【紹介】ジャパンカップ2025対策マシン|フルFRPでセッティング調整

JAPAN CUP2025
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ジャパンカップ2025に向けてのマシンセッティングは?

 

2025年もいよいよ始まる、ミニ四駆ジャパンカップ

コースレイアウト発表直後から話題になっていたのが、「XLARGEスロープ」「レヴズチェンジャー」「ブルンストレート」などの特殊セクション。
どのセクションも、ジャパンカップコースらしくセッティングのむずかしいレイアウトになっています。

 

 

✅ジャパンカップ2025用マシンの主な改造

  • ボディ:サンダーショット(蛍光オレンジ)
  • シャーシ:MSシャーシ(MSフレキ)
  • タイヤ:23mmローフリクションタイヤ
  • フロント:ATスライドダンパー
  • リヤ:アンカー
  • 制振:フロント提灯、キャッチャーダンパー

 

この記事では、ジャパンカップ2025に向けたマシンセッティングについて紹介しています。

 

 

2025年ジャパンカップ用マシンのコンセプトとしては、フルFRPのマシンになっています。

 

今のミニ四駆の改造に欠かせない各ギミックも、すべてFRPプレートで作成

FRPを使うメリットは、すべてカーボンで作るよりも安価で済むこと
パーツの価格としても安いので、コスパ良くマシンを組むことができます。

 

ただしフルカーボンで作ったマシンとは、見た目などでの違いは出てきます
特に重さや強度面ではカーボンの方が優っているので、フルFRPマシンではデメリットにもなってくる部分。

 

それでもマシンを改造する上ではパーツも手に入れやすいので、作るためのハードルは下がってきます

 

2025年のジャパンカップは、フルFRPマシンでどこまで通用するかを楽しんでいきたいと思っています。

 

ジャパンカップ2025情報については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

ボディ

ボディ

サンダーショット(ポリカ)

サンダーショット(ポリカ)

ボディには、サンダーショットのポリカボディを使用しています。

 

2025年の公式マシンには、これまで何度も使ってきたサンダーショットのポリカボディを使用。
多くのマシンにも使われていて、どこか見慣れているからこそ使いやすい部分もあります。

 

慣れ親しんだボディを使うメリットは、カットラインがわかりやすいこと

これまでも今回のようなフロント提灯に合わせたカットをしてきているので、ある程度わかりやすい部分も。
できるだけ低い位置に載せたいポリカボディだからこそ、カットラインがわかりやすいのは使いやすいメリットになってきます。

 

ただ悪く言ってしまえば、変わり映えがしないというデメリットも。

 

それでも使いやすいポリカボディを使うことで、個人的に納得のできる仕上がりにすることができています。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ サンダーショット クリヤーボディセット

 

おすすめのポリカボディについては、こちらの記事でも紹介しています。

 

 

蛍光オレンジでスプレー塗装

蛍光オレンジでスプレー塗装

ボディの色は、シャーシに合わせて蛍光オレンジで塗装しています。

 

今回のマシンに使用しているのは、蛍光オレンジのMSシャーシ
マシンの大部分を占めるシャーシということもあり、マシンの色としてもシャーシの色に依存してくる部分は多くなります。

 

そんなシャーシの色に合わせて、今回はボディを蛍光オレンジのポリカ用スプレーで塗装しています。

細かい塗り分けはせずに、キャノピー部分だけマスキングして蛍光オレンジで塗装。
裏からホワイトを裏打ちすることで、蛍光オレンジの発色を良くしています。

 

ステッカーもそこまで貼っていないので、より蛍光オレンジの目立つボディに仕上がっています。

 

商品リンク:タミヤ ポリカーボネートスプレー PS-24 蛍光オレンジ
商品リンク:タミヤ ポリカーボネートスプレー PS-1 ホワイト

 

ポリカボディのスプレー塗装については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

シャーシ

シャーシ

MSフレキ(蛍光オレンジ)

MSフレキ(蛍光オレンジ)

今回のシャーシも、今のミニ四駆としては定番のMSフレキになっています。

 

せっかくの新規マシンだったこともあり、MS以外のシャーシでのマシン作りも考えました。
しかし新商品としてMSのカラーシャーシが発売されたこともあり、使ってみたいという気持ちも。

 

結局シャーシとして使用したのは、2025年4月に発売された蛍光オレンジのMSシャーシ

シャーシに関しては、治具などを活用しながらフレキに加工
そしてシャーシの色が蛍光オレンジということもあり、今回のマシンの色も蛍光オレンジに合わせようと自然と決まっていきました。

 

MSフレキということで変わり映えのないシャーシにはなりましたが、使い慣れているシャーシだからこそ未知のジャパンカップコースにも臨めるのではと捉えています。

 

商品リンク:ミニ四駆 MSカラーシャーシセット(蛍光オレンジ)

 

MSフレキの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

23mm径のローフリクションタイヤ

23mm径のローフリクションタイヤ

今回のマシンのタイヤ径は、前後ともに23mmのローフリクションタイヤになっています。

 

タイヤ径については、使い慣れた23mm径
速度を出すためにもう少し大きくても良いかと考えましたが、実際にコースレイアウトを見てみるとあまり大きくなくて良かったと思える部分も。

 

それでも実際にマシンが完成してみると、前後のタイヤを変えるのも必要ではと感じています。

前後どちらかのタイヤを替えることで、多少グリップ力を上げることが可能
特に「レヴズチェンジャー」の登りや、「ブルンストレート」の飛び越えを考えた時の蹴り出しの強さなどではグリップが必要ではと

 

もちろんまだ実際のコースを走らせていないからこそ、妄想のセッティングにはなってきます。

 

なのでタイヤのオプションとして、スーパーハードのペラタイヤも必要ではと悩んでいる部分があります。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ ローフリクション小径ローハイトタイヤ(26mm) & カーボン強化ホイール(フィン)

 

ペラタイヤの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

フロント周り

フロント周り

ATスライドダンパー

ATスライドダンパー

フロントバンパーについては、FRP製のATスラダンを採用しています。

 

フロントバンパーのギミックとしては、ずっと使い続けているATスラダン
今回のマシンのコンセプトもあり、すべてFRPとタミヤ製のアルミスライドダンパーを使っています。

 

取り付けとしては、治具で段上げしたフロント部分リヤブレーキステーを使って取り付け。

MSシャーシのフロント部分のカットは、バンパーにピッタリの位置でカット
これによって、フロントバンパーがスラスト抜けしないための抑えにもなっています。

 

FRP+アルミスライドダンパーということで、フロントバンパーとしての重さはあります

 

しかし身近なパーツで作ることができ、実際の見た目としてもそこまで悪くない仕上がりになっています。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップパーツ フロントワイドスライドダンパー
商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ FRP リヤブレーキステーセット

 

ATスラダンの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

13mm2段アルミローラー

13mm2段アルミローラー

フロントローラーには、13mmの2段アルミローラーを取り付けています。

 

タミヤ製のスライドダンパーを使っていることもあり、フロントローラーの大きさについては選択肢があります
シャーシに取り付けているリヤブレーキステーを少しだけ加工すれば、19mm径のローラーを取り付けることも可能な作り

 

それでも今回は、マシンの安定性を考えて13mmの2段アルミローラーを取り付けています。

2段アルミローラーを選んだ理由は、「ローリングフォール」「ローリングライズ」、そして「バリアブルトグロ」対策です。
2025年のジャパンカップコースでは「XLARGEスロープ」や「ブルンストレート」が難所になってきそうですが、2024年から続く「ローリング系」にも対策が必要ではと感じたからこそ。

 

特にインコースではコーナリング時にマシンが浮き上がるので、ローラーでの支えも必要になるのではと考えています。

 

個人的には、浮き上がったマシンを支えるのに13mmの2段アルミローラーほど安心感のあるローラーは無いと思っています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ 2段アルミローラーセット 13-12mm

 

おすすめのローラーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

フロントブレーキ

フロントブレーキ

フロントブレーキについては、一通りマシンが完成した後に調整してみました。

 

当初考えていたフロントブレーキについては、フロントバンパーの支えにもなっているリヤブレーキステー1枚でした。
しかし色々な動画やプレ大会を観る限り、脅威となってくるのは「XLARGEスロープ」

 

そこでフロントブレーキにバリエーションを持たせるため、リヤブレーキステーをもう1枚使ってブレーキプレートを作成。

リヤブレーキステーシャーシに合わせた形に加工して、取り付けできるように。
さらに合わせてミニ四駆キャッチャーも切り出し、必要に応じてブレーキに角度をつけられるようにしています。

 

最初の作りでは高さに余裕があったフロントブレーキでしたが、スロープでブレーキを効かせるためには選択肢が必要

 

リヤブレーキステーとミニ四駆キャッチャーで、ブレーキの角度と貼る位置を調整できるようにしています

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ FRP リヤブレーキステーセット
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 フルカウルミニ四駆30周年 ミニ四駆キャッチャー ブラック

 

ミニ四駆のブレーキについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

リヤ周り

リヤ周り

リヤアンカー

リヤアンカー

リヤバンパーは、フルFRPで作ったリヤアンカーになっています。

 

今回のリヤアンカーは、すべてFRPプレートで作成
必要なパーツの費用を考えれば、コスパの面では優秀なバンパーになっています。

 

カーボンプレートとは見た目や剛性に違いはありますが、アンカーとしての動きには問題なし
プレート1枚では強度に不安もありますが、そこまで回数を走らせる訳ではないから良いだろうと考えている部分も。

 

下段ローラーの引っかかり防止も、FRPを使って作成。

 

ローラー部分については、19mmでも13mmでもローラーを使えるように加工してあります。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ ボールリンク マスダンパー (スクエア)
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ FRP フロントワイドステー (フルカウルミニ四駆タイプ)

 

リヤアンカーの作り方については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

19mmプラリング付きアルミベアリングローラー

19mmプラリング付きアルミベアリングローラー

リヤローラーは、上下に19mmのプラリング付きアルミベアリングローラーを取り付けています。

 

リヤローラーについては、暫定的に19mmのプラリングローラーを取り付け
マシンカラーが蛍光オレンジということもあり、オレンジのプラリング付きローラーを取り付けています。

 

ただしリヤローラーについても、まだ決めきれていない部分も

プラリング付きローラーは摩擦抵抗も少なく回転が良いので、マシンの速度面ではメリット。
しかし安定性には欠けてしまうので、いくつもあるローリング系のセクションに合っているかはむずかしいポイントに

 

各会場で始まるジャパンカップの様子を見ながら、リヤローラーについては考えていく必要がありそうです。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mm プラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク オレンジ

 

 

リヤブレーキ

リヤブレーキ

公式大会用マシンとしては久しぶりに、リヤにもブレーキを追加しています。

 

ここ最近の公式大会用マシンでは、あまりリヤブレーキを取り付けることがありませんでした
主にフロントブレーキでセッティングをし、リヤについてはお守り程度に取り付ける場合が多かったため。

 

そんな中今回は、フロントとリヤの両方にブレーキをセッティング

ブレーキプレートとして取り付けたリヤブレーキステーに、3mmの白ブレーキを貼り付け。
ブレーキの高さも低めの位置にして、スロープで確実に効かせられるセッティングとしています。

 

2025年のジャパンカップのブレーキセッティングでむずかしいのは、スロープとチェンジャーのバランス

 

スロープで確実に効かせて、チェンジャーでセミ状態にならない絶妙なセッティングが必要になってくるのがむずかしいポイントです。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ ブレーキスポンジセット (1/2/3mm ホワイト)

 

 

 

制振機能

制振機能

フロント提灯

フロント提灯

制振機能としては、フロント提灯とリヤのマスダンパーの組み合わせになっています。

 

提灯の形としては、定番にもなっているフロント提灯
リヤマルチAR用リヤステーの、かんたんに作れるフロント提灯を取り付けています。

 

フロント提灯の取り付けについては、できる限り低い位置に取り付けられるように加工

ギヤカバーと干渉してくる部分については、しっかり収まるようにFRPを加工
さらに取り付けにも加工した皿ナットを使うことで、ビス頭分の高さも低い位置にくるようにしています。

 

リヤのマスダンパーについては、スリムマスダンパーのショートを左右に。
キャッチャーダンパーと合わせて、リヤ側の制振性を上げるように取り付けています。

 

実際にフロント提灯を取り付けてみても、しっかりと低い位置に

 

ボディと合わせてみても、納得できる高さに収めることができています。

 

商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ FRP マルチワイドリヤステー
商品リンク:タミヤ グレードアップアパーツシリーズ ARシャーシ FRPリヤワイドステー
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ スリムマスダンパーセット

 

フロント提灯の作り方や皿ナットについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

キャッチャーダンパー

キャッチャーダンパー

リヤの制振機能としては、キャッチャーダンパーも取り付けています。

 

ミニ四駆キャッチャーを切り出すことでかんたんに取り付けることができる、キャッチャーダンパー。
今回は黒のミニ四駆キャッチャーを、MSシャーシに合う形にカットして取り付けています

 

キャッチャーダンパーの重りとしては、セッティングウェイトとFRPプレートの端材を使用

キャチャーダンパーの片方には、2gのセッティングウェイトを取り付け。
もう片方に加工したFRPの端材を貼り付け、可動したときにパチパチとぶつかるように調整しています。

 

ただしそのままの取り付けでは、マシンの全長がレギュレーションオーバーになってしまいます。

 

なので、キャチャーダンパーを少し反るように加工して取り付けています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 フルカウルミニ四駆30周年 ミニ四駆キャッチャー ブラック
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ マルチセッティングウェイト

 

キャッチャーダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

ジャパンカップ2025用マシン まとめ

ジャパンカップ2025用マシン まとめ

2025年ジャパンカップ用マシンのコンセプトは、フルFRPでの改造マシンです。

 

今のミニ四駆の改造に欠かせない各ギミックも、今回のマシンはすべてFRPプレートで作成

FRPを使うメリットとしては、すべてカーボンで作るよりも安価で済むことがあります。
パーツの価格としても安いので、コスパ良くマシンを組むことが可能に。

 

ただしフルカーボンで作ったマシンとは、見た目などでの違いも
特に重さや強度面ではカーボンの方が優っているので、フルFRPマシンではデメリットにもなってきます。

 

それでもマシンを改造する上ではパーツも手に入れやすいので、作るためのハードルは下がってきます

 

2025年のジャパンカップは、フルFRPマシンでどこまで通用するかを楽しんでいきたいと考えています。

 

ジャパンカップ2025情報については、こちらの記事で紹介しています。

 

ムーチョ

ミニ四駆歴10年目。小学生以来のミニ四駆に復帰後、公式大会をメインに参加してます。自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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