ミニ四駆を始めるための第1歩は、マシンの組み立て。
お気に入りのマシンを選び、組み立てることでコースで走らせることができます。
付属の説明書通りに組み立ててれば、むずかしくないのがミニ四駆の特徴。
しかし組み立てのコツを知ることで、普通に組んだマシンよりも速いマシンに仕上げることも可能です。
✅この記事の内容
- 足回りの固定をしっかりする
- モーターピニオンの確実な固定
- 必要な部分にはグリスアップ
この記事では、ミニ四駆を組み立てる時のコツについて。
マシンの組み立ての時に、抑えておくべきポイント3つを紹介します。
ミニ四駆を速いマシンにする場合、丁寧な組み立てが大切になってきます。
説明書通りに、かんたんに組み立てることができるミニ四駆。
しかし、細かい部分まで意識して組み立てることでマシンの仕上がりも変わってきます。
特にタイヤなどの足回りやモーターのギヤなどは、マシンの速さに直結してくる部分。
しっかりした取り付けや固定は、コースを走らせた時のトラブルも未然に防ぐことができます。
さらにしっかりとグリスアップして組み立てることで、素組み状態のマシンでもそれなりの完成度のマシンに仕上げることが可能です。
足回りの固定をしっかりする
初心者に多いのが、タイヤが外れるトラブル
ミニ四駆のタイヤとホイールは、マシンの速さに直結してきます。
ミニ四駆の組み立てとしては、ランナーから切り離したホイールにタイヤをはめ込むだけ。
さらにシャフトに刺すことで、マシンを走らせることはできます。
しかし組み立て方によっては、マシンの速さにも影響が。
特にミニ四駆初心者や子どもに多いのが、コースで走らせた時にマシンのタイヤが外れてしまうトラブル。
そんなマシントラブルを起こさないためにも、足回りの組み立ては重要になってきます。
両面テープやマッキーでしっかり固定
マシンの足回りを安定させるためには、タイヤやホイールの固定が大切になってきます。
マシンの足回りを組み立てる時、ちょっとした一手間を加えることで安定させることができます。
- タイヤを両面テープで固定
- シャフトにマッキーを塗って抜けにくくする
- シャフトとホイールの向きをそろえる
まずホイールからタイヤが外れないようにするためには、両面テープでしっかり固定する必要があります。
しっかりはめ込んだはずのタイヤも、走行中の熱などで緩んできてしまう場合も。
そんなトラブルを防ぐためにも、固定する段階で両面テープを使うことが重要になってきます。
さらに、シャフトとホイールの固定も大切。
ホイールの取り付け穴は、シャフトの六角に合わせた形状になっています。
そんな六角穴に合わせた取り付けはもちろん、シャフトの先端にマッキーなどを塗ることで外れづらくすることも可能。
ミニ四駆の改造として「ホイール貫通」があるのも、足回りを安定させるためには必要な改造だからこそになってきます。
ホイール貫通については、こちらの記事で紹介しています。
モーターピニオンの確実な固定
固定が甘いと、他のギヤに干渉してしまう
ミニ四駆の速さを出すためには、モーターのパワーをしっかり伝えることが必要になってきます。
ミニ四駆の動力源となるのが、モーターと電池。
電池で動くモーターのパワーを、ギヤやタイヤに伝えることでマシンも走っています。
モーターのパワーを伝える上では、モーターに取り付けるピニオンギヤが重要。
ピニオンギヤの固定が甘いとズレやすくなり、他のギヤと干渉してきてしまいます。
なのでマシンの速さを出す上では、ピニオンギヤの固定をしっかりする必要が。
しっかり固定されたピニオンギヤによって、モーターのパワーを各パーツに伝えることができるようになります。
ピニオンギヤも、マッキーなどでしっかりした固定を
ピニオンギヤをモーターに取り付ける時も、ひと手間加えることで安定した取り付けが可能になってきます。
マシンを説明書通りに組み立てた時、モーターの取り付け方によってマシンの速さは変わってきます。
特にピニオンギヤの取り付けについては、ノーマルモーターでも速いモーターでも同じくらい重要です。
- マッキーを塗って抜けにくくする
- ヤスリでキズをつけて抜けにくくする
- 場合によっては瞬間接着剤でピニオンギヤを固定
シャフトと同じく、マッキーを塗ることでほんの少し塗料分の厚みが出てきます。
このほんの少しの厚みによってしっかり固定され、ピニオンギヤがズレたり外れたりというトラブルを防ぐことが可能。
またヤスリでキズをつけたり、場合によっては瞬間接着剤で固定することでも安定。
しかしこの方法の場合、ピニオンギヤの歯が欠けたりした時に取り外すことができなくなる点には注意が必要になってきます。
モーターのパワーは、ピニオンギヤを介してマシンに伝わっていきます。
なのでピニオンギヤを安定して固定することで、マシンの速さを出すことが可能になります。
必要な部分にはグリスアップ
ミニ四駆の組み立てに欠かせない「グリス」
マシンキットに付属しているグリスを適切に使うことで、マシンの完成度は上げることができます。
ミニ四駆キットに付属のパーツというのは、マシン周り以外にもグリスがセットになっています。
グリス自体は昔のミニ四駆キットからセットになっていて、ミニ四駆の組み立てには欠かせないもの。
ミニ四駆でのグリスというのは、潤滑油。
摩擦する場所を保護するために塗られる、油成分になっています。
このグリスによって消耗の激しい部分の保護や、適切な量であれば抵抗を減らしてマシンの速さにも影響してきます。
グリスアップすべき部分にしっかりと
ミニ四駆でのグリスは、主に抵抗を受けやすい部分に塗る必要があります。
マシンの組み立ての際、グリスアップすべき部分はいくつか。
- 各ギヤの歯
- 軸受け
- プロペラシャフトの受け(片軸)
- シャーシと接する部分
- ローラー用のビス
これは組み立ての時の説明書にも記載がある通り、ミニ四駆には必要なひと手間となっています。
普通に組み立てをしていても、ギヤ周りのグリスアップには気が付くことはできます。
しかし、軸受けやプロペラシャフトの受けなども忘れずにグリスアップ。
これによって、ただ組み立てただけのマシンとの違いを出すことが可能です。
ミニ四駆の組み立てのコツは3つ
ミニ四駆を速いマシンにする場合、丁寧な組み立てが大切です。
細かい部分まで意識して組み立てることでマシンの仕上がりも変わってきます。
特にタイヤなどの足回りやモーターのギヤなどは、マシンの速さに直結してくる部分。
しっかりした取り付けや固定は、コースを走らせた時のトラブルも未然に防ぐことができます。
さらにしっかりとグリスアップして組み立てることで、素組み状態のマシンでもそれなりの完成度のマシンに仕上げることが可能。
かんたんに組み立てられるミニ四駆だからこそ、細かな一手間でマシンの速さが変わってきます。
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