- 3レーンセクション用のブレーキメーカーはどんな商品?
- 他のブレーキ用チェッカーとの違いは?
- どうやって使うの?
CRAFT & CUSTOMIZINGから新発売されたのが、「3レーンセクション用ブレーキメーカー」です。
従来のバンクチェッカーとしての使い方はもちろん。
紙ヤスリを貼ることでブレーキスポンジの加工ができ、マシンに合わせた調整も可能になっています。
✅3レーンセクション用ブレーキメーカーのおすすめポイント
- ブレーキスポンジの加工ができる
- バンクチェッカーとしての使用も可能
- ブレーキの微調整も可能
もちろん、ブレーキスポンジの加工ができるのはバンクに対してだけなどのデメリットも。

そこらへんも含めて、3レーンセクション用ブレーキメーカーをレビューしていきます。
商品リンク:【セット品】3レーンセクション用 ブレーキメーカー 《NO.119,120》
CRAFT&CUSTOMIZING 3レーンセクション用ブレーキメーカーの商品概要
- ブレーキスポンジをバンク形状に限りなく近づけられるようにできるツール
- やすりでスポンジを削っていく加工が可能
- マシンに合わせてブレーキ加工をきれいに仕上げることができる
- バンク面に対して、+0.5mm,±0mm,-0.5mmの段差3パターンを設定
- 使用するやすりの厚さやホイール径で細かくブレーキの高さを調整可能
出典:商品HP

要約すると、バンクチェッカーとしてだけではなくヤスリによるブレーキ加工もできるツールになります。
3レーンセクション用ブレーキメーカーの気になるポイント

バンクに対してだけ調整可能

3レーンセクション用ブレーキメーカーでは、バンクに対する調整や確認ができるだけになってきます。
ブレーキメーカーの種類としては、20°バンク用と30°バンク用があります。
なので20°バンクか30°バンクか、必要な方に応じてブレーキの調整や加工が可能。
しかし付属しているのはバンク用だけなので、スロープなどに対しては調整ができません。
しかしブレーキが必要なスロープとは調整の仕方も変わってくるので、スロープで効かせるためにはスロープ用のチェッカーなどが別で必要になってきます。
他にも公式大会などでは、3レーン用のバンクとは違った角度もあるのでそれらに対しても調整が必要。

バンクとスロープの両方に合わせた調整をする場合、別売りのスロープチェッカーなども使って調整する方が確実になってきます。
商品リンク:3レーンセクション用チェッカー【PRO】
バンクスルーについては、こちらの記事で紹介しています。
3レーンセクション用ブレーキメーカーのおすすめポイント

ブレーキスポンジの加工ができる

ブレーキメーカーの1番のポイントは、ブレーキスポンジの加工ができる部分になります。
一般的なバンクチェッカーなどは、セッティングしたブレーキを確認するもの。
なのでブレーキスポンジやブレーキプレートなどを、加工してから確認することになります。
それに対してブレーキメーカーは、ブレーキスポンジの加工が可能になっています。
バンクの角度に合わせて紙ヤスリが貼ってあることによって、ブレーキスポンジも角度を付けて削っていくことができます。
ブレーキスポンジ自体を加工することで、ブレーキプレートとして使うFRPやカーボンを加工する必要なし。

ブレーキスポンジを削るのは無加工での改造になるので、ストッククラスやB-MAXマシンなどのブレーキセッティングに最適になってきます。
バンクチェッカーとしての使用も可能

3レーン用ブレーキメーカーの使い方としては、3レーン用としてのバンクチェッカーとしての使い方もあります。
3レーンにおいて、不必要なマシンの減速をしないためにはバンクスルーが必須。
なので、マシンのブレーキがバンクで当たらないような調整が必要になってきます。
そんなバンクスルーできるブレーキセッティングのために、バンクチェッカーとして使用できます。
これによってバンクの角度に合わせたブレーキセッティングをすることで、最適なマシンセッティングを出すことができます。
一般的な3レーンコースのバンクは、20°バンクがほとんど。

ただし店舗コースなどでは30°バンクを採用しているコースもあるので、ブレーキメーカーがあれば30°バンクに対しても調整が可能になってきます。
ブレーキの微調整も可能

ブレーキメーカーのポイントとしては、ブレーキ加工の微調整ができる部分もあります。
ブレーキメーカー表面には、3種類の印字。
+0.5mm,±0mm,−0.5mmはそれぞれ、表面の紙ヤスリを貼る部分の深さも違っています。
この+0.5mm〜−0.5mmの幅によって、ブレーキスポンジを削る際の微調整も可能になっています。
逆にあまりブレーキを効かせない場合は、−0.5mmにすることであまりスポンジを削らずに調整することができます。
単純にバンクに合わせてブレーキスポンジを削れるだけでなく、微調整も可能。

コースによっては少しバンクで擦らせてマシンの速度調整をしたい場合もあるので、単にバンクスルーさせるだけではないのが便利なポイントになっています。
3レーンセクション用ブレーキメーカーの使い方

準備するもの

3レーン用ブレーキメーカーを使用する際は、マシン以外にも準備するものがいくつかあります。
- 調整用マシン
- 紙ヤスリ
- スペーサー(3mm,1.5mm)
ブレーキメーカーでブレーキスポンジを削るためには、紙ヤスリが必要になります。
ただし使用する両面テープによって厚みが変わってくるので、そこは注意する必要があります。
他にも加工する際にマシンを安定させるため、3mmと1.5mmのスペーサーも必要に。

72mmシャフトにスペーサーとタイヤを固定することで、安定して加工することができます。
ブレーキ加工の仕方

マシンや紙ヤスリを準備したら、あとはブレーキスポンジを加工していくだけになります。
- STEP1ブレーキメーカーに紙ヤスリを貼る

- STEP2スペーサーを通したマシンを準備

- STEP3前後に動かしながらブレーキを削る

実際に使ってみて感じたポイントは、ゆっくり加工していくことです。
早く動かして加工したり、強く押し付けて加工すると仕上がりも上手くいきません。
なので加工する際は、焦らずにゆっくり削っていくのがおすすめ。

また加工後は、説明書にもあった通りスポンジ部分に熱を加えることでキレイに仕上げることができます。
CRAFT&CUSTOMIZING 3レーンセクション用ブレーキメーカー まとめ

バンクチェッカーとしてだけでなく、ブレーキスポンジの加工もできる3レーン用ブレーキメーカーはおすすめです。
3レーン用ブレーキメーカーのおすすめポイント
- ブレーキスポンジの加工ができる
- バンクチェッカーとしての使用も可能
- ブレーキの微調整も可能
ポイントとなってくるのが、単にブレーキスポンジの加工ができるだけではない部分。
ブレーキスポンジの削れ方も変わってくるので、マシンやコースに合わせた調整も可能になっています。
もちろんバンクとスロープの両方を確認する場合は、スロープのチェッカーも必要。

それでもFRPやカーボンの加工が必要ないので、無加工改造のストッククラスやB-MAXには使いやすくなってきます。
商品リンク:【セット品】3レーンセクション用 ブレーキメーカー 《NO.119,120》



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