ミニ四駆が走るのに欠かせないのが、電池とモーターをつなぐターミナル。
そんなターミナルのGUPとして、ゴールドターミナルが販売されています。
GUPとして販売されていることからも、ゴールドターミナルを使っておけば間違いないというイメージ。
そんな何気なく使っているゴールドターミナル。
しかし現代のミニ四駆の改造では、当たり前の改造にはなってきません。
✅この記事の内容
- マシンを速くするためには、通電率の良いターミナル
- 昔はゴールドターミナルが良かった理由
- 今はゴールドターミナルが絶対ではない理由
この記事では、ゴールドターミナルが絶対ではない理由について。
昔と今のミニ四駆の違いから、その理由を解説します。
ミニ四駆のGUPとは、マシンを速くするための改造パーツ。
そんなGUPであるゴールドターミナルも、昔と今では使われ方が変わっています。
今から25年くらい前、ゴールドターミナルが当たり前の改造だったのにも理由があります。
- 主に使われているアルカリ電池はパワーチャンプゴールド
- 端子が金メッキ加工されていた
- 電池とターミナルの相性が良かった
昔は金メッキ加工された同士、ゴールドターミナルと電池の相性が良かったんです。
なのでマシンを速くするためには、当たり前の改造となっていました。
使われている電池の違う現代ミニ四駆の場合、通電率だけ考えればノーマルターミナルの方がマシンが速くなります。
しかしこまめなメンテナンスが必要だったりと、ゴールドターミナルがぜったいに間違いともなってきません。
大切なのは、それぞれのターミナルが使われている理由を知る。
そして自分のマシンに合ったターミナルを選んで、マシンを速くしていくことです。
マシンを速くするためには、通電率の良いターミナル
ミニ四駆のターミナルは2種類ある
現代ミニ四駆では、2種類の材質の違うターミナルを使うことができます。
1つ目は、キット付属のターミナル。
ノーマルターミナルともよばれ、材質が銅でできているターミナルとなっています。
そして2つ目は、GUPとして販売されているゴールドターミナル。
こちらは金メッキ加工が施されているターミナルです。
シャーシによって形の違いはありますが、各シャーシ用にゴールドターミナルがGUPとして販売されています。
GUPは、マシンを速くするための改造パーツ
僕のように昔ミニ四駆をやっていた人からすると、GUPのゴールドターミナルは間違いないというイメージがあります。
GUPというのは、マシンを速くするための改造パーツ。
そんなGUPとして販売されているゴールドターミナル。
このことからも、キット付属のノーマルターミナルから替えるのが当たり前のような印象がありました。
よほど検証や走り比べをしていなければ、ターミナルによるマシンの速さの違いなど気づけません。
だからこそマシンを速くするために、当たり前のようにゴールドターミナルを使っている自分もいました。
昔はゴールドターミナルが良かった理由
その頃のアルカリ電池は、パワーチャンプゴールド
昔ゴールドターミナルが良かったと言われていた理由は、使われている電池が違ったからです。
今から25年ほど前、そのころからミニ四駆をやっていた人なら当時の電池にも見覚えがあるはずです。
当時使われていた電池といえば、充電池であればニカド電池。
そしてアルカリ電池であれば、パワーチャンプゴールド。
僕も含め、レースなどではパワーチャンプゴールドが使われている光景をよく見かけていました。
速いマシンでレースに勝つため、それほど当たり前にこの電池が使われていました。
金メッキ同士で相性が良かったのが理由
その時代にゴールドターミナルが良いといわれていたのは、パワーチャンプゴールドという電池との相性が良かったからです。
パワーチャンプゴールドという電池の端子は、金メッキでできていました。
そしてゴールドターミナルの端子も、金メッキ加工。
同じ通電率だからこそ、電池とターミナルとしての相性も良かったんです。
なので結果的にマシンも速くなり、ゴールドターミナルが当たり前の改造ということになっていました。
今はゴールドターミナルが絶対ではない理由
昔とは使われている電池が違う
今のミニ四駆の改造で、ゴールドターミナルが絶対とならないのは電池が違うからです。
今と25年くらい前では、使える電池、主流となっている電池が違います。
現代ミニ四駆で使われている電池の場合、充電池であればネオチャンプ。
アルカリ電池は、パワーチャンプのRSかRXになってきます。
昔のパワーチャンプゴールドのように、電池の端子は金メッキではありません。
なので金メッキ同士で相性の良かった昔とは、電池とターミナルの関係性も変わっています。
ゴールドターミナルも間違いではない
そんなゴールドターミナルですが、ミニ四駆の改造としてぜったい間違いというわけではありません。
ゴールドターミナルにも、ノーマルターミナルとは違った良さがあります。
材質の通電率では、銅には及びません。
しかし金メッキ加工による腐食のしづらさというのは、大きなメリット。
こまめなメンテナンスが必要となってくる、ノーマルターミナル。
マシンの速さの点から考えると、腐食しているノーマルターミナルよりも、多少メンテナンスも楽なゴールドターミナルの方が良かったりします。
ターミナルを選ぶために、使われている理由を知る
マシンを速くするためのGUPも、昔と今では使われ方が変わっています。
今から25年くらい前、ゴールドターミナルが当たり前の改造だったのにも理由があります。
- 主に使われているアルカリ電池はパワーチャンプゴールド
- 端子が金メッキ加工されていた
- 電池とターミナルの相性が良かった
昔は金メッキ加工された同士、ゴールドターミナルと電池の相性が良かったんです。
なのでマシンを速くするためには、ゴールドターミナルが当たり前の改造となっていました。
使われている電池の違う現代ミニ四駆の場合、通電率だけ考えればノーマルターミナル。
しかしノーマルターミナルの場合、こまめなメンテナンスが必要。
そんな手間を考えた場合、ゴールドターミナルの改造がぜったいに間違いともいえません。
大切なのは、それぞれのターミナルが使われている理由を知ること。
そして自分のマシンに合ったターミナルを選ぶことで、マシンの改造につなげていく必要があります。
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