【ホイールの成形】加工の順番|タイヤの真円出しにも欠かせない一手間

ホイール
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ホイールの成形って必要なの?

 

ミニ四駆を速いマシンにするためには、タイヤのブレ具合が大切になってきます。

ブレの少ないタイヤの方が、モーターからのパワーをしっかり伝えることが可能に。

そのためには、ブレのないホイールを使うことも必要。

ホイールの成形を効率良くすることで、タイヤ全体のブレ具合を減らすことができます。

 

 

✅この記事の内容

  • タイヤと接触する部分を成形
  • ホイールのリム部分
  • ホイールの蓋部分

 

この記事では、ホイールの成形について。

ホイールの成形箇所と、成形する理由についても紹介します。

 

 

ミニ四駆のホイールの成形は、タイヤ全体のブレを減らす意味でも大切になってきます。

 

ホイールの成形をする場合、成形していく順番も大切。

 

  1. タイヤとの接触面
  2. リムとタイヤの接触部分
  3. ホイールのリム部分
  4. リムのシャーシ側
  5. ホイールの蓋部分

 

ホイールを成形する目的は、タイヤ全体のブレ具合を減らすため

実際にタイヤと接触する部分から成形していくことで、効率良くホイールの成形を行っていくことができます。

 

もちろん元からブレていないホイールを使うことが、もっとも効率良い方法にはなってきます。

しかしホイールを成形することで、そこまで選別しなくても多少はブレの少ないホイールを使うことができます

 

 

 

タイヤと接触する部分を成形

タイヤと接触する部分を成形

タイヤと接触するホイール面

タイヤと接触するホイール面

ホイールの成形をする部分は、いくつかあります。

その中でもっとも大切なのが、タイヤと接触するホイールの内側部分です。

 

ホイールの形状というのは、若干のテーパー状になっています。

リム部分に近いほど、外側に比べて径が大きい形状

 

これは製造上仕方ない部分にはなってきますが、このままではタイヤを取り付けた時にも若干の違いが出てきます。

ホイールの径が違ってくる分、取り付けたタイヤも大きさが変化

 

なのでホイールの内側部分を成形することで、タイヤを取り付けた場合も径を均等にすることができます。

 

 

リムとタイヤの接触部分

リムとタイヤの接触部分

ホイールのリムの内側を成形することでも、タイヤを取り付けた時に均等にすることができます。

 

リムの内側というと、タイヤと接触する部分

タイヤを取り付けた時に接触することで、タイヤの真円度としても多少の影響が出てきます。

 

リムの内側を削って成形することで、タイヤをまっすぐに取り付けが可能に

ホイールの面と同様に、タイヤの径が歪むこともありません。

 

成形したところで違いがあるかないかの部分にはなってきますが、リムの内側も成形しておいて間違いはありません

 

 

 

ホイールのリム部分

ホイールのリム部分

タイヤ径によっては必須の成形

タイヤ径によっては必須の成形

ホイールのリム部分は、タイヤ径によっては成形が必須になってきます。

 

ホイールのリム部分は、タイヤを取り付けた時の支えになるように径が大きくなっています。

既存サイズのタイヤを取り付けた時は問題ありませんが、ペラタイヤ加工したタイヤの場合は問題に

 

ペラタイヤ加工とは、タイヤを削って径を小さくする加工。

小径ローハイトホイールの場合、タイヤ径を23mm前後にするとホイールのリム部分の方が大きくなってしまいます。

 

リム部分が大きい場合、マシンの走行に影響が出るのはもちろん。

公式大会などでは、レギュレーション違反にもなってきてしまいます。

 

コースを傷つけないためや、マシンをレギュレーションに収めるため。

ペラタイヤ加工する場合は、ホイールのリム部分も成形が必要になってきます。

 

ペラタイヤ加工については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

リムのシャーシ側部分

リムのシャーシ側部分

リムのシャーシ側も、成形をした方が良い部分になってきます。

 

リムのシャーシ側の場合、タイヤの真円度にはそれほど影響はありません

実際にタイヤを取り付ける部分ではないからこそ。

 

しかしホイールの真円度を確認する上では、成形も必要に。

リムのシャーシ側部分が歪んでいると、ホイールの真円度を見る時にブレて見えてしまいます

 

実際タイヤの真円度とは無関係には見えますが、ホイールの真円度を確認する上では成形も必要になってくる部分になります。

 

 

 

ホイールの蓋部分

ホイールの蓋部分

蓋取り加工もホイールの成形

蓋取り加工もホイールの成形

ホイールの蓋部分の成形は、軽量化の部分でも必要となってきます。

 

ミニ四駆のレギュレーションでは、タイヤの幅が8mm以上と決まっています。

しかし軽いほど有利なホイールの場合、可能な限り8mm幅に近づけるように

 

そこで必要となってくるのが、ホイールの蓋取りなどの加工

ホイール幅を狭めることで、ホイールを軽量化

蓋取り加工が必要ないホイールの場合も、加工して整形することで軽量化につながってきます。

 

ホイールの蓋部分の成形は、軽量化の部分でもメリットになってきます。

 

ホイールの蓋取りについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

真円度の目視の上でも必要

真円度の目視の上でも必要

ホイールの蓋部分の成形は、真円度を測る上でも必要な加工になってきます。

 

ホイールのブレ具合を確認する場合、ほとんどの場合は目視での確認になります。

ホイールを回転させ目視し、ブレの度合いによってホイールの状態を確認

 

タイヤ全体のブレ具合を確認する場合、タイヤを取り付けるホイール部分から順にブレを確認していきます。

ホイールのブレ具合を確認後、タイヤを取り付けタイヤの加工に。

なのでホイールの成形の仕上げとして、蓋部分の加工も必要になってきます。

 

ホイールの蓋側の成形をすることで、見た目でのブレ具合を抑えることにもつながってきます。

 

 

 

少しでもブレの少ないタイヤのために

少しでもブレの少ないタイヤのために

ミニ四駆のホイールの成形は、タイヤ全体のブレを減らす意味でも必要です。

 

ホイールの成形をする場合、成形していく順番も大切になってきます。

 

  1. タイヤとの接触面
  2. リムとタイヤの接触部分
  3. ホイールのリム部分
  4. リムのシャーシ側
  5. ホイールの蓋部分

 

ホイールを成形する目的は、タイヤ全体のブレ具合を減らすため

実際にタイヤと接触する部分から成形していくことで、効率良くホイールの成形を行っていくことができます。

 

もちろんもっとも効率が良いのは、元からブレていないホイールを使うこと。

しかしホイールを成形することで、そこまで選別しなくても多少はブレの少ないホイールを使うこともできます

 

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