- エクスフローリーってどんなマシン?
- 限定キットになっている理由は?
- 似たようなレイボルフとは何が違うの?
2023年は限定キットの再販が続いている中で、12月には「エクスフローリー」のキットが発売。
他のマシンにはない実車系ポリカボディや、パープルの旧MSシャーシが大きな特徴になっています。
さらにスーパーハードタイヤや3.5:1の超速ギヤがセットなど、付属のパーツも優秀なキットなのもポイントです。
✅エクスフローリーポリカスペシャルのおすすめポイント
- ポリカボディが手に入るのはキットだけ
- 貴重なパープルの旧MSシャーシ
- ボディとシャーシ以外のパーツも優秀
もちろん他に比べて再販までの期間が短いことや、実車系ボディは使いづらいなどのデメリットも。
そこらへんも含めて、「エクスフローリーポリカボディスペシャル」をレビューしていきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 エクスフローリー ポリカボディスペシャル (パープル) MSシャーシ 95571
エクスフローリー ポリカボディスペシャル
- 2023年12月9日発売
- レーシングカースタイルが魅力のポリカボディ
- パープル&ブラックのMSシャーシ
- ホワイトプリントのスーパーハード小径ローハイトタイヤ
- 初回発売は2020年10月
エクスフローリーの気になるポイント
実車系のポリカボディはむずかしい
実車に近いエクスフローリーのポリカボディは、マシンによっては使いづらい部分も出てきます。
エクスフローリーの特徴のひとつが、レーシングカースタイルのボディ。
他のマシンキットなどとは、ボディのデザインとしても変わってきます。
なので素組み状態であれば、かっこいいマシンなのは間違いありません。
しかしエクスフローリーのポリカボディを実際の改造で使う場合、ボディの加工が必要に。
特にフロント提灯などに合わせて使う場合は、干渉してくる部分をカットしていく必要があります。
実車系ポリカボディの場合、マシンに合わせたカットがむずかしいです。
実車系のイメージを残しながら使いやすくしていくのは、他のポリカボディより使いづらい部分にもなってきてしまいます。
ポリカボディのカットについては、こちらの記事で紹介しています。
そこまで貴重性は高くない
エクスフローリーは限定キットでありながらも、そこまで貴重性が高いキットではありません。
エクスフローリーポリカスペシャルが最初に発売されたのは、2020年10月。
2023年に再販された限定キットの中でも、最初の発売からの日が浅いのが特徴です。
あまり馴染みのないマシンデザインということもあってか、そこまで話題になることもありませんでした。
なのでお店によっては、当時のキットをまだ見かける場合も。
再販までの期間や話題性の部分では、そこまで貴重価値の高い限定キットにはなっていません。
エクスフローリーのおすすめポイント
ポリカボディが手に入るのはキットだけ
エクスフローリーのポリカボディというのは、このキットでしか手に入れることができません。
ミニ四駆のポリカボディには、多くの種類があります。
そんなポリカボディの中では、GUPとして単品で発売されているものも。
最近再販されて人気のサンダーショットMk.IIやアバンテMk.IIIなどは、過去にGUPとしてポリカボディが発売されたこともあります。
今ではGUPとして見かけることは少ないですが、この先GUPとして発売される可能性はあります。
それに比べてエクスフローローリーの場合、GUPとして発売されたことがありません。
エクスフローリーのポリカボディを手に入れようとした場合、手段はこの限定キットだけになってきてしまいます。
ミニ四駆のポリカボディについては、こちらの記事で紹介しています。
貴重なパープルの旧MSシャーシ
エクスフローリーにセットのシャーシは、パープルの旧MSシャーシになっています。
MSシャーシには「旧センター」といわれるノーマルと、「軽量センターシャーシ」があります。
センターシャーシとしての好みは人それぞれになってきますが、旧センターが付属のマシンキットというのは最近はほとんどありません。
そんな旧センターシャーシがセットなのが、エクスフローリーポリカスペシャル。
さらにパープルの旧センターシャーシというのは、ほとんどのキットで見かけることはありません。
ギヤカバーなどのAパーツはブラックになっているので、組み合わせとしても間違いなし。
パープル&ブラックの組み合わせが手に入るのは、エクスフローリーだけになってきます。
MSシャーシの違いについては、こちらの記事で紹介しています。
ボディとシャーシ以外のパーツも優秀
エクスフローリーは、ボディやシャーシ以外のパーツも優秀なキットになっています。
エクスフローリーで特徴的なのは、ポリカボディとパープルのMSシャーシ。
これらが貴重なのは間違いありませんが、それ以外に付属のパーツも使い勝手が良いのが魅力です。
付属のタイヤは、ホワイトプリントされたスーパーハードの小径ローハイトタイヤ。
今のミニ四駆のタイヤとして、マルーンタイヤの次に実用的なタイヤとして使われているスーパーハードタイヤがセットになっています。
さらに付属のギヤ比も、3.5:1の超速ギヤ。
こちらも、マシンセッティングとしてよく使われている組み合わせ。
「スーパーハードの小径ローハイトタイヤ+超速ギヤ」というだけでも、マシンとしての完成度は高い。
このエクスフローリーのキットからマシンを作り始めても、十分実用的なマシンにすることが可能です。
おすすめのタイヤについては、こちらの記事で紹介しています。
「エクスフローリー」と「レイボルフ」を比較
マシン名 | エクスフローリー | レイボルフ |
---|---|---|
画像 | ||
シャーシカラー | パープル | ライトブルー |
タイヤ | スーパーハード小径ローハイト | スーパーハード小径ローハイト |
ギヤ比 | 3.5:1 | 3.5:1 |
「エクスフローリー」と「レイボルフ」の違いは、ボディデザインとマシンカラーになってきます。
今回再販されたエクスフローリーと似たようなマシンキットとして、「レイボルフポリカスペシャル」があります。
発売日こそ違えど、マシンデザインやセット内容などで比較対象になるのが「レイボルフ」。
前回もエクスフローリーが2020年10月発売に対し、レイボルフは9月に発売されていました。
2つのキットの大きな違いとしては、ポリカボディのデザインとマシンカラー。
マシンデザインはもちろんとして、シャーシのカラーもパープルとライトブルーという違いがあります。
しかしそれ以外の構成パーツ、タイヤやギヤ比などは同じ構成。
どちらも実用的なパーツがセットなので、初心者向けとして改造効率の良いキットなのは間違いなし。
なので2つのキットどちらを選ぶべきか悩んだ時の決め手は、ボディデザインとマシンカラー。
レイボルフポリカボディスペシャルも2024年1月に再販が決まっているので、好みのマシンを選べば問題ありません。
レイボルフを使ったマシンについては、こちらの記事で紹介しています。
貴重なボディとシャーシは再販直後だけ
エクスフローリーポリカボディスペシャルは、セット内容が充実の優秀なキットになっています。
エクスフローリーポリカスペシャルのおすすめポイント
- ポリカボディが手に入るのはキットだけ
- 貴重なパープルの旧MSシャーシ
- ボディとシャーシ以外のパーツも優秀
特にエクスフローリーのポリカボディと、パープルの旧MSシャーシが手に入るのはこのキットだけ。
ポリカボディはGUPとしての発売もないことから、このタイミングを逃すと入手がむずかしくなってきます。
さらに付属のタイヤやギヤ比などをみても、どれも使い勝手が良い優秀なパーツ。
マシンとして使う予定がなくても、予備パーツとしてもおすすめのキット内容になっています。
そこまで話題性のあるキットではないからこそ、再販直後であれば比較的安く手にいれることができるのでおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 エクスフローリー ポリカボディスペシャル (パープル) MSシャーシ 95571
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