レーザーミニ四駆の第2弾として発売されたのが、ジャドーエース。
その特徴となるのが、LCで真価を発揮されるという「リヤハイマウントローラー」です。
マシンを組んだ時から気になっていたのが、提灯のような動き。
現代ミニ四駆に欠かせない提灯のような機能も期待して走らせてみたところ、意外な落とし穴がありました。
✅この記事の内容
- 「手軽に取り付けできるシンプル構造」がレーザーパーツ
- 走らせて見えてきた、コースアウトの原因
- コースで走らせるためには、調整が必要に
この記事ではジャドーエースのレーザーパーツ、リヤハイマウントローラーについて。
コースで気づいた問題点と、その対策について紹介します。
レーザーパーツの特徴は、手軽に取り付けできるシンプル構造。
リヤハイマウントローラーについても、ボディに引っかけて取り付け穴へ差し込むだけという、かんたんな取り付けになっています。
そんな余裕のある取り付けと、上下に稼働する動きから、提灯としての機能にも期待されていました。
しかし実際にコースで走らせてみると、動きやすさのせいで外れやすい結果に。
そして外れたパーツがタイヤに引っかかり、コースアウトの原因となってしまいました。
この提灯のような作りは、意図して考えられたのか、マシンによって違うのか。
ジャドーエースをコースで走らせる上では、ちょっとしたセッティングが必要となってきます。
商品リンク:タミヤ レーザーミニ四駆 No.2 ジャドーエース VZシャーシ 19802
「手軽に取り付けできるシンプル構造」がレーザーパーツ
ジャドーエース付属のレーザーパーツ
レーザーミニ四駆第2弾となるジャドーエースにも、いくつかのレーザーパーツが付属しています。
- フロント部分の「アンダースタビ」
- 形に特徴のある「ハイトローラー」
- LC対策にもなる「リヤハイマウントローラー」
その中でも性能が期待されていたのが、リヤハイマウントローラー。
これまでには無かった角度でのローラーの取り付け方。
LC対策としての新しいパーツとして、注目もされていました。
偶然か狙ったのか、提灯のような動きに期待も
LC対策としての作りはもちろん、実際に組み立ててみると、その取り付け方にも可能性を感じました。
リヤハイマウントローラーの取り付けは、大きく2ヶ所。
まずはボディへ引っかける部分、そして取り付け穴への差し込み部分です。
この取り付け穴の大きさに余裕があるので、パーツとしては抜けやすくなっています。
そしてボディに引っかけている部分が支点となって、リヤハイマウントローラー全体が浮き上がる形に。
その動きはまるで、現代ミニ四駆に必須の提灯のよう。
偶然なのか、狙った形なのか。
リヤハイマウントローラーの作りには、提灯としての意味もあるのかと期待していた部分もありました。
走らせて見えてきた、コースアウトの原因
マシンの挙動に合わせて、提灯のように動く
実際にコースで走らせていると、リヤハイマウントローラーが浮き上がっているのが目でもわかります。
立体テクニカルコースが主流の、現代ミニ四駆。
スロープやDBなど、マシンのアップダウンに合わせてリヤハイマウントローラーが稼働していました。
マシンがコースを走るのが速いながらも、見ていてもわかるくらいの稼働の様子です。
実際コースで走らせた場合、コースの壁との接触などで提灯として稼働しないのではと考えていた部分も。
しかしそんな考えとは裏腹に、マシンの挙動に合わせてしっかりと動いていました。
提灯のように動くが、着地の衝撃で外れてしまう
この提灯のような動きが、マシンのコースアウトにもつながっていました。
動きやすいということは、外れやすいという意味でもあったからこそ。
- マシンの挙動に合わせて、ローラー部分が浮き上がる
- ボディに引っかけている部分が支点に
- マシンの着地の衝撃で、支点となっているボディ部分が外れる
- 外れたパーツがズレて、タイヤに干渉
- マシンの走りが乱れ、コースアウトに
動きとしては、提灯と同じように稼働していました。
しかしマシンの着地の衝撃などで、パーツ全体が外れてしまうことに。
結果的にタイヤを巻き込むなどして、コースアウトの原因になってしまっていました。
コースで走らせるためには、調整が必要に
稼働しないように、マルチテープで固定
リヤハイマウントローラーがコースアウトの原因になっていたことで、調整が必要となりました。
とりあえず、提灯としての動きを無くすことが必要。
しかしこの先のマシンの改造を考えると、瞬間接着剤での固定はできません。
かといってパーツ全部を外してしまえば、本来のLCでの効果も期待できなくなってしまいます。
なので最終的には、マルチテープを使ってパーツを固定。
取り付け部分にマルチテープを巻き付け、ボディの取り付け穴にピッタリ入るように調整しました。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.463 ミニ四駆マルチテープ (10mm幅 ブルー) 15463
マシンの制振性は、別の部分で考えていく
リヤハイマウントローラーを固定したことで、これが原因でのコースアウトは無くなりました。
パーツが外れてタイヤに引っかかり、マシンの挙動を乱すこともありません。
実際リヤハイマウントローラーの動きが、制振性に影響していたかはわかりません。
むしろ提灯のような動きをしていたことからも、多少は着地の衝撃を逃がしてくれていた可能性はあります。
しかし、コースアウトの原因となっていたのも事実。
リヤハイマウントローラー本来の役割としては、LC対策として。
マシンの制振性に関しては、別の部分や改造で考えていく必要があることに気づけました。
リヤハイマウントローラーは、LC対策用
レーザーパーツの特徴は、手軽に取り付けできるシンプル構造。
ジャドーエース付属のリヤハイマウントローラーについても、かんたんな取り付けになっています。
そんな上下に稼働する動きから、提灯としての機能にも期待していました。
しかし実際にコースで走らせてみると、思っていたような動きにはならず。
- マシンの挙動に合わせて、ローラー部分が浮き上がる
- ボディに引っかけている部分が支点に
- マシンの着地の衝撃で、支点となっているボディ部分が外れる
- 外れたパーツがズレて、タイヤに干渉
- マシンの走りが乱れ、コースアウトに
この提灯のような動きが、コースアウトの原因となってしまいました。
リヤハイマウントローラーは、LC対策として機能的なパーツ。
マシンの制振性を考えていく上では、別の方法を考えていく必要がありそうです。
商品リンク:タミヤ レーザーミニ四駆 No.2 ジャドーエース VZシャーシ 19802
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