ミニ四駆を走らせる上で、欠かせないのが「電池」。
そんなミニ四駆用の電池も、「ニッケル水素電池」と「アルカリ電池」の2種類があります。
普段コースで使う電池としておすすめは、ニッケル水素電池のネオチャンプ。
電池としての性能はもちろん、充電することでくり返し使うことができる点でおすすめです。
✅この記事の内容
- アルカリ電池の特徴
- ニッケル水素電池の特徴
- アルカリ電池とニッケル水素電池の違い
この記事では、ミニ四駆におすすめの電池について。
電池の種類と、ネオチャンプがおすすめな理由を紹介します。
ミニ四駆用の電池としておすすめはこちらです。
どの電池も、タミヤの公式大会で使用することができます。
その中での違いとしては、ニッケル水素電池かアルカリ電池か。
2種類の電池の大きな違いは、パワーとスタミナ。
高出力のアルカリ電池の場合、マシンの走り出しなどのパワーが優れています。
逆にニッケル水素の充電池であれば、瞬間的な速さではアルカリに敵わないながらも一定の出力を保てるというスタミナが特徴。
公式大会のような、ロングコースはもちろん。
普段コースで走らせる用の電池としても、充電してくり返し使えるネオチャンプがおすすめになってきます。
ミニ四駆用の電池の種類
ネオチャンプ(ニッケル水素電池)
タミヤの公式大会で使える、高性能な充電式のニッケル水素電池が「ネオチャンプ」です。
アルカリ乾電池に比べても低温に強く、パワフルなのが特徴。
約2000回くり返し充電して使えるので、アルカリ電池と比較しても経済的。
自己放電も少ないので、継ぎ足し充電も可能になってきます。
タミヤ製の充電池ということで、急速充電器Ⅱとのセット販売もあります。
なのでネオチャンプを使ってみようという初心者には、充電器とのセットもおすすめになってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.420 GP.420 ニッケル水素電池 ネオチャンプ (2本)
商品リンク:タミヤ バッテリー & 充電器シリーズ No.116 単3形ニッケル水素充電池ネオチャンプ (4本) と急速充電器II 55116
おすすめの充電器については、こちらの記事で紹介しています。
パワーチャンプRS(アルカリ電池)
タミヤの公式大会で使えるタミヤ製のアルカリ電池が、「パワーチャンプRS」です。
アルカリ電池としての容量や電流放電性能によって、高いパワーを持ちます。
マシンの走り出しや、スロープの上りなどパワーが必要な時に力を発揮。
しかし高いパワーを持つ分、電池の消耗も激しくなってきます。
なのでレースでマシンの速さを求める場合、常にパワーのある新品の電池が必要となってきてしまいます。
商品リンク:ミニ四駆パーツ パワーチャンプRS
パワーチャンプRX(アルカリ電池)
タミヤの公式大会で使えるアルカリ電池の、最新モデルが「パワーチャンプRX」です。
パワーチャンプRSに比べて、大電流放電性能をさらに高めています。
また電池の液漏れもしにくく、長期保存後の放電性能も改善。
これによって、パワーチャンプRSよりも力強い走りが期待できます。
しかしアルカリ電池ということで、電池の消耗が激しいのは同じ。
公式大会での使用の際は、マシンのセッティングもパワーチャンプに合わせておくことになります。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆バッテリー パワーチャンプRX 55119
商品リンク:タミヤ ミニ四駆バッテリー パワーチャンプRX 12本セット 55120
ネオチャンプがおすすめな理由
ニッケル水素電池の性能の高さ
ミニ四駆用電池としてネオチャンプがおすすめな理由のひとつが、ニッケル水素電池としての特徴です。
ニッケル水素電池でもあるネオチャンプは、アルカリ電池と比較しても軽いです。
ミニ四駆の電池というのは、マシンの中でも1番の重量物。
軽いマシンほど速いミニ四駆において、電池としての重さが軽いのはひとつのメリットになってきます。
そしてネオチャンプは、電池の性能としても高いです。
電池としての内部抵抗や、充電によっては3V前後の電圧などマシンの速さに関わる割合も大きい。
ミニ四駆において電池としての重さや性能の高さは、マシンの速さに大きく影響してきます。
くり返し使えるコスパの良さ
ネオチャンプがおすすめな理由の2つ目は、トータル的なコストの良さです。
ミニ四駆における電池は、消耗品。
コースで使い続けるほど、電池としてのパワーが落ちてきます。
そうなった場合に、充電電池と使い切りのアルカリ電池の差が出てきます。
アルカリ電池の場合は、使い終わったら新品の電池に交換が必要。
しかし充電電池の場合は、充電することでまた満タンの状態で使い始めることができます。
消耗するたびに買い替えるアルカリ電池に比べて、充電することで使い続けられるニッケル水素電池のコスパの良さはあきらか。
日常のコースで使う場合は、ニッケル水素電池の方が経済的にも優しくなってきます。
使い方次第で性能も変わる
ニッケル水素電池のネオチャンプは、扱い方次第で性能も変わってきます。
2024年時点でタミヤの公式大会で使える充電池は、ニッケル水素電池のネオチャンプだけ。
90年代前後にミニ四駆で使われていたニカド電池は、環境面での問題から現在は使われていません。
そんなニッケル水素電池は、科学反応で電力を作っています。
なので使用状況や保存方法など、扱う上でもしっかりとした管理が必要。
電池の状態がいつもと違う場合などは、すぐに使用や充電をやめるなども頭に入れておくことになります。
しかし適正な使い方をしていれば、ミニ四駆の速さにつながってくるのがニッケル水素の充電池。
このニッケル水素電池の使い方によっては、アルカリ電池よりも扱いやすい電池になってきます。
ニッケル水素電池の管理については、こちらの記事で紹介しています。
アルカリ電池とニッケル水素電池の違い
重さ | パワー | スタミナ | |
---|---|---|---|
アルカリ電池 | 重い | 高い | ない |
ニッケル水素電池 | 軽い | 低い | ある |
※2種類で比較した場合
重さは約10g違う
アルカリ電池とニッケル水素電池では、電池の重さが変わってきます。
マシンの速さを考える上で、マシンの重さは重要。
その中でも電池は、車重のほとんどを占めている部分です。
アルカリ電池とニッケル水素電池で重さを比較した場合、アルカリ電池は2本で約46g。
ニッケル水素電池は2本で約36gと、約10gもの差が出てきます。
ミニ四駆にとっての10gの差は、速さの部分でとても大きいです。
なので、マシンの重量の大部分を占める電池が軽いに越したことはありません。
走り出しやパワーではアルカリ電池
走り出しの速さや電池のパワーの面では、アルカリ電池の方が優れてきます。
アルカリ電池の特徴は、大電流の放出性能。
放出される電流の量が多いので、マシンに伝わるパワーも大きくなってきます。
しかし電池は、限られた容量の中で電流を放出していきます。
なので長いコースや、ダッシュ系の高回転モーターとの相性があまり良くないのもこのため。
マシンのスタートの速さやタイムアタックなどの短期勝負には、アルカリ電池が向いてきます。
電池のスタミナはニッケル水素電池
アルカリ電池に比べて、スタミナ面で勝ってくるのがニッケル水素電池です。
アルカリ電池の特徴は高出力なので、後半になっての電池のパワー不足が出てきます。
逆にニッケル水素電池の場合は、一定の出力を出し続けられるのが特徴。
なので瞬間的なパワーはアルカリ電池には敵いませんが、持続的に使い続けることができます。
タミヤの公式大会などのように長いコースになるほど、アルカリ電池とのスタミナの違いがあきらか。
普段の3レーンコースのように、セッティングを替えながら何度もコースを走らせる場合。
長く走らせられる電池のスタミナや充電できる使いまわしの良さでも、ニッケル水素電池の方が使いやすくなってきます。
ミニ四駆のおすすめ電池 まとめ
ミニ四駆用の電池としておすすめはこちら。
どの電池も、タミヤの公式大会で使用することが可能。
その中での違いとしては、ニッケル水素電池かアルカリ電池かになってきます。
2種類の電池の大きな違いは、パワーとスタミナ。
高出力のアルカリ電池の場合、マシンの走り出しなどのパワーが優れています。
逆にニッケル水素の充電池であれば、瞬間的な速さではアルカリに敵わないながらも一定の出力を保てるというスタミナが特徴。
普段コースで走らせる用の電池としては、充電してくり返し使えるネオチャンプがおすすめになってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.420 GP.420 ニッケル水素電池 ネオチャンプ
商品リンク:ミニ四駆パーツ パワーチャンプRS
商品リンク:タミヤ ミニ四駆バッテリー パワーチャンプRX 55119
ミニ四駆におすすめの充電器については、こちらの記事で紹介しています。
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