【カーボンブラシのモーター慣らし】低電圧で時間をかけて|3種類の条件で慣らし後を比較

モーター
カーボンブラシのモーターはどうやって慣らすの?

 

ミニ四駆のモーターには、カーボンと銅の2種類のブラシがあります。

回転数の速いダッシュ系モーターの多くに使われているのは、カーボンブラシ。

カーボンブラシの特徴は、強度が高く削りづらいこと。

そんな削りづらいカーボンブラシの場合、時間をかけて慣らしていく必要があります。

 

 

✅この記事の内容

  • モーター慣らし前の準備
  • 3種類の方法で実験
  • 3種類の慣らし方で出た結果

 

この記事では、カーボンブラシのモーター慣らしについて。

3つのHD3モーターを、条件を変えながら慣らした結果を紹介します。

銅ブラシモーターの慣らし方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

カーボンブラシの代表的な慣らし方は、低電圧で長時間

強度が特徴のカーボンブラシの場合は、低電圧で時間をかけて削っていく必要があるためです。

 

今回はHD3モーターの慣らしを、それぞれ慣らし方を変えて試しています。

 

1.5v×8本(2020) 1v×10時間(2021) 3v×6時間(2022)
あけポン 26485 26566 27697
慣らし後 28100 27616 28262

 

結果的にどの条件でも回転数は上がっていましたが、回転数の伸び率で比較した場合に1番違いが表れていたのは1.5vで長時間慣らした場合

もちろんモーターの個体差もあるので、必ずしもこの結果が正しいとは言えないのがむずかしい部分になってきます。

 

カーボンブラシの場合は、慣らしが終わった後の洗浄も大切

ブラシの削りカスがモーターの中に溜まっているので、これが回転数の妨げになっている場合もあります。

 

このカーボンブラシの慣らし方も、数ある方法の中のひとつ

使う機器オイル慣らし方を変えるだけで、もっと効率的で効果のある慣らし方があります。

 

しかしカーボンブラシの慣らしをやってみる最初の方法としては、かんたんで代表的なのでおすすめになってきます。

 

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モーター慣らし前の準備

モーター慣らし前の準備

カーボンブラシの慣らしに使うもの

カーボンブラシの慣らしに使うもの

今回はカーボンブラシの慣らし用として、3種類のHD3モーターを準備しています。

 

  • HD3モーター×3
  • モーター慣らし機
  • 電池ボックス
  • アルカリ電池×8本
  • USBファン
  • メタルオイル
  • パーツクリーナー

 

同じHD3モーターといっても、個体差は出てきます。

しかし今回のモーター慣らしは、それぞれの製造時期による個体差などがあるのを前提で準備

 

あくまでもカーボンブラシの慣らし方を3種類紹介し、それぞれの結果を比較してみるのが目的となってきます。

 

 

 

モーター慣らし前の回転数を測定

モーター慣らし前の回転数を測定

モーター慣らしの前に、あけポン状態での回転数を測定しておきます。

 

1.5v×8本(2020) 1v×10時間(2021) 3v×6時間(2022)
あけポン 26485 26566 27697

 

回転数の測定には、モーター慣らし機を使用しています。

実際の出力電圧を3vにして計測。

回転数の測定には、スマホのアプリ「Giri」を使用。

 

慣らし前の回転数としては、2022年のHD3モーターが1番になっています。

 

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慣らし前にモーターの軸にオイル注油

慣らし前にモーターの軸にオイル注油

モーター慣らしを始める前に、軸にオイルを注油しておきます。

 

タミヤ公式の見解でも、モーターのメンテナンス用のオイルの使用は認められています。

なので今回は、慣らし前と慣らし後のメンテナンス用として使用。

 

今回使ったのは、タミヤから出ているオイル

このモーターに使用するオイルについては、現代ミニ四駆ではさまざまな種類が使われています。

 

商品リンク:タミヤ HOP-UP OPTIONS OP-508 メタルオイル

 

 

 

3種類の方法で実験

3種類の方法で実験

1.5vの乾電池×8本

1.5vの乾電池×10本

1つ目の方法は、1.5vの乾電池を使ってモーター慣らしをしていきます。

 

  1. 単3乾電池1本(1.5v)で慣らし
  2. 電池が無くなったら正転逆転入れ替え
  3. 計8本使用

 

この方法に使用するのは、単3乾電池が入る電池ボックス

そして今回は電池ボックスとモーターホルダーをつなげるために、ワニ口クリップを準備しています。

 

1.5vの乾電池で、時間をかけて慣らしていく方法になってきます。

乾電池1本を使い切る時間が、だいたい2時間半

それを8本分繰り返すので、慣らす時間は20時間くらいになってきます。

 

電池ボックスをワークマシンにしてもできるので、ミニ四駆初心者にもおすすめのやり方。

人によっては、モーターを冷やすために冷蔵庫内でやっている場合もあります。

 

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1vで10時間

1vで10時間

2つ目の方法は、モーター慣らし機を使って1vの電圧をかけていきます。

 

  • 電圧を1vに設定して、正転方向に5時間
  • 次に同じ1vで、逆転方向5時間
  • 1vの電圧で、正転逆転を計10時間行う

 

この方法の場合、慣らしをする電圧は乾電池よりも低くなってきます

その状態で、正転逆転共に長めの時間をかけて慣らしていくことに。

 

時間もかかるため、モーターを冷やしながら慣らしをしていく環境が必要になってきます。

 

商品リンク:G-FORCE ジーフォース Mini Break-In System +R G0321

 

 

 

3vで6時間

3vで6時間

3つ目の方法もモーター慣らし機を使用して、3vで慣らしていきます

 

  • 電圧を3vに設定して、正転方向に3時間
  • 次に同じ3vで、逆転3時間
  • 3vの電圧で、正転逆転を計6時間行う

 

こちらの方法では、電圧を3vに上げてモーター慣らしを。

電圧を高くした分、正転逆転の慣らし時間を3時間ずつにしています。

 

電圧を高くして慣らし時間を短くした場合、カーボンブラシの慣らしに違いが表れるかどうかの検証になってきます。

 

 

 

3種類の慣らし方で出た結果

3種類の慣らし方で出た結果

慣らし後はブラシの削りカスを洗浄する

慣らし後はブラシの削りカスを洗浄する

カーボンモーターの慣らし後は、メンテナンスをしていきます。

 

カーボンブラシの場合、慣らしたことによってブラシの削りカスが出てきます。

そのままの状態にしておくと、せっかく慣らしても削りカスが抵抗に

これによって、モーターの回転の妨げにもなってきます。

 

なのでエアーダスターで吹き飛ばしたり、パーツクリーナーなどでモーターを洗浄。

パーツクリーナーで洗浄した場合、削りカスによってしっかり黒くなってきます。

 

洗浄後はしっかりと乾かし、乾いたら慣らし前と同じようにオイルを注油しておきます。

 

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モーター慣らし後の回転数を測定

モーター慣らし後の回転数を測定

カーボンブラシを3種類の条件で慣らした結果、どれも回転数の上昇はみられました。

 

1.5v×8本(2020) 1v×10時間(2021) 3v×6時間(2022)
あけポン 26485 26566 27697
慣らし後 28100 27616 28262

 

しかし条件によって、回転数の上昇の程度はまちまちな結果に

この違いが、カーボンブラシへの慣らし方の違いになってきます。

 

モーター慣らしの前後を比較しても、回転数の差はあきらか

カーボンブラシの場合、時間をかけて慣らしていくだけでもあけポン状態のモーターとは違いが表れます。

 

1番回転数の上昇がみられたのは、「1.5vの乾電池で20時間」回した場合。

逆に「3vで6時間」の慣らしでは、回転数の上昇もわずかでした。

 

回転数だけ見れば2022年のHD3モーターが1番になりますが、これはもとの回転数が良かったため

回転数の伸び率で考えれば「1.5vで20時間」、低電圧で長時間慣らした場合が1番になってきます。

 

 

 

自分に合った慣らし方からやってみる

自分に合った慣らし方からやってみる

カーボンブラシの代表的な慣らし方は、低電圧で長時間

強度が特徴のカーボンブラシの場合は、低電圧で時間をかけて削っていく必要があります。

 

今回はHD3モーターの慣らしを、それぞれ慣らし方を変えて検証

 

1.5v×8本(2020) 1v×10時間(2021) 3v×6時間(2022)
あけポン 26485 26566 27697
慣らし後 28100 27616 28262

 

結果的にどの条件でも回転数は上がっていましたが、1番違いが表れていたのは1.5vで20時間の場合

回転数の差はもともとの個体差がありますが、回転数の伸び率では低電圧で長時間の慣らしが1番という結果になりました。

 

カーボンブラシの慣らし方については、正解は人それぞれ。

使う機器オイル慣らし方を変えるだけで、もっと効率的で効果のある慣らし方があります。

 

そんな上級者向けのモーター慣らしについては、チャンピオンズの方たちの知識が勉強になってきます。

 

しかしカーボンブラシの慣らしをやってみる最初の方法としては、かんたんでやりやすい方法も。

自分に合った方法でカーボンブラシの慣らしをやってみるのがおすすめです。

 

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参考リンク:加速王のモーター慣らし基礎編

 

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