昔から子どもに人気のホビーのひとつが、「ミニ四駆」。
自分でマシンを組み立て、コースで走らせて競うのが楽しみのひとつになっています。
今のミニ四駆はマシンやパーツの種類も多く、組み立てや改造の自由度も幅広くなっているのが特徴です。
✅この記事の内容
- 子どもにミニ四駆がおすすめな理由
- 子ども向けのミニ四駆の遊び方
- 子どもにおすすめのマシン
- 子どもにもおすすめの改造
この記事では、子どもにおすすめのミニ四駆について。
子どもにミニ四駆がおすすめな理由や遊び方。
おすすめのマシンや改造も合わせて紹介していきます。
昔から子ども向けホビーとして人気なのが、ミニ四駆。
1988年頃に第1次ブームが起き、1994年頃からは爆走兄弟レッツ&ゴーを代表する第2次ブームが話題に。
2010年代に入っても第3次ブームが起き、2021年以降は第4次ブームとなって大人も子どもも楽しめるホビーとなっています。
そんなミニ四駆は、子どもにとっては学びにもなります。
さらにマシン完成後も、実際にコースで走らせながら試行錯誤していくことができます。
今では種類の多いミニ四駆ですが、子どもにもおすすめできるミニ四駆シリーズも数多く発売されています。

そのままでも楽しめるマシンはもちろん、かんたんなパーツで改造を進めていくこともできます。
子どもにミニ四駆がおすすめな理由
学び(教育)がある
子どもにミニ四駆がおすすめな理由のひとつが、学び(教育)になることです。
ミニ四駆はプラモデルということもあり、組み立てる必要があります。
説明書を見ながら自分で組み立てることで、手先の器用さも身についてきます。
またミニ四駆はガンダムのプラモデルなどとは違い、動きます。
なので組み立てる中ではタイヤまで力を伝えるギヤの仕組みや、電池からモーターに電気を伝える単純な電気回路の学びにもなってきます。

ミニ四駆を組み立てる中で、自然に子どもに必要な学びを得ることができるのが特徴です。
組み立てて終わりではない
ミニ四駆の楽しみのひとつになってくるのが、組み立てて終わりではないことです。
マシンを組み立てた後は、必ず走らせたくなるはず。
自分で作ったマシンを、実際にコースで走らせる楽しみを感じることができます。
またコースを走らせる中では、試行錯誤もしていきます。
さらにコースアウトしてしまった場合も、「なぜコースアウトしてしまったのか」を考えることになります。
コースアウトという失敗の中から、学びと改善を経験することができるのがミニ四駆の魅力。

単純なプラモデルのように組み立てて終わりだけではなく、組み立てた後にも学びの機会があるのはミニ四駆だからこそになってきます。
自分で情報を得て行動する
ミニ四駆の改造をする中では、自分で情報を得て行動していくことも学ぶことができます。
今の時代、ミニ四駆の情報はいろいろな媒体から得ることができます。
インターネットはもちろん、ミニ四駆関連の書籍からも。
ミニ四駆の学びになる部分は、自分で得た情報をもとに行動(実践)していく部分にあります。
そしてネットや本で得た情報を、自分のマシンや改造に活かしていくことに。
実際に得た情報を自分の中で落とし込んでいくことで、「PDCAサイクル」の学びの一環にもなってきます。
ミニ四駆におすすめの本についいては、こちらの記事で紹介しています。
子ども向けのミニ四駆の遊び方
コースで走らせる
お店のコース
ミニ四駆をコースで走らせる場合、1番手軽なのはお店のコースで走らせることです。
第2次ブームの頃のミニ四駆と比べると、今のミニ四駆はコースが充実しています。
今は、家電量販店でもミニ四駆コースを設置してくれている店舗がたくさんあります。
お店のコースなどは、通常のコースより少し難易度は上がっています。
しかしそんなコースでマシンを走らせるからこそ、ミニ四駆の楽しさを感じられる面も。
どのお店のコースも、ミニ四駆初心者は大歓迎。

初めのうちは遠慮がちになってしまいますが、わからないことを教えてもらえるのもお店のコースで走らせるメリットになってきます。
自宅用コース
市販のミニ四駆コースを購入することで、自宅でもミニ四駆を楽しむことができます。
自宅用コースとして一般的なのは、2種類。
自宅にコースを広げるとそれなりの広さは必要になりますが、誰にも気を使わずにミニ四駆を楽しめるメリットも。
友達のマシンと競うことで、盛り上がることもできます。
オーバルホームサーキットであれば、コースの他にマシンもセットになっているものがあります。

マシンを組み立ててすぐにコースで走らせることができるので、自宅用コースとしてもおすすめです。
ミニ四駆コースの種類については、こちらの記事でも紹介しています。
大会やイベントに参加する
タミヤ公式大会
ミニ四駆は、公式大会に参加してマシンを走らせるのも楽しみ方になってきます。
ミニ四駆の大会として有名なのは、タミヤが主催する公式大会。
全国各地で行われていて、通常のコースとは違った5レーンのコースを走らせることができます。
タミヤの公式大会では、カテゴリ分けもされています。
保護者といっしょに参加できる、「ファミリークラス」もあります。
実際に走らせるコースは同じなので難易度は高いですが、同じ年代の子ども達と走らせることが可能。

レースなので勝ち負けはありますが、公式大会に向けてマシンを改造するというのも楽しみ方になってきます。
ミニ四駆イベント
大会以外にも、ミニ四駆のイベントはいろいろな地域で開催されています。
ショッピングモールなどで開催されているイベントのほとんどが、ミニ四駆初心者向けになっています。
さらに組み立てたマシンを、すぐに設置されているコースで走らせることができます。
コースは自由に走行できる場合も多いので、自分で作ったマシンを持ち込んで走らせることも可能。
タイミングによってはレースも行われているので、公式大会よりも気軽に参加できるのがポイントです。

イベント会場にはミニ四駆に詳しい人も多いので、わからないことを相談する場としてもおすすめです。
子どもにおすすめのマシン
動物のミニ四駆シリーズ
子ども用のミニ四駆としては、「動物のミニ四駆シリーズ」がおすすめです。
ミニ四駆オオカミ2 | ミニ四駆ペンギン | ミニ四駆ぞうさん | ミニ四駆コアラ | ミニ四駆キャット | ミニ四駆パンダ2 | ミニ四駆ピッグ |
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ARシャーシ | VZシャーシ | VZシャーシ | VSシャーシ | S2シャーシ | S2シャーシ | S2シャーシ |
ミニ四駆フクロウ | ミニ四駆ホーク | ミニ四駆ドッグ | ミニ四駆オオカミ | ミニ四駆パンダ | ミニ四駆しろくまっこ | ミニ四駆くまもん |
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S2シャーシ | S2シャーシ | S2シャーシ | VSシャーシ | S2シャーシ | S2シャーシ | S2シャーシ |
動物のミニ四駆シリーズのメリット
- 好みのアニマルドライバーを選ぶことができる
- カラフルなデザインによってパーツが優秀
- ドライバーの乗せ替えも可能
動物のミニ四駆シリーズの気になるポイント
- 改造を進めていくとドライバーが不要になってくる
同じ動物でも、マシンによってシャーシやデザインが違います。
カラフルでかわいいデザインはもちろん、マシンとして優秀なキットも多いのが特徴です。

ミニ四駆はマシンの種類も多くて選びづらいので、子ども用としては動物のミニ四駆シリーズから選ぶのもおすすめです。
ビギナーズミニ四駆シリーズ
ミニ四駆の組み立てがほとんど必要ないのが、「ビギナーズミニ四駆シリーズ」になります。
ビギナーズミニ四駆シリーズのメリット
- マシンの組み立てがほとんど必要なし
- 電池だけ用意すれば走行可能
- 本格的な改造もしていける
ビギナーズミニ四駆シリーズの気になるポイント
- 組み立てる楽しさは物足りない
ビギナーズミニ四駆シリーズは、ほとんどマシンが完成された状態で発売されています。
小学生以下の小さいお子さんのような、自分でまだ組み立てできないような子どもにもおすすめのマシンキットになっています。
ほとんど完成している状態のため、マシンを組み立てる面では物足りなさもあります。

それでもかんたんな組み立てだけでマシンが完成するので、ミニ四駆をコースで走らせてみたいという人におすすめのマシンになります。
ビギナーズミニ四駆については、こちらの記事でも紹介しています。
トレイルミニ四駆
2025年に新しく発売された、「トレイルミニ四駆」も子どもにはおすすめのミニ四駆になっている
トレイルミニ四駆のメリット
- はめ込むだけで組み立てることができるEZシャーシ
- 単三電池1本で走行可能
- 50:1のギヤ比でパワフルな走りが可能
トレイルミニ四駆の気になるポイント
- コースで走らせる場合は改造が必要
通常のミニ四駆とは違い、オフロードマシンとして楽しむことができるのがトレイルミニ四駆の魅力です。
しかしオフロードマシンらしいタイヤと共に、障害物も乗り越えて走っていくことができます。
2025年10月には、子どもにも人気のくまモンバージョンのトレイルミニ四駆も発売。

屋外で走らせることのできるトレイルミニ四駆は、小さな子どもが公園で遊ぶのにも最適なミニ四駆になっています。
トレイルミニ四駆については、こちらの記事で紹介しています。
子どもにもおすすめの改造
子どもはマシンの速さが物足りなくなってくる
実際に子どもとミニ四駆をコースで走らせていると、「もっと速くできないの?」という物足りなさが出てきます。
マシンの組み立てが終われば、コースで走らせることが可能になります。
説明書通りのマシンの組み立てであれば、しっかりとコースを走って完走してくれます。
しかし子どもの場合、コースを走らせているうちにマシンの速さに物足りなくなってきてしまいます。
そこでマシンを速くしようと考えるのが、キット付属のモーターより速いモーターに交換です。
そしてすぐにコースアウトしてしまっては、子どもとしてもミニ四駆を楽しむことができません。
なのでアップダウンの多い立体コースを走らせる場合、コースに合わせたマシンの改造も必要。

速いモーターで速度上げるのと共に、コースアウトしないような改造も必要になってきます。
おすすめは「ファーストトライパーツセット」
ファーストトライパーツセットを使って改造することで、速いマシンでも安定してコースを走ることができます。
ファーストトライパーツセットのメリット
- ミニ四駆に必要な改造が一通りセット
- 説明書通りの組み立ててで改造可能
- チューンモーターでも安定して完走可能
ファーストトライパーツセットの気になるポイント
- シャーシによって種類が違う点には注意
ファーストトライパーツセットは、マシンの走りを安定させるためのパーツがすべてセットになっています。
細かい取り付け方なども説明書に書かれているので、ミニ四駆を組み立てられれば取り付けもかんたんです。
今のミニ四駆に必要な改造パーツが、一通りセットになってるのもポイント。

初めて組み立てたマシンを、速いマシンで安定して走らせたい子どもにおすすめのパーツセットになっています。
ファーストトライパーツセットについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
子どもにおすすめのミニ四駆 まとめ
息子のリクエストで、ミニ四駆を走らせました😊
・VZシャーシのパンダ
・ファーストトライパーツセット
・トルクチューンモーターこれだけでも余裕で完走👍
あらためてファーストトライパーツの有用性を確認😁あとはたまにある、コースへの引っかかりを無くせば完璧✨#コジマでミニ四駆 pic.twitter.com/8IJ1RuBClI
— ムーチョ@ミニ四駆ブロガー (@mini4wdblog) October 6, 2022
ミニ四駆は、子どもにもおすすめのホビーになっています。
数あるマシンがある中で、子どもにもおすすめできるのが「動物のミニ四駆シリーズ」。
他にも組み立てがかんたんな「ビギナーズミニ四駆」や、オフロードマシンとしての「トレイルミニ四駆」もあります。
初期費用としても安いのが、ミニ四駆のメリットのひとつ。

手軽に始められるミニ四駆だからこそ、子どもにもおすすめできるホビーになってきます。
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