【解説】ストッククラスレギュレーションの改定|2026年からの変更点

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2026年の改定でストッククラスのレギュレーションは何が変わったの?

 

2026年5月に発表されたのが、ストッククラスのレギュレーションの一部改定です。

新たなルールが加わったことで、これまではOKだった改造ができない場合も。
特にボールリンクマスダンパーを使った改造については、見直しが必須になってきます。

 

 

✅この記事の内容

  • ストッククラスレギュレーション改定の背景
  • レギュレーションの変更点
  • 新レギュレーションのQ&A

 

この記事では、2026年のストッククラスレギュレーションの改定について。

実際に配信された動画をもとに、改定された部分について解説
他にもストッククラスマシンを改造する上で出てくる疑問についても、Q&A方式で紹介しています。

 

 

2026年6月から、ストッククラスのレギュレーションが改定されます。

 

これまでのストッククラスでの改造の中でも、大きく変わってくるのが以下の2点

  • フロント提灯
  • ATバンパー

 

特にボディ周りに改造禁止範囲が追加されたことによって、ボールリンクマスダンパーを使ったフロント提灯の改造ができなくなりました。
他にもバンパー類の車体への固定も明言化されたことで、ATバンパーのような動くバンパーもレギュレーション上不可に。

 

実際に新レギュレーションが施行開始になるのは2026年6月1日からで、7月にはストッククラスの大会も開催予定。

 

これまでよりも初心者寄りなレギュレーションになったので、むずかしい改造をしなくてもストッククラスマシンを作ることができます。

 

ストッククラスの基本的なレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

レギュレーション改定の背景

レギュレーション改定の背景

なぜ今回の改定が行われたのか

なぜ今回の改定が行われたのか

今回のストッククラスレギュレーション改定の背景には、「より分かりやすく、よりシンプルに」という目的があります。

 

2025年12月に、ストッククラスとB-MAXGPのレギュレーションが統一されました。
そしてレギュレーション統一以降、全国各地でB-MAXプレミアムとして大会が開催

 

無加工での改造が基本のレギュレーションということで人気でしたが、その一方でレギュレーションの解釈のむずかしさもありました。

実際にマシン改造をしていても、ルールの解釈に迷うケースがいろいろ
さらに大会運営側としても問い合わせが相次いだことで、現場での混乱もあったそうです。

 

そこで3月に行われた公式大会でのフィードバックや、各販売店からのリクエストも踏まえてレギュレーションの改定へ。

 

「より分かりやすく、よりシンプルに」という方向性のもと、今回のレギュレーションの改定が発表されました。

 

 

ストッククラスの目指す姿

ストッククラスの目指す姿

ストッククラスの本来の趣旨は、「パーツをポン付けして楽しむこと」になります。

 

初心者でもミニ四駆を始めやすいように、複雑な加工やグレーゾーンな改造が可能な余地を無くす
これによって、よりシンプルな状態でレースを楽しめるようになります。

 

今回の改定を通じてストッククラスやB-MAXGPが目指しているのは、「誰でも気軽に参加できて、実力差が出にくいレース環境」です。

実車のモータースポーツに例えるなら、F1やWRCのような極限まで突き詰めたカテゴリーがオープンクラス
一方でストッククラスは、市販車ベースのワンメイクレースのようなイメージになってきます。

 

ストッククラスは改造の複雑さで差がつくのではなく、セッティングの選択などで勝負できる環境を整えることが狙い。

 

より高度な改造を楽しみたい場合こそ、オープンクラスへの参加が推奨されてきます。

 

 

 

ストッククラスレギュレーションの変更点

ストッククラスレギュレーションの変更点

フロント提灯の取り付けが制限

フロント提灯の取り付けが制限

2026年6月からのレギュレーション変更によって、フロント提灯などの改造が大きく制限されることになりました。

 

12. 前輪および後輪のシャフトと左右の軸受けで囲まれた範囲、ならびに左右のタイヤ外縁の内側における前輪の中心軸から前輪の後端までの範囲および後輪の中心軸から後輪の前端までの範囲(※下図参照)を「禁止範囲」とします。
ドライバーフィギュアを除き、禁止範囲内にボディ以外の部品を設けてはなりません。
また、ドライバーフィギュアを除き、ボディ以外の部品の全部または一部が禁止範囲内に入ってはなりません。

出典:タミヤHP

 

これまでのレギュレーションであれば、ボールリンクマスダンパーなどを活用することで無加工でもフロント提灯を取り付けることができていました。
しかし新レギュレーションの中ではボディ部分に改造禁止範囲が設定されたことによって、ドライバーフィギュア以外の改造が不可能に。

 

これによって、ボールリンクマスダンパーなどを使ったフロント提灯の取り付けも大きく制限されることになりました。

主なフロント提灯の取り付けとしては、フロントバンパーからボールリンクマスダンパーを伸ばしてボディの上に取り付ける形でした。
しかしボディ部分へのパーツの取り付けができなくなったことによって、フロント提灯としての取り付けができないように。

 

ただし改造禁止範囲に干渉しない場合であれば、これまで通りボールリンクマスダンパーを使って制振機能を取り付けることも可能。

 

それでも制振効果は大きく変わってくるので、サイドマスダンパーの方が使いやすい部分は出てきそうです。

 

 

ATバンパーなどの動くバンパーも制限

ATバンパーなどの動くバンパーも制限

レギュレーション変更のもう1つのポイントとしては、ATバンパーなどの動くバンパーの使用もできなくなった部分があります。

 

13. タイヤおよびローラーの回転、ならびにマスダンパーおよびスライドダンパーの機能上必要な可動を除き、コースの壁面または走行面に接触する、または接触し得る部品は、車体または車体に固定されたプレートに固定されていなければなりません。

出典:タミヤHP

 

これまでであれば、オープンマシンでも多く使われているATバンパーも無加工改造の中で工夫することで使われていました。
しかし限られたGUP以外は車体に固定しての使用になったことで、バンパーが動くような改造もできなくなることに。

 

そもそもATバンパーとは、「壁を追従(オートトラック)する」という意味合いで作られたバンパーになっています。

バンパーが動くことによってコース内に収まりやすいのが特徴で、パーツを組み合わせることで無加工でもできることから使われていた改造。
しかしバンパーの動きが制限されたことによって、ATバンパーとして使うことができなくなりました

 

なのでレギュレーションの変更によって、バンパー類は固定しての取り付けが基本に

 

スライドバンパーなどの元々動くバンパーは問題ありませんが、パーツの組み合わせによって動くような使い方はできなくなりました。

 

 

 

新レギュレーションのQ&A

新レギュレーションのQ&A

昔のGUPのエアロハイマウントローラーなどは使えないの?

ボディのウィング部分に取り付けることのできる、エアロハイマウントローラーなどのGUPは新レギュレーションの中でも使うことができます

 

ミニ四駆の場合、長い歴史の中で発売されてきたGUPを工夫して改造するのも楽しみ方のひとつ。
中でもエアロハイマウントローラーなどは、フルカウルミニ四駆と合わせて取り付けていた人も多いはずです。

 

そんなエアロハイマウントローラーの場合、取り付ける位置が後輪よりも後ろ側になるため取り付けはOKになっています。

実際にボディに取り付けてみると、ギリギリ後輪の車軸にかからないくらい
なので現時点でのレギュレーション上は、取り付け可能になっています。

 

もちろん、取り付けることによって今のミニ四駆の改造として効果的かどうかは別

 

それでも過去のGUPを使って、自分なりにマシンを改造するのもストッククラスの楽しみ方にはなってきます。

 

 

ボデイに元からあるビス穴を使った改造はできるの?

ボデイに元からあるビス穴を使った改造はできるの?

基本的に、ボディのビス穴などを使ってパーツを取り付けることはできません

 

マシンのボディによっては、パーツを取り付けることのできるビス穴などがあります。
実際にレーザーミニ四駆でもあるロードスピリットなどは、ビスによってGUPを取り付ける改造などもされていました。

 

これまでのストッククラスではボディのビス穴を使ってGUPを取り付ける改造もされていましたが、これが制限されることに

ビス穴部分に角度調整プレートなどを取り付けることで、無加工でもキャッチャーダンパーのように制振効果のある改造
しかしストッククラスの新レギュレーションにおいては、ボディ上のビス穴も禁止範囲に含まれるため改造することはできません。

 

ボディに取り付けができるのは、元々ボディに付属していたパーツのみ

 

ビス穴のあるボディ自体が少ないですが、ボディへの特殊な使い方も限られてきます

 

 

シャーシにサイドステーを取り付けることはできる?

シャーシにサイドステーを取り付けることはできる?

EXサイドステーなどの、シャーシの底面部分に取り付けるGUPは変わらず使うことができます

 

スーパー2シャーシなど一部のシャーシには、サイドステーがありません
なのでサイドマスダンパーなどを使う場合、別でサイドステーを取り付ける必要が出てきます。

 

そんな時に取り付ける、EXサイドステーなどのGUPについては取り付けが可能になっています。

ストッククラスの新レギュレーションの中では、シャーシの底面部分については改造の禁止範囲に含まれていません
なのでEXサイドステーの取り付けや、FRPプレートによるサイドステーの取り付けは可能になってきます。

 

もちろんサイドステー部分に、サイドマスダンパーを取り付けるなどの改造も問題なし

 

フロント提灯の取り付けが制限された中では、サイドステーやサイドマスダンパーによる改造が大切になってきます。

 

 

ミライトなどのLEDを使った装飾もダメ?

ミライトなどのLEDを使った装飾もダメ?

オープンマシンなどでも見られる、「ミライト」などのLEDライトを使った改造についてはストッククラスでも取り付けることが認められています。

 

公式大会や店舗レースなどでは、自分のマシンを見失わないようにLEDライトを取り付けているマシンも多いです。
実際LEDライトのミライトはタミヤ製ではないため、ミニ四駆の改造としてはグレーゾーンにはなってきます。

 

しかし今回のストッククラスのレギュレーション改定の中でもミライトについて言及され、マシンの改造としては認められています

認められている理由としては、ミライトの取り付けがボディのドレスアップの一部だから
タミヤとしては昔からドレスアップも改造としていて、ボディの装飾などでオリジナル感を出すのもミニ四駆改造の楽しみになっています。

 

なのでオープンクラスのマシン改造同様、ミライトなどのLEDライトをマシンに取り付けることは可能

 

あくまでもドレスアップの範囲内であればOKという解釈なので、マシンの走行に影響するような取り付けはNGになってきます。

 

ミライトについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

ストッククラスレギュレーション2026 まとめ

ストッククラスレギュレーション2026 まとめ

2026年6月から、ストッククラスのレギュレーションが改定になります。

 

これまでのストッククラスでの改造の中でも、大きく変わってくるのが以下の2つのポイントです。

  • フロント提灯
  • ATバンパー

 

特にボディ周りに改造禁止範囲が追加されたことによって、ボールリンクマスダンパーを使ったフロント提灯の改造が禁止に。
他にもバンパー類の車体への固定も明言化されたことで、ATバンパーのような動くバンパーもレギュレーション上使うことができなくなりました。

 

実際に新レギュレーションが施行開始になるのは2026年6月1日から

 

これまでよりも初心者寄りなレギュレーションになったので、むずかしい改造をしなくてもストッククラスマシンを作ることはできます。

 

ストッククラスの基本的なレギュレーションについては、こちらの記事で紹介しています。

 

ムーチョ

ミニ四駆歴10年目。小学生以来のミニ四駆に復帰後、公式大会をメインに参加してます。自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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