ミニ四駆の改造の中では、「ヤスリがけ」が欠かせません。
カットした断面の加工や、FRPやカーボンプレートの表面を整えるのにも必要。
そんなヤスリがけも、ただやるよりも手順を踏んだヤスリがけの方が効果があります。
ヤスリがけの基本を理解することで、準備するべきヤスリの番手もわかってきます。
✅この記事の内容
- ヤスリがけの基本
- ヤスリがけは、いきなり高番手から始めない
- どのヤスリを準備すればいいのか
この記事では、ミニ四駆でのヤスリがけについて。
基本的なヤスリがけの方法と、本当に必要となるヤスリの番手を紹介します。
ミニ四駆でのヤスリがけは、基本的な手順が大切になってきます。
- 表面を平らに整えて形を出す
- #400のヤスリからスタート
- #600に番手を上げる
- #800のヤスリである程度仕上げる
- 必要に応じて#1000以上で光沢を出す
この時に欠かせないヤスリとなるのが、「#400」「#600」「#800」のヤスリ。
はじめから番手の高いヤスリを使わずに、少しずつ番手を上げていくことが重要になってきます。
仕上がりを良くするため、最後に「#1000」以上のヤスリを使うのがおすすめです。
塗装用ボディのヤスリがけでなければ、#400~#800までのヤスリがけでも十分。
必要に応じて耐水ペーパーで水研ぎすることで、FRPやカーボンプレートをマットな仕上がりにすることもできます。
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ヤスリがけの基本
番手の小さいヤスリから始める
ヤスリがけの基本としては、番手の低いものから順にヤスリがけをしていきます。
- ランナーなどの大きな凸凹を棒ヤスリなどで平らに
- #400のヤスリで表面をやすりがけ
- #600に番手を上げる
- #800までやれば、ある程度キレイに
- 光沢仕上げをする場合は、さらに#1000以上を
ヤスリがけをする場所や形状によっても、多少変わってくる部分はあります。
しかし基本的に、ミニ四駆でのヤスリがけであれば#400くらいの低い番手から。
ヤスリがけでついたキズを、少しずつ番手を上げていき目立たないように消していくのが「ヤスリがけ」になります。
#1000以上で仕上がりを良くする
ヤスリがけ後の仕上がりを良くするためには、#1000以上のヤスリが必要になってきます。
基本的なヤスリがけの流れとしては、#400番から#600,#800くらいまで。
ここまで順にヤスリがけしていれば、ある程度の仕上がりにはなってきます。
ここからさらに仕上がりを良くするためには、#1000以上のヤスリを使用。
より細かいヤスリを使うことで細かいキズも目立たなくなり、光沢も出て、塗装の際の塗料の乗りも良くなります。
仕上がりの良さを求める場合は、#1000以上まで。
しかしそこまで求めていない場合は、#800くらいまでやるだけでも十分な仕上がりにはなってきます。
ヤスリがけは、いきなり高番手から始めない
ヤスリがけの際の注意点
ヤスリがけでの注意点としては、最初から高番手のヤスリを使わないことです。
ヤスリがけをすると、どうしてもヤスリによってキズがついてしまいます。
キズをつけないようにする場合、目の細かいヤスリの方がキズをつけずにヤスリがけできるのではと。
しかし最初から高番手のヤスリで始めた場合、目が細かすぎてほんの少ししか削ることができません。
根気よく続けていればそのうち仕上がってきますが、とても効率が悪い作業になってしまいます。
なのでヤスリがけをする場合は、多少キズがついてしまっても#400くらいのヤスリからスタート。
徐々に目の細かいヤスリに上げていくことで、ヤスリがけでついたキズも目立たなくすることが可能です。
仕上げのヤスリがけまでの工程を工夫
すべてをヤスリだけで仕上げようとせず、作業工程を工夫することで時間効率を上げることもできます。
手順に沿ったヤスリがけの作業も、仕上がりの見た目を良くするため。
なのでそこまでの工程は、リューターなどを使うことで労力を減らすこともできます。
- 大まかな削りは、棒ヤスリやダイヤモンドヤスリ
- リューターとダイヤモンドカッターで、カットや研磨
- プラスチック部分は、ジルコナイトで作業効率アップ
あくまでも、仕上げとしてのヤスリがけは必要になってきます。
しかしリューターなどを上手く使うことで、ヤスリがけまでの作業効率を上げることもできてきます。
どのヤスリを準備すればいいのか
#400~#800は間違いなく必要
まず間違いなく必要となってくるのが、#400~#800のヤスリです。
#400で表面の形状を出して、#800で仕上げていくイメージ。
タミヤの「フィニッシングペーパー」をはじめ、紙ヤスリであれば数百円で手に入れることができます。
今では、100均でも番手の違う紙ヤスリは手に入れることが可能。
またヤスリがけをする場所によっては、「スポンジヤスリ」も使いやすいのでおすすめです。
紙ヤスリのように番手も分かれているので、複雑な形状や曲面部分もやりやすくなってきます。
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仕上げ用として、#1000以上があればOK
基本的なヤスリがけ後の仕上げは、#1000以上のヤスリになります。
目の細かい「#1000」でも十分な仕上がり。
それ以上を求める場合は、「#2000」くらいまでやれば十分な見た目になってきます。
ヤスリをそろえる時に大切なのは、必要な番手だけあれば十分だということ。
- 低い番手から始めない
- 低すぎる番手も必要なし
- 極端に離れた番手だけ使わない
低い番手から始める理由は前述の通りですがが、#180や#240などの低すぎる番手も特に必要はありません。
さすがに目が粗すぎるので、キズが目立ってきます。
仕上げまでの工程も長くなってしまうので、特に準備する必要はない番手です。
また#400の次に#2000などのように、極端に離れすぎた使い方をしないことも必要です。
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#400~#800があれば十分
ミニ四駆でのヤスリがけは、基本的な手順が大切です。
- 表面を平らに整えて形を出す
- #400のヤスリからスタート
- #600に番手を上げる
- #800のヤスリである程度仕上げる
- 必要に応じて#1000以上で光沢を出す
この時に欠かせないヤスリとなるのが、「#400」「#600」「#800」。
はじめから番手の高いヤスリを使わずに、少しずつ番手を上げていくことが重要になってきます。
仕上がりを良くするためには、最後に「#1000」以上のヤスリを使うのがおすすめ。
塗装用ボディのヤスリがけでなければ、#400~#800までのヤスリがけでも十分。
必要に応じて耐水ペーパーで水研ぎすることで、FRPやカーボンプレートをマットな仕上がりにすることもできます。
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