ミニ四駆の中には、「チューンマシン」とよばれる改造もあります。
トルクチューンなどのチューン系モーターに合わせて、改造をしていくのがチューンマシン。
しかしチューン系モーターの場合、ハイパーダッシュなどのダッシュ径モーターに比べれば回転数もパワーも劣ってきます。
なのでチューン系マシンにする上では、マシン作りや走らせ方も変わってきます。
✅この記事の内容
- 1、マシンを軽くする
- 2、タイヤ径も大きめに
- 3、ブレーキで止めるより流す走り
この記事では、チューンマシンについて。
銅ブラシモーターの特徴から考える、チューンマシンに必要な条件について紹介します。
ミニ四駆でいう「チューンマシン」とは、トルクチューンなどのチューン系モーターをメインに走らせるマシンのこと。
ダッシュ系のモーターとの大きな違いが、使われているブラシ。
チューン系モーターに使われているブラシは銅ブラシなので、ダッシュ系のモーターに比べれば回転数もパワーも劣ってきます。
そんなチューン系のモーターでも、マシンの改造や走らせ方によってはそれなりの速さにすることができます。
- 全体的に軽いマシン
- 小径より中径以上のタイヤサイズ
- ダッシュ系とは違う走らせ方
ダッシュ系のモーターをチューンマシンに使う場合も、同じ銅ブラシのライトダッシュモーターまで。
チューンマシンの速度域で必要なのは、マシンの強度や加速よりも軽さや流した走りになってきます。
1、マシンを軽くする
銅ブラシモーターはパワーが無い
チューン系モーター用のマシンとして必要なのは、マシンの軽さです。
チューン系のモーターに使われているのは、銅ブラシ。
銅ブラシの場合、ダッシュ系モーターに使われているカーボンブラシに比べてパワーがありません。
なので、重さのあるマシンを引っ張るのには向いていません。
チューン系モーターを活かすためには、マシン全体を軽くする必要が出てきます。
軽いマシンにするための改造
マシンを軽くするためには、マシン全体で重さを考えていく必要があります。
軽いマシンにするための改造にも、いろいろあります。
- プレートの剛性を抜く
- シャーシの肉抜き
- プラボディよりポリカボディ
- 必要最低限のパーツ
- ペラタイヤなどの軽いタイヤ
チューン系モーターの速度域であれば、そこまで剛性は必要ありません。
なのでプレート類を軽くしたり、足回りを見直すことでマシンを軽くすることが可能。
セッティングに欠かせないマスダンパーも、必要最低限にすることで重くなることがありません。
ダッシュ系モーターのような速度域ではないので、剛性よりも軽さに重点を置くことになってきます。
2、タイヤ径も大きめに
小径よりも中径以上で速度を稼ぐ
チューン系のモーターで速度を出そうとした場合、それなりの大きさのタイヤも必要になってきます。
あくまでもチューン系のモーターなので、ダッシュ系に比べれば回転数は劣ってきます。
なのでタイヤ径を大きくすることで、マシンの速度を稼ぐことになります。
銅ブラシモーターのパワー不足を考えれば、小径タイヤの方が相性は良さそう。
しかしチューン系モーターの場合、最高速度も考えてタイヤ径も26mmくらいが理想になってきます。
チューンマシンは、タイヤ径を大きくして速度を稼ぐ必要があります。
タイヤのグリップでパワーも稼ぐ
タイヤ径で速度を稼ぐ分、タイヤの種類によってパワーを補う必要があります。
チューン系のモーターに使われている銅ブラシの問題は、パワー不足。
なのでいかに軽いマシンでも、それなりのパワーは必要になってきます。
なのでタイヤのグリップ力を考えた場合、スーパーハードやハードタイヤの方が相性が良くなってきます。
タイヤはサイズだけでなく、銅ブラシと相性の良い種類を選ぶ必要もあります。
3、ブレーキで止めるより流す走り
軽めのブレーキやスラスト角
チューンマシンの場合、走らせ方もダッシュ系とは変わってきます。
チューン系モーターは、ダッシュ系モーターの時のような速度制御をそこまで意識する必要がありません。
DBやスロープなどでブレーキでしっかり速度を落とすよりも、コースアウトしないくらいの最低限の速度に抑えることになります。
なので使うブレーキも赤ではなく、青で軽めのブレーキ。
さらにローラーのスラストを意識し、2~3度くらいのスラストでも十分に走ることができます。
軽いブレーキやスラスト角でも走れるのが、チューンマシンのメリットになります。
チューンとダッシュの走らせ方の違い
チューンマシンとダッシュマシンの違いは、その走らせ方。
ダッシュマシンの場合は、速度の速いマシンをセクションの手前でブレーキによって抑えることに。
速い速度域でもクリアできるくらいの速度制御が必要になってきます。
逆にチューンマシンの場合は、常に同じ速度で走り続けられるくらいが理想の走り方。
セクション手前で大きな減速をさせることなく、ほとんど変わらない速度でクリアできるような走りにしていく必要があります。
パワーも速度もダッシュ系に劣る分、常に一定の速さで走り続けられるのが理想の走りになります。
強度や加速よりも、軽さや流した走り
ミニ四駆でいう「チューンマシン」とは、チューン系モーターをメインに走らせるマシンのこと。
使われているブラシの違いが、ダッシュ系のモーターと大きく変わってくる部分。
チューン系モーターに使われているブラシは銅ブラシなので、ダッシュ系のモーターより回転数もパワーも劣ってきます。
そんなチューン系のモーターでも、マシンの改造や走らせ方によってはそれなりの速さにすることが可能。
- 全体的に軽いマシン
- 小径より中径以上のタイヤサイズ
- ダッシュ系とは違う走らせ方
同じ銅ブラシのライトダッシュモーターであれば、チューンマシンに使う場合も。
チューンマシンの速度域で必要になってくるのは、マシンの強度や加速よりも軽さや流した走りになってきます。
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