現代ミニ四駆に欠かせないのが、ポリカーボネート製のボディ。
今ではポリカボディの種類も多く、マシンに合わせておすすめのボディも変わってきます。
なのでこの記事では、いまミニ四駆を始めるのならこのポリカボディで間違いないというものを厳選しています。
✅おすすめのポリカボディランキング
ぼく自身、ミニ四駆をはじめたばかりの頃は、

結局どのポリカボディを選べばいいの?
と悩んだ経験があります。
なのでこの記事では、
「ここで紹介するポリカボディなら大丈夫!あとは好みのデザインやシャーシで選んで!」
という部分まで落とし込んでいます。
さらに記事の中では、現在発売されているポリカボディの種類についても紹介しているので参考にしてください。
ポリカボディの使い方については、こちらの記事で紹介しています。
ポリカボディの種類
GUP(グレードアップパーツ)
ポリカボディの商品として代表的なのが、GUPとして発売されているポリカ(クリヤー)ボディになります。
GUPとして発売されているポリカ(クリヤー)ボディは、ポリカボディだけのセット。
デザインの元となるマシン状に成形された、ポリカボディとステッカーがセットで発売されています。
さらにGUPとしてのポリカボディ商品も、大きく2種類に分けられます。
他にも、限定品番として限定生産のポリカボディも発売されています。

ポリカボディはGUPとして発売されていることにより、価格もマシンキットより安いのが特徴になってきます。
マシンキット
ポリカボディの商品としては、マシンキットとして発売されているものもあります。
ポリカボディ付属のマシンキットについては、ほぼ限定品。
「クリヤーボディスペシャル」や「ポリカボディスペシャル」という形で、発売されています。
ポリカボディ付属のマシンキットについては、特別なマシンキットになってきます。
ステッカーのデザインも特別仕様になっているものが多いので、限定生産の商品が多くなっています。
さらに人気のマシンほど、ポリカボディ付きのマシンキットとして発売されている場合が多いです。
なので複数個ポリカボディを手に入れようとする場合、マシンキットごと複数個の購入が必要になってきてしまいます。
ポリカ(クリヤー)ボディ一覧
GUPのポリカボディ
通常品のクリヤーボディセット
サンダーショット クリヤーボディセット | ウイニングバードフォーミュラー クリヤーボディセット | アバンテ クリヤーボディセット | アスチュート クリヤーボディセット | ベルダーガ クリヤーボディセット | トルクルーザー クリヤーボディセット | ネオトライダガーZMC クリヤーボディセット | バックブレーダー クリヤーボディセット | エアロアバンテ クリヤーボディセット | バンキッシュ クリヤーボディセット |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
※一部のみ
ポリカ(クリヤー)ボディの中でも、比較的手に入れやすいのが通常のGUPとして発売されているクリヤーボディセットになります。
通常品として発売されているポリカボディは、10種類。
中でもサンダーショットのポリカボディは人気で、多くのマシンに使われています。
しかし通常品のポリカボディながらも、タイミングによってはお店などでは見かけない場合もあります。
なので5年前であれば手に入れやすかったネオトライダガーZMCやバックブレーダーなどは、今では手に入れるのがむずかしくなっています。
なので通常品といっても、確実に販売しているわけではありません。

生産ラインの状況などにもよるため、お気に入りのポリカボディは早めに手元に置いておくのがおすすめです。
限定品のクリヤーボディセット
※一部のみ
GUPとしてのクリヤーボディは、限定商品も多く発売されています。
最新のマシンデザインであれば、ネオVQSやデュアルリッジJr.などになります。
これらはタミヤのイベント会場などで主に発売されているため、他のGUPと違ってお店で見かけることはまずありません。
他にも人気のマシンキットについては、限定のクリヤーボディとして発売。
今回、かなり前に発売されたマグナムセイバーやスピンアックスなどは含めていません。
このように発売から時期が経ち過ぎているため、他の限定品以上に入手がむずかしくなっているものもあります。
キット付属のポリカボディ
限定品ポリカ(クリヤー)ボディスペシャル
ハリケーンソニック ポリカボディスペシャル | レイボルフ ポリカボディスペシャル | エクスフローリー ポリカボディスペシャル | アバンテMk.IIIアズール クリヤースペシャル | サンダーショットMk.II クリヤースペシャル | ライキリ ピンクスペシャル | ネオVQS ポリカボディスペシャル | TRFワークスJr. ブラックスペシャル |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
※一部のみ
ポリカボディスペシャルとして発売されているマシンキットについては、種類によって入手の難易度も変わってきます。
限定商品の中でも比較的手に入れやすいのが、ここ何年かで発売されたポリカボディスペシャルのキット。
実車系のマシンであれば、レイボルフやエクスフローリー、ライキリなど。
他にも人気のアバンテMk.IIIアズールやサンダーショットMk.IIも発売されています。
それが2023年に再販されたことで、人気のポリカボディも以前に比べて手に入れやすくなっています。
再販からまだ時間も経っていないこともあり、お店などによってはまだ手に入りやすいポリカボディにはなってきます。
2023年に発売されたマシンキットについては、こちらの記事で紹介しています。
記念モデルのマシンキット
※一部のみ
ポリカボディキットの中には、発売された時期が限定的なキットもあります。
ポリカボディが付属のキットの中でも、記念モデルなどは入手難易度も上がってきます。
特にサイクロンマグナムメモリアルの場合は、フルカウルミニ四駆25周年記念としての発売。
発売から時期が経っていることもあり、かなりレアなキットになっています。
他にもジャパンカップモデルの場合は、2021年のデュアルリッジJr.や2020年のネオVQSがあります。
しかしポリカボディ単体としてはイベント会場で発売されていることもあり、ボディだけであればまだ入手もしやすいです。
2024年はフルカウルミニ四駆30周年記念ということで、ハリケーンソニックポリカボディスペシャルも発売されました。

記念モデルは再販がほぼ無いので、貴重なポリカボディキットになってくるのは間違いありません。
ポリカボディを使うメリット
軽量化
ポリカボディの最大のメリットは、マシンの軽量化になる部分です。
ポリカ(クリヤー)ボディの材質は、ポリカーボネート。
初期の頃はPETが材質として使われていましたが、塗装のむずかしさや脆さの部分から今ではPC(ポリカーボネート)が使われています。
重量の軽いマシンほど速いミニ四駆の場合、ボディの重さもマシンの速さに大きく影響。
特にマシンの中でも大きな面積を占めるボディが軽いことによって、マシン全体を軽量化することがが可能。

マシンを軽くしたい場合、ボディの選択肢としてはプラボディよりポリカボディになってきます。
低重心化
ポリカボディを使うことによって、マシンの重心を低くすることができます。
ミニ四駆の重心は、低いほど安定します。
特にコーナリング時やジャンプ後の着地などでは、重心が低い方がコースアウトの確率も減少。
キット付属のプラボディの場合、重さがある分マシンの重心も上がってしまいます。
さらに提灯などと組み合わせた場合は、提灯の可動と共に高さも上がります。
なので重量の軽いポリカボディを使うことによって、マシン全体の重心を下げることが可能になってきます。
自由な塗装が可能
ポリカボディの特徴としては、自由な改造や塗装ができる部分もあります。
ポリカボディを使う上で欠かせないのが、カットや塗装。
ステッカーや塗装もされていない状態では、レギュレーション違反にもなってしまいます。
そんなボディのカットや塗装ができるのは、ポリカボディだからこそ。
さらにマシンのカラーに合わせてスプレー塗装することで、オリジナルなマシンに仕上げることができます。

プラボディでも改造や塗装は可能ですが、ハサミでかんたんに加工ができるのもポリカボディだからこそになってきます。
脱初心者
ポリカボディを使ったマシンにすることによって、初心者から1歩進んだマシンに仕上げることができます。
ミニ四駆を始めた当初は、誰でも初心者。
マシンキット付属のプラボディを使って、マシンを改造していくことになります。
そんなプラボディからポリカボディに替えることで、1歩進んだ改造が可能に。
提灯などのギミック改造をしていく上でも、プラボディよりも使いやすくなってきます。
はじめはカットラインや塗装がむずかしいですが、ポリカボディを使ったマシンに改造するだけでも脱初心者なマシンに仕上げることができます。
ミニ四駆のおすすめポリカボディ
サンダーショット クリヤーボディセット(ポリカ)
ポリカボディの中でも、多くのマシンで使われているのがサンダーショットのポリカボディになります。
サンダーショットのメリット
- 方軸でも両軸でも合わせやすい
- フロントモーターにも使いやすい
- 参考になるマシンの改造例が多い
サンダーショットの気になるポイント
- タイミングによっては入手がむずかしい
サンダーショットのポリカボディの特徴は、コンパクトな形状な部分。
さらにキャノピー部分に高さがあることによって、FM-Aシャーシなどのモーターと干渉する部分をカットしても使いやすくなります。
ただし人気のポリカボディだからこそ、タイミングによっては手に入れづらい場合も。
限定商品ではありませんが、生産状況によってはお店で見かけない場合もあるのには注意が必要です。
サンダーショット系のボディとしては、サンダーショットMk.IIもあります。

サンダーショットMk.IIは限定商品となりますが、サンダーショットと合わせてカッコよくて使いやすいポリカボディです。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ サンダーショット クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 サンダーショットMk.2 クリヤーボディセット
サンダーショットMk.IIについては、こちらの記事で紹介しています。
ウイニングバードフォーミュラー クリヤーボディセット(ポリカ)
ボディを低くマシンに載せたい場合におすすめなのが、ウイニングバードフォーミュラーのポリカボディです。
ウイニングバードフォーミュラーのメリット
- 方軸も両軸も使いやすいボディデザイン
- 初心者でもカットしやすいボディ形状
- ボディの高さが無いので低く載せられる
ウイニングバードフォーミュラーの気になるポイント
- デザイン的にフロントモーターには使いづらい
ウイニングバードフォーミュラーのボディは横に広めになっていることで、方軸でも両軸でも使いやすくなっています。
これによって、ポリカボディのカットもかんたんで初心者にも使いやすいのがポイントになってきます。
ただしボディの高さが無いことによって、フロントモーター用としては使いづらい部分も。
キャノピー部分が低くて狭いので、フロントモーターの場合はボディを分断することになってしまいます。

それでも通常品として入手しやすく、提灯に合わせて低くボディを載せられるのは使いやすい部分になります。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ ウイニングバード フォーミュラー クリヤーボディセット
アバンテ系のポリカボディ
アバンテ系のポリカボディはマシンの種類が多く、マシンに合わせてポリカボディを選ぶことができます。
アバンテ系ポリカボディのメリット
- 人気のマシンなので種類が多い
- ボディ形状がわかりやすくカットしやすい
- そのままのカットでもシャーシに合わせやすい
アバンテ系ポリカボディの気になるポイント
- ウイング部分の有無によって印象が変わってくる
アバンテ自体が人気のマシンであることからも、アバンテのポリカボディの種類も多くなっています。
アバンテ系のボディはデザインがわかりやすいため、カットする際のむずかしさもありません。
両軸シャーシの場合も干渉する部分が少なく、細長いボディを工夫することでカッコよく載せることが可能。
ただしアバンテ系のボディは、ウイングの有無によってマシンイメージが変化。
特に提灯の場合は載せ方に工夫が必要になるので、多少のむずかしさは出てきます。
それでも種類が多いことによって、マシンに合わせたポリカボディを選ぶことが可能。

参考になる改造も多いので、自分のマシンに合わせたポリカボディの載せ方をすることができます。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ アバンテ クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ エアロ アバンテ クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ グレードアップ アバンテMk.II クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定シリーズ アバンテ Ml.III アズール クリヤーボディセット
実車系のポリカボディ
実車系のポリカボディはマシンによってデザインが違うため、好みのマシンを選ぶことができます。
実車系ポリカボディのメリット
- 好みの実車のデザインが選べる
- 低く載せることがカッコよく仕上げられる
- フロントモーターシャーシにも合わせやすい
実車系ポリカボディの気になるポイント
- マシンイメージを残すためのカットがむずかしい
今のミニ四駆は実車系のマシンも多く、実車系のポリカボディも多くの種類が発売されています。
実車系のポリカボディは実車がモチーフのマシンが多いことで、使いやすいポリカボディが多いです。
フロントモーター部分をカットすることでFM-Aなどにも載せやすく、あえて提灯ではなくサイドマスダンパーのマシンとして使うこともできます。
ただし実車としてのイメージを残して使う場合、カットラインがむずかしいという部分も。
提灯やシャーシと干渉する部分をカットしていく場合、カットし過ぎてしまうと原型が残らなくなってしまう点には注意が必要です。
それでも通常キットの実車マシンの場合、プラボディによる重さがデメリットになってきます。

そんなボディの重さを減らすために、マシンイメージの近いポリカボディを使うのもおすすめです。
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ トルクルーザー クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ ベルダーガ クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ライキリ クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 フェスタジョーヌL クリヤーボディセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 ラウディーブル クリヤーボディセット
キット付属のポリカボディ
どのポリカボディにしようか悩んだ場合、ポリカボディがセットになったマシンキットもおすすめです。
キット付属のポリカボディのメリット
- 使うシャーシに合ったポリカボディを選べる
- ポリカボディを載せたマシンがイメージしやすい
- ポリカボディ以外のパーツも優秀
キット付属のポリカボディの気になるポイント
- 限定商品が多く入手がむずかしい
今のミニ四駆では、ポリカボディがセットになっているマシンキットもいろいろな種類が発売されています。
ポリカボディが付属しているマシンキットは、マシンのイメージがしやすいのが大きな特徴になります。
さらにポリカボディを選ぶ際、ボディが自分のマシンに合うかどうかと悩む必要も無くなります。
ただし、ポリカボディ付属のマシンキットは限定商品として発売されていることがほとんど。
なのでマシンによっては、入手の難易度が上がってくるものがあります。
それでも最初からポリカボディが付属していることでマシンのイメージもしやすく、さらに改造を進めていくことも可能。

マシンを改造していくベースとしても、ポリカボディ付属のマシンキットはおすすめになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定 デュアルリッジJr. ジャパンカップ2021
商品リンク:タミヤ ミニ四駆限定商品 ネオVQS(バンキッシュ) ジャパンカップ2020
商品リンク:ネオVQS ポリカボディスペシャル
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 エクスフローリー ポリカボディスペシャル (パープル)
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 レイボルフ ポリカボディスペシャル (ライトブルー)
ミニ四駆におすすめのポリカボディ まとめ
ミニ四駆でおすすめのポリカボディはこちら。
- 多く使われているボディなら→「サンダーショット」
- 方軸で両軸でも使えるなら→「ウィニングバードフォーミュラー」
- アバンテ好きなら→「アバンテ系のポリカボディ」
- 実車系マシンなら→「実車系のポリカボディ」
- どのボディが良いか悩んだら→「キット付属のポリカボディ」
あとは、好みで選んでいけば良いだけ。
ただサンダーショットやウィニングバードなどは多く使われているので、参考になる改造も多いです。

同じポリカボディでもカットラインや塗装によってイメージが変わってくるので、とりあえず使ってみるのがおすすめです。
ポリカボディの使い方については、こちらの記事で紹介しています。
コメント