ミニ四駆でマシン改造をする上で必要なのが、「リューター」。
特に、カーボンプレートの加工やペラタイヤの作成には欠かせません。
それでもリューターといっても、本格的なものからホビー用までさまざま。
なのでこの記事では、いまミニ四駆の加工で使うならこのリューターで間違いないというものを厳選して紹介しまう。
✅ミニ四駆におすすめのリューターランキング
ぼく自身、ミニ四駆をはじめたばかりの頃は、

結局どのリューターを使えばいいの?
と悩んだ経験があります。
なのでこの記事では、
「ここで紹介するリューターなら大丈夫!あとは使い方や予算に合わせて選んで!」
という部分まで落とし込んでいます。
さらに記事の中では、リューターが必要な理由や注意点についても紹介しているので参考にしてください。
ミニ四駆にリューターが必要な理由
カーボン加工に必要
ミニ四駆にとってのリューターは、カーボン加工の際に必要となってきます。
ミニ四駆の改造をするに当たって、必要になってくるのがカーボンプレート。
そんな、カーボンプレートの加工をする上でリューターは欠かせません。
カーボンプレートの加工は、リューター無しでもできなくはありません。
なので手作業だけで加工をしようとすると、加工にとても時間と労力がかかってしまいます。
そんな時にリューターがあることによって、カーボン加工の作業効率は大きく変化。
カーボンプレートのカットや穴あけ、レギュレーションとして欠かせない皿ビス加工もリューターがあればかんたん。

リューターの有無によって、ミニ四駆の改造効率は大きく変わってきます。
カーボンプレートの加工については、こちらの記事で紹介します。
ペラタイヤ作成に必要
ミニ四駆でのリューターは、ペラタイヤを作る上でも欠かせません。
今のミニ四駆の改造としては、タイヤのゴム部分を薄く加工するペラタイヤがほとんど。
ゴム部分をヤスリで削っていくため、手作業での加工はまずむずかしいです。
そんな時にリューターがあることによって、ペラタイヤの作成が可能に。
しかしリューターがなければ、精度の高いペラタイヤは作ることもできません。
FRPやカーボンの加工に必要だと思われる、リューター。

しかしミニ四駆の改造の中では、ペラタイヤを作る上でも欠かせない工具になっています。
ペラタイヤの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
リューター選びの注意点
最低限のスペックは必要
ミニ四駆用リューターの性能としては、ある程度のスペックが必要になってきます。
リューターの性能を示す指標としては、「回転数」や「トルク」があります。
- 回転数:「回転/分」で表されるどれだけ早く回転するか
- トルク:加工する際のリューターのパワー
リューターは回転数が高いほど加工がしやすく、種類によっては回転数を変化させることも可能になります。
トルクのあるリューターの場合、カーボンなどの加工で負荷がかかった時に止まってしまうことも無いので使いやすいです。
ミニ四駆の加工用のリューターとしては、ホビー用のリューターでも十分。

しかし100均などのあまりにもスペックの低いリューターの場合、作業効率が落ちるだけでなく、思わぬケガにもつながってくるので注意が必要です。
コレットチャックのサイズに注意
リューターを選ぶ際は、ビットを取り付けるチャックの大きさにも注意が必要です。
リューターのチャックには、「コレットチャック」と「ドリルチャック」の大きく2種類があります。
中でもホビー用リューターの場合は、コレットチャック式になっているものが多いです。
リューターのチャックに気を付ける理由のひとつに、対応サイズがあります。
なので径の違うリューターの場合、取り付けができなかったり緩くなってしまうので注意が必要になります。
リューターの種類によっては、プロクソンのリューターなどのようにコレットチャックの付け替えが可能なものもあります。

コレットチャックを付け替えることで使用できるビットの幅も広がるので、リューター選びの際はチャックが付け替えできるものが便利になってきます。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) コレットチャック5種セット チャックカバー付
ミニ四駆におすすめのリューター3選
プロクソンのミニルーター
ミニ四駆用のリューターとしておすすめなのは、使っている人も多い「プロクソンのミニルーター」になります。
プロクソンミニルーターのメリット
- リューターとしてのスペックは十分
- 種類が多いので使い方に合わせて選べる
- コレットチャック式で使えるビットサイズも幅広い
プロクソンミニルーターの気になるポイント
- 電源コードだけでなく電源トランスが必要
ミニ四駆の改造における加工は、プロクソンのリューターがあれば困ることはありません。
モーターのパワーや本体の形など、自分の使いやすさに合わせて選ぶことができます。
プロクソンのリューターは、他のリューターに比べて価格が高い分パワーも十分。
ペラタイヤの作成も、ストレスなく加工することができます。
なので、コースへ持ち運んでの使用には向いていません。
そしてどのリューターでも同じですが、長時間使うと本体が熱を持ってくるので注意が必要。

それでもプロクソンのミニルーターは、種類もあって多くの人に使われている信頼性もあるのでおすすめなのは間違いありません。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーター MM50 12V トランス付
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター
プロクソンのリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
ホビー用リューター
サイズがコンパクトでミニ四駆にも使いやすいのが、「ホビー用リューター」です。
ホビー用リューターのメリット
- 手頃な価格帯で種類が多い
- USB充電式ならコードも無く扱いやすい
- 回転数の調整もできてパワーも十分
ホビー用リューターの気になるポイント
- 種類によってはペラタイヤ加工には不向き
ホビー用リューターは、手ごろな価格帯で種類によって特徴も変わってきます。
ビッグマン(Bigman) コードレス充電式ミニルーター | Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター | アルゴファイル(Argofile) ハイパーハンディミニルーター |
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特にUSB充電式のホビー用リューターの場合、充電しておくことで持ち運びも可能になります。
ただしホビー用リューターは、ペラタイヤの加工では使いづらさが出てきてしまいます。
ホビー用リューターの本来の用途としては、プラスチック素材やガラス素材などの加工用。
しかしペラタイヤ加工の際はそれなりのパワーと長時間の作業が必要なので、長時間の使用によって本体が熱を持ちやすくなってきます。
ホビー用リューターはチャック部分が不安定な種類もあるので、精度の求められるペラタイヤ加工には向いていない部分も。

それでも大きめのリューターのように、作業する場所が限られないのは使いやすいポイントになっています。
商品リンク:ビッグマン(Bigman) コードレス充電式ミニルーター
商品リンク:Dremel(ドレメル) ペン型ミニルーター
商品リンク:アルゴファイル(Argofile) ハイパーハンディミニルーター
ホビー用リューターについては、こちらの記事でも紹介しています。
タミヤ 電動ハンディリューター
初心者にも扱いやすいリューターが、「タミヤ製の電動ハンディリューター」です。
タミヤ 電動ハンディリューターのメリット
- 組み立て式で価格が安い
- FRPやカーボンの加工も問題なし
- 安全用ロックも付いて初心者向け
タミヤ 電動ハンディリューターの気になるポイント
- 動力が電池なので全量によってパワーが変わる
タミヤの電動リューターは組み立て式ということで価格もそれほど高くなく、初めてのリューターとしても最適です。
ちょっとしたカットや皿ビス加工であれば、むしろ使いやすいくらいです。
特徴的なのは、他のリューターとは違った持ちやすさ。
安全用のロックも付いているので、子どもが使うのにも向いているリューターになっています。
ただしタミヤの電動ハンディリューターは、組み立て式ということもありプラモデル感はあります。
また動力は電池になっているので電池残量によってもパワーが左右され、使い捨ての電池だとコスパが良いとはいえないデメリットも。

それでもちょっとした加工には使いく、初めてのリューターとしても使いやすいのは間違いありません。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ 電動ハンディリューター
タミヤの電動ハンディリューターについては、こちらの記事でも紹介しています。
結局どのリューターを選べばいいのか
本格的なのはプロクソン
リューターを本格的にミニ四駆の加工に使う場合は、プロクソンのミニルーターを選んでおけば間違いありません。
前述の通り、プロクソンのミニルーターはトルクフルでさまざまな加工に使うことができます。
FRPやカーボンの加工はもちろん、ペラタイヤ加工の際も欠かせない工具。
そして先端のコレットチャック部分を付け替えるられるのが、大きなポイント。
さらにチャック部分の精度が高いことによってブレが少なくなり、ペラタイヤ加工の際も精度高く作ることができます。
電源トランスやコンセントによって使用環境は限られてきますが、電源周りが安定していることによる使いやすさもあります。

充電切れや容量不足によるパワーダウンの心配もないので、安定して加工作業に使うことが可能です。
使い勝手が良いのはホビー用
コンパクトな大きさで使いやすいのは、ホビー用のリューターになってくきます。
ホビー用リューターのメリットは、コンパクトで持ちやすいこと。
片手でもしっかり安定して持つことができるので、細かな加工作業もやりやすいです。
さらに充電式のホビー用リューターであれば、さらに加工はしやすくなります。
さらに持ち運ぶのにも適していて、自宅以外の電源環境の無い場所でもリューターを使うことができます。
もちろん、家電量販店などの電源工具による加工が禁止されている場所では使うことができません。

しかしコンパクトな持ちやすさやコードの無い加工環境は、ホビー用リューターだからこその使いやすさになってきます。
ミニ四駆におすすめのリューター まとめ
ミニ四駆でおすすめのリューターはこちらです。
- 本格的な加工なら→「プロクソンミニルーター」
- コンパクトで持ちやすいなら→「ホビー用リューター」
- 初めてのリューターなら→「タミヤ電動ハンディリューター」
あとは、リューターを使う環境や使い方に合わせて選んでいけば良いだけ。
ミニ四駆の改造において、リューターという電動工具は欠かせません。
ペラタイヤ加工の際も、リューターがあることで作業効率が変わってきます。

ミニ四駆の改造や加工をしていく上では、手元にリューターがあるだけで作業環境が大きく変わってきます。
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