- プロクソンのリューターってどんな種類があるの?
- プロクソンのミニルーターはどう?
- リューターでタイヤ加工もできるの?
ミニ四駆の加工に使われているリューターとしては、「PROXXON(プロクソン)」があります。
リューターとしてのパワーや使い心地は問題なし。
種類によっては専用の電源が必要になってきますが、ペラタイヤ加工もできるなどリューターとしては十分おすすめです。
✅プロクソン ミニルーターのおすすめポイント
- 安定したパワーによる使い心地
- ペラタイヤ加工も問題なし
- ミニ四駆に必要な加工がほとんど可能
もちろん本体から出ているコードで作業がしづらかったり、長時間使用には向いていないなどのデメリットも。

そこらへんも含めて、プロクソンのミニルーターを実際に使っている感想をレビューしていきます。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーターセットNo.28515-BM
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473
その他のおすすめリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
プロクソン ミニルーターの気になるポイント
電源による使いづらさ
プロクソンのミニルーターは、種類によっては電源トランスが必要になってきます。
プロクソンのミニルーターは、種類によってはDC(直流)電源を使用するものがあります。
これによって、ミニルーター本体からは電源コードが出ています。
ミニ四駆の加工のような細かい加工ができないわけではありませんが、電源コードがあることで扱いやすくはありません。
プロクソンのミニルーターの場合、種類によっては使うためにいろいろと準備が必要。

専用電源や電源コードの取り扱いなど、気軽に使えるリューターというイメージはありません。
持ち運びには向いていない
プロクソンのミニルーターについては、決して持ち運び向きなリューターではありません。
プロクソンのミニルーターは高性能な分、本体も大きさがあります。
この電源トランス自体がそれなりの大きさと重さで、持ち運びにはあまり向いていない理由のひとつに。
ただし電源トランスを使用しない種類の場合は、まだ持ち運びも可能。
No.28525 ミニルーターMM100やNo.28473 ハンディマルチルーターであれば、家庭用のコンセントで使用できるのでDC(直流)専用よりは使いやすいです。
ただそれでも、本体の大きさはあるので持ち運びには不便。

持ち運び用の簡易的なリューターとしては、コンパクトなホビー用リューターの方が使いやすくなってきます。
ホビー用リューターについては、こちらの記事で紹介しています。
プロクソン ミニルーターのおすすめポイント
安定したパワーによる使い心地
プロクソンのミニルーターの1番の特徴は、安定した使い心地になります。
プロクソンのミニルーターは機種によって専用トランス電源が必要という部分はありますが、そのおかげでリューターとしてのパワーは申し分ありません。
しっかりとしたパワーで、加工をする際に不自由を感じることはありません。
リューターによっては、回転数やパワーがいまいち物足りないものもあります。
特に充電式の場合は、充電が少なくなると極端にパワーが落ちてくるなどが気になる部分。
その点コンセントから電源を取るプロクソンのミニルーターは、加工の際のパワーも安定。

ホビー用リューターなどに比べて本格的な分、プロクソンのミニルーターでは安定して加工作業をすることが可能です。
ペラタイヤ加工も問題なし
プロクソンのミニルーターであれば、ミニ四駆のペラタイヤ加工も可能になってきます。
ペラタイヤ加工は、現代ミニ四駆に欠かせない改造のひとつ。
タイヤの加工方法はいろいろとありますが、プロクソンのミニルーターならペラタイヤ加工も可能になってきます。
ペラタイヤ加工で重要になってくるのは、リューターのパワーと安定性。
加工のパワーが足りずに歪んでしまったり、加工中に止まってしまったり。
しかしプロクソンのミニルーターの場合は、パワーが安定しているのでタイヤ加工が可能。
ワークマシンでのタイヤ加工のようなモーターや電池の交換や、充電式リューターのような充電切れの心配もありません。

長時間続けての使用には注意が必要になりますが、ペラタイヤ加工にはおすすめのリューターです。
ペラタイヤの作り方については、こちらの記事で紹介しています。
プロクソンのミニルーターを使う時の注意点
プロクソンのミニルーターを使う場合、リューターの長時間続けての使用には注意が必要です。
リューターも長時間使い続けることで本体が熱を持ってきて、この熱がリューターの故障の原因になる場合もあります。
特にプロクソンのミニルーターの場合、パワーのあるリューターだけあって使い続けるほど本体が熱くなってきます。
実際にNo.28515 ミニルーターセットMM50を使う中では、本体の熱によって動かなくなることがありました。
もしスイッチが壊れた場合、自分で分解して修理することも可能です。

しかし価格的にも決して安くはないリューターだからこそ、熱を持ちやすいのを理解した上で使い続けていく必要があります。
ミニルーターの修理については、こちらの記事で紹介しています。
プロクソンの種類
ミニルーター
No.28515 | No.28525 | No.28473 | No.28400 | |
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電源 | DC12V | 100V、50/60Hz | 100V、50/60Hz | 100V、50/60Hz |
消費電力 | 20W | 35W | 50W | 50W |
回転数 | 8,000~20,000min⁻¹(回/分) | 8,000~18,000min⁻¹(回/分) | 8,000~18,000min⁻¹(回/分) | 8,000~20,000min⁻¹(回/分) |
機体寸法 | 長さ210mm 太さφ33.5mm | 長さ230mm 太さφ35mm | 長さ220mm | 長さ250mm |
重量 | 250g(トランス含まず) | 260g | 500g | 550g |
定格使用時間 | 15分 | 15分 | 15分 | 15分 |
プロクソンのミニルーターにも、いくつかの種類があります。
同じプロクソンのミニルーターでも、種類によって大きさや性能に違いが。
どのミニルーターでもミニ四駆での加工は可能になってきますが、使い勝手の良さが変わってきます。
まず1番のポイントになってくるのが、必要な電源になります。
そして他にも、同じ種類のミニルーターでもビットやドリルがセットになっているものも。
もちろんビットの種類があることによって使い方の幅は広がってきますが、実際にミニ四駆で使うビットの種類については限られてきます。

なのでプロクソンのミニルーターを選ぶ際は、用途や性能を比較して検討するのがおすすめです。
フライス盤
No.27000 | No.27120 | |
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電源 | AC38~40V 電源トランス付属 | 100V、50/60Hz |
消費電力 | 200W | 55W |
回転数 | 1,200~6,000min⁻¹(回/分) | 8,000~17,000min⁻¹(回/分) |
機体寸法 | 横350×奥行き420×高さ500mm | 横130×奥行き230×高さ370mm |
重量 | 13.9㎏ | 7.0㎏ |
定格使用時間 | 30分 | 15分 |
プロクソンには、ミニルーターと同じように加工ができるフライス盤もあります。
「フライス盤」とは、テーブルと呼ばれる台に固定して加工していく機器。
主軸に取り付けた切削工具を回転させることで、目的の形状に加工することが可能です。
フライス盤とミニルーターの違いとしては、加工の精度になってきます。
さらに加工するシャーシやプレートなども固定できるので、ミニルーターの手作業での加工より精度が向上します。
ただし機械としてスペースも必要となり、価格的にもミニルーターとは大きく変わってきます。

なので卓上に固定して使いたい場合や、より精度のある加工をしたい場合はフライス盤もひとつの選択肢になってきます。
プロクソン ミニルーター まとめ
プロクソンのミニルーターは、本格的にミニ四駆の加工をしていきたい人にこそおすすめのリューターになってきます。
プロクソン ミニルーターのおすすめポイント
- 安定したパワーによる使い心地
- ペラタイヤ加工も問題なし
- ミニ四駆に必要な加工がほとんど可能
機種によっては、専用のトランス電源が必要だったり手元のコードによって作業がやりづらい部分もあります。
特にミニ四駆に必要なペラタイヤ加工にも向いているというのは、使い勝手が良い部分。
パワーがあるため本体が熱を持ちやすいので、長時間続けての使用にだけは注意が必要。

プロクソンのミニルーターがあれば、ミニ四駆に必要な加工はほとんどできるのでおすすめです。
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ミニルーターセットNo.28515-BM
商品リンク:プロクソン(PROXXON) ハンディマルチルーター No.28473
その他のおすすめリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
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