロックナット」。
ロックナットには、各種カラーの「アルミロックナット」も。
そんな数あるナットも、違いを知ることで使い方も変わってきます。
✅この記事の内容
- ミニ四駆のナット
- ロックナットがおすすめな理由
- アルミロックナットの特徴
この記事では、ミニ四駆のロックナットについて。
2mmナット、ロックナット、アルミロックナットそれぞれの違いについて紹介します。
ミニ四駆のナットは「2mmナット」「ロックナット」「アルミロックナット」の大きく3種類。
その中でも、アルミロックナットは各種カラーが発売されています。
ミニ四駆のナットの中でも、確実にパーツなどを固定できるのが通常のロックナット。
ロックナットの特徴は、2mmナットとは違ってビス部分に樹脂が使われている部分にあります。
さらにアルミロックナットとも作りが違うため、確実な固定が可能。
確実な固定をしたいのか、マシンの見た目に合わせたナットを使いたいのか。
ミニ四駆のナットは、使う目的に合わせた使い分けが大切になってきます。
ミニ四駆のナット
マシンやGUPにセットの「2mmナット」
ミニ四駆でよくいう「ナット」とは、2mmナットを指すことがほとんどです。
ミニ四駆で「ナット」というと、マシンのキットや各種GUPにセットになっている「2mmナット」。
GUPの中でも、キャップスクリューなど特定のセットにだけ付いているのが「ロックナット」になってきます。
どちらも「ミニ四駆用のナット」で間違いありませんが、改造する際などに使われる「ナット」とは2mmナットがほとんど。
ロックナットの場合は、「ロックナット」とよばれることが多いです。
通常2mmナットは、ビスを固定する時などに使われます。
しかし2mmナットだけでの固定では不安定な部分もあるので、スプリングワッシャーと組み合わせて使うことになります。
各種ワッシャーについては、こちらの記事で紹介しています。
「ロックナット」は樹脂でしっかり固定
ミニ四駆の「ロックナット」とは、2mmナットより一回り大きなナットのことです。
ロックナットの場合、2mmナットとは違いネジ部に樹脂を使用。
なのでビスを固定した際に、しっかりと締め付けた状態でロックしてくれます。
2mmナットに比べて大きさはありますが、その分しっかりした固定が可能。
スプリングワッシャーと組み合わせる必要もないので、ロックナットだけで固定が完了します。
ロックナットは、GUPとしていろいろなカラーバリエーションがあるのも大きな特徴になってきます。
ロックナットがおすすめな理由
確実な固定が可能
2mmナットとロックナットでは、大きさ以外にも使う上での違いもあります。
ミニ四駆を組み立てたり改造する上で大切なのは、マシンがコースを走行中にトラブルが起きないこと。
パーツがはずれたりすると、レースで勝つことができないのはもちろん。
はずれたパーツによって、他のマシンに迷惑をかけてしまう可能性も出てきます。
2mmナットの場合、走行中の衝撃によってナットが緩みやすい問題があります。
なのでスプリングワッシャーと組み合わせて使うことが多いですが、それだけでも完璧とまではいきません。
その点ロックナットの場合、ロックナット単体でもしっかりとした固定が可能。
ローラーはもちろん、FRPやカーボンのプレートの固定にも、ロックナットを使うことで安心感は出てきます。
ロックナットは、AOパーツとしても発売されています。
価格だけみると高い印象もありますが、確実な固定を考えるのであれば間違いない選択肢になってきます。
ロックナットが優れている理由
ミニ四駆を改造する時の固定としては、ロックナットがおすすめになってきます。
ロックナットがおすすめな理由としては、その作りにあります。
前述の通り、ロックナットはネジ部に樹脂を使用。
これによって走行中の衝撃や振動を緩和し、ビスの緩みを防止してくれています。
特に、新品のロックナットではその違いがあきらか。
新品のロックナットほど樹脂部分がしっかりしているので、最初に固定する時の感触が違ってきます。
2mmナットに比べてサイズも大きなり、パーツとしての単価は上がってきます。
しかし確実な固定という部分では、ミニ四駆の改造にはロックナットがおすすめです。
アルミロックナットの特徴
各種カラーで軽いのがメリット
ロックナットには、各種カラーのアルミロックナットも発売されています。
アルミロックナットとは、アルマイトカラーで仕上げられたロックナットのこと。
カラーバリエーションも豊富で、マシンに合ったカラーのロックナットを使うことができます。
アルミロックナットのメリットは、通常のロックナットより少し軽いこと。
通常のロックナットに比べて重さが3分の1なので、マシンの軽量化につながってきます。
そして2018年には、限定のGUPとして各種カラーが発売されました。
しかし限定のGUPということもあり、次第に見かける機会も少なく。
一時期はタミヤ製ではないものも出回っていましたが、2023年には続々と再販されています。
少しでも軽いパーツを使いたい場合やマシンに合った色のロックナットを使いたい場合、再販直後に手に入れておくのがおすすめです。
再販されたアルミロックナットについては、こちらの記事で紹介しています。
アルミは消耗が激しいのがデメリット
アルミロックナットのデメリットとして、通常のロックナットより消耗が激しい部分があります。
アルミロックナットは、アルマイトカラーに仕上げられたロックナット。
なので使っているうちに、ちょっとした衝撃などによって塗装がはがれてきてしまいます。
せっかくキレイな色のアルミロックナットを使っていても、使い続けるうちに塗装がはがれる点には注意が必要。
またアルミロックナットの場合、通常のロックナットより樹脂部分の摩耗も激しいです。
使われている材質の違いのためか、使い続けていると緩んではずれやすい。
アルミロックナットの魅力は、マシンの見た目を大きく変えてくれる部分。
しかしくり返し取りはずす部分には、消耗を考えて通常のロックナットを使う方が無難になってきます。
確実な固定やマシンの見た目にはロックナット
ミニ四駆のナットは「2mmナット」「ロックナット」「アルミロックナット」の大きく3種類。
その中でも、アルミロックナットは各種カラーが発売されています。
ロックナットの特徴は、確実にパーツなどを固定できること。
ロックナットは2mmナットとは違って、ビス部分に樹脂が使われています。
さらにアルミロックナットよりも、確実な固定が可能。
アルミロックナットは消耗が激しいのがデメリットにもなってきます。
確実な固定をしたいのか、マシンの見た目に合わせたナットを使いたいのか。
ミニ四駆のナットは、使う目的に合わせた使い分けが大切になってきます。
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