【モーターを分解】絶縁やお宝ワッシャー、モーターピンも|分解方法も紹介

モーター
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ミニ四駆のモーターの分解ってどうやるの?

 

ミニ四駆の改造をしていくと出てくるのが、「絶縁ワッシャー」「モーターピン」などのパーツ。

これらのパーツは、モーターの内部を構成しているパーツになってきます。

タミヤ製モーターを構成しているパーツということもあり、マシンの改造に使用するのもOK

使わなくなったモーターを分解をすることで、GUPとは違ったパーツを活用することができます。

 

 

✅この記事の内容

  • モーター分解前の注意点
  • モーター内部の使えるパーツ
  • モーターの分解方法

 

この記事では、ミニ四駆のモーターの分解について。

モーター内部のパーツと、分解の手順について紹介します。

 

 

ミニ四駆の改造パーツとして、モーター内部のパーツも使用することができます。

 

モーターの構成パーツの中でもよく使われるのが、「絶縁ワッシャー」「お宝ワッシャー」「モーターピン」など。

ひとつのモーターを分解するだけでも、これらのパーツを取り出すことができます。

 

そんなモーターの分解も、手順を理解すればかんたんにできます。

 

  1. エンドベルをはずす
  2. 回転軸を取り出す
  3. ニッパーでニクロム線を切る
  4. 変形させて手裏剣状の金属を取り出す
  5. ハンマーでお宝ワッシャーをはずす

 

使えなくなったモーターを再利用するという面でも、モーターの分解も改造のひとつになってきます。

 

 

 

モーター分解前の注意点

モーター分解前の注意点

モーター1つでは足りない

モーター1つでは足りない

モーターを分解して使う場合、複数個のモーターを一気に分解するのがおすすめです。

 

1つのモーターを分解することで、得ることのできるパーツはいくつかあります。

 

  • 絶縁ワッシャー
  • お宝ワッシャー
  • モーターピン

 

しかしこれらのパーツも、モーター1つに対して1つずつ使われているパーツ。

なので複数個使用したい場合は、いくつもモーターを分解する必要があります。

 

特に絶縁ワッシャーやお宝ワッシャーは、駆動調整などで複数使われることも多いです。

モーターピンについても、使用する長さによっては1本では足りない場合も。

 

モーターの分解も手間がかかる作業になってくるので、複数個のモーターを一気に作業するのがおすすめです。

 

 

分解したモーターの使用は禁止

分解したモーターの使用は禁止

1度分解したモーターを、コースやレースで使用することはできません

 

大前提として、タミヤの公式ルールの中で分解したモーターの使用は禁止

これは公平なモーターではなくなったり、危険があるという面で禁止されています。

なので1度分解したモーターは、モーターとしては使えないことが重要です。

 

ただモーターとして使用することはできなくても、分解したモーターのパーツを改造に使うことは可能

分解したモーターの中の部品もタミヤ製の製品であるから、改造への使用が認められています。

 

モーターの分解をする場合、その後モーターとして使用しないというのが前提条件になってきます。

 

 

 

モーター内部の使えるパーツ

モーター内部の使えるパーツ

絶縁ワッシャー

絶縁ワッシャー

最初に回転軸を取り出した時に付いているのが、「絶縁ワッシャー」とよばれるパーツです。

 

絶縁ワッシャーは、白くてとても小さい樹脂製のワッシャー

材質的に、抵抗が少ないのも特徴です。

 

その薄さと素材から、ちょっとした微調整などにも使いやすいパーツ

軸受けとホイールの間や、カウンターギヤなどのシャフト部分に取り付けてギヤの位置出しなど。

 

マシンの駆動調整などに使われることが多いパーツです。

 

 

お宝ワッシャー

お宝ワッシャー

モーターピンに付属しているのが、金属製の「お宝ワッシャー」になります。

 

モーターを分解した時、モーターピンに固定されているのがローターブッシュという金色の部品

このパーツを、ミニ四駆的にはお宝ワッシャーとよんでいます。

 

お宝ワッシャーは、モーターピンにしっかりと固定されています。

なので取り外す際は、ハンマーなどで叩いて取り外す必要が。

ニッパーや万力で挟んだり、スペーサーをうまく利用してハンマーで叩くと、取り出しやすくなります。

 

またモーターピンのままお宝ワッシャーの取り付け位置を調整することで、ピン打ちなどの時の固定具としての使用も可能。

他にもお宝ワッシャー単体として、細かい部分の位置出しなどで使われることもあります。

 

 

モーターピン

モーターピン

モーターの中心となっているのが、モーターのシャフト「モーターピン」です。

 

モーターピンの長さも、片軸用と両軸用のモーターで長さが変わってきます。

比較してみても、両軸モーターのモーターピンの方が長い

 

このモーターピンは、ミニ四駆のパーツの中でもトップクラスの剛性と硬さが特徴。

なので普通のビスよりも、圧倒的に曲がりにくくなっています。

 

この特徴によって、ビスの代わりに使われることが多いです。

ローラーを固定する用の「ピン打ち」「ゆとりピン打ち」

また長さを加工することで、「ピンスタビ」として使われる場合も。

 

加工の際は、リューターなどが必要になるほど強度のあるパーツになっています。

 

 

 

モーターの分解方法

モーターの分解方法

1,エンドベルを外して回転軸を取り出す

1,エンドベルを外して回転軸を取り出す

まずはモーターの中身を取り出すために、エンドベルとよばれるモーターカバーを外していきます

 

この時に使いやすいのが、小さめのマイナスドライバー

左右のツメの部分に、マイナスドライバーで引っかけて起こしていきます。

 

この時に力が必要になってきます。

なので、取り外す勢いでケガをしないように注意が必要になってきます。

 

左右のツメ部分を起こすことで、エンドベルをモーターと分離することができます。

 

 

2,絶縁ワッシャーとニクロム線を取り外し

2,絶縁ワッシャーとニクロム線を取り外し

次に取り外したモーター部分から、回転軸を取り出していきます

 

この時に付いている小さくて薄く白いワッシャーが、「絶縁ワッシャー」です。

また白いプラスチック製の部分も、取り外せたらモーターピンから外しておきます。

 

あとはニクロム線といわれる、赤い銅線を切り離していきます

細い銅線ということもあり、ニッパーでカットすることでかんたんに切り離しが可能。

 

ニクロム線を改造パーツとして使用することはないので、切り離ししやすいようにカットしていっても問題ありません。

 

 

3,手裏剣状の金属をすべて外していく

3,手裏剣状の金属をすべて外していく

ニクロム線を外した後は、手裏剣状の金属部品も取り外していきます。

 

手裏剣状の金属については、1枚1枚切りながらでも取り外すしていくことができます。

しかし枚数も多いので、斜めにニッパーを入れて形を変形させるのがおすすめ。

斜めに変形させることで、スーッと取り外せるようになります。

 

手裏剣状の金属を外せば、残るのは「モーターピン」だけ

さらに必要に応じて、モーターピンから「お宝ワッシャー」も取り外していきます。

 

 

 

ミニ四駆のモーター分解 まとめ

ミニ四駆のモーター分解 まとめ

ミニ四駆の改造パーツとして、モーター内部のパーツも使用することができます。

 

「絶縁ワッシャー」「お宝ワッシャー」「モーターピン」など、ひとつのモーターを分解するだけでもこれらのパーツを取り出すことができます。

 

そんなモーターの分解も、手順を理解すればかんたん

 

  1. エンドベルをはずす
  2. 回転軸を取り出す
  3. ニッパーでニクロム線を切る
  4. 変形させて手裏剣状の金属を取り出す
  5. ハンマーでお宝ワッシャーをはずす

 

おすすめは、100均などで小さめのマイナスドライバーニッパーなどの工具を準備すること。

変形や刃こぼれなどの可能性もあるので、いつも使っている工具よりおすすめです。

 

使えなくなったモーターを再利用するという面でも、モーターの分解も改造のひとつになってきます。

 

おすすめのモーターについては、こちらの記事で紹介しています。

 

ムーチョ

ミニ四駆歴9年目。ブログ運営歴7年。
小学生以来のミニ四駆に復帰後、2018年よりブログを運営しています。
自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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