- ミニ四駆サンタクロースはどんな商品?
- 2025年のサンタクロースの特徴は?
- 2024年との違いは?
2025年も、クリスマス前に発売されたのが「ミニ四駆サンタクロース」。
今年はレッドレーサーとなって、ベースとなるマシンも変わっての発売になっています。
✅ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)のおすすめポイント
- 完成度の高いサンタクロース
- 他にはないクリスマスデザイン
- 2024年よりは実用的なマシン構成
もちろん、マシン全体の構成としては一世代前のマシンというデメリットも。

そこらへんも含めて、ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)をレビューしていきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆サンタクロース レッドレーサー
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)の商品概要

- にこやかな表情のサンタクロースがドライブするスペシャルマシン
- バギータイプのボディはサンタが乗るソリをイメージ
- 白いヒゲをたくわえたサンタクロースドライバーは組み立て・塗装ずみ
- 本体はメタリックグリーン、ギヤカバーなどのAパーツはホワイト
- レッドのボディとシャーシでクリスマスムードの仕上がり
出典:タミヤHP

要約すると、2025年版のオリジナルデザインに仕上げたサンタクロースマシンになります。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)の気になるポイント

全体的に一世代前のマシン構成

ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)の印象としては、全体的に少し前のマシンのイメージがあります。
2025年のサンタクロースも、VSシャーシがベースのマシン。
そしてVSシャーシマシンらしく、タイヤも大径タイヤになっています。
決して遅いシャーシではないVSシャーシですが、今のミニ四駆としては一世代前の印象も。
軽いVSシャーシで、26mm前後のタイヤ径が多く使われているマシンが多かったです。
なのでその頃のマシン改造であれば、2025年のサンタクロースも改造しやすかったマシン。

しかしVZシャーシの登場や小径タイヤの流行によって、VSシャーシの大径タイヤマシンというのは使いづらくなってしまっています。
VSシャーシについては、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)のおすすめポイント

完成度の高いサンタクロース

ミニ四駆サンタクロースの1番の特徴にもなってくるのが、サンタクロースのドライバー人形になります。
これまでも、アニマルドライバーをはじめ多くのドライバー人形が登場してきています。
中でも2024年同様、サンタクロースのドライバー人形は完成度が高いのが特徴的。
まずクオリティの高さを感じさせるのが、サンタクロースの塗り分け。
小さなドライバー人形ながらも、肌とひげもしっかりと塗り分けされている完成度になっています。
同じ人型のドライバー人形でも、そこまで塗り分けもされておらずクオリティの高くないものもあります。

その点サンタクロースは、2024年同様に完成度が高いドライバー人形として付属しています。
他にはないクリスマスデザイン

ミニ四駆サンタクロースの特徴は、クリスマスらしいマシンデザイン魅力のひとつになっています。
ミニ四駆の限定商品の場合、マシンのデザインも通常とは違ったものも多いです。
マシンの構成パーツだけでなく、ボディのステッカーデザインなども特別仕様になっているものがほとんど。
2025年のサンタクロースマシンは、レッドのボディにメタリックグリーンのシャーシ構成。
2024年はグリーンのボディとレッドのシャーシだったので、同じ色合いでもマシンのイメージも変化。
さらにリヤウィング部分にも、目立つように「Merry Christmas」のステッカーデザインが。

リヤウィングのデザインがあることによって、2024年よりもクリスマス感がアップしている印象があります。
2024年よりも実用的なマシン構成

2025年のミニ四駆サンタクロースは、昨年よりも改造しやすいマシン構成になっています。
ミニ四駆サンタクロースとしては、同じVSシャーシ。
しかしボディ以外に、タイヤも2024年と2025年とでは変わった構成になっています。
2025年のサンタクロースは、タイヤがハードの大径ローハイトタイヤになっています。
このタイヤの厚みによって、マシンが走行中に着地した時の跳ねやすさも変化。
最高速が出やすいが跳ねやすいバレルタイヤと比較すると、大径ローハイトタイヤの方が着地時の安定性は増してきます。

もちろん小径タイヤに比べれば跳ねやすくはなってきますが、マシン改造をする上では昨年よりは使いやすくなっています。
タイヤによる違いについては、こちらの記事で紹介しています。
これまでのサンタクロースとの違い

前述してきた通り、サンタクロースのマシンは2024年にも発売されています。
ドライバー人形は同じですが、ベースとなるマシンが違っているのがポイント。
同じVSシャーシでも、マシンの印象が大きく変わるデザインになっています。
またマシンのカラーリングはほとんど同じですが、使われているパーツが少し違います。
特にタイヤがバレルタイヤからハードの大径ローハイトタイヤになっていることによって、マシン全体の跳ねやすさにも違いが出てきます。
ボディのデザインやカラーリングについては、人それぞれの好みで分かれる部分。

しかし改造する上で使いやすいマシンとしては、2025年のサンタクロースになってきます。
2024年のサンタクロースについては、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)のおすすめの改造

フロントバンパー周り

強度不足と高さのあるVSシャーシのフロントバンパーについては、GUPを組み合わせてデメリットを補うようにしています。
使用パーツ
VSシャーシを改造していく際に、悩みどころになってくるのがフロントバンパー周り。
強度の足りなさはもちろん、大径タイヤと組み合わせた時の高さもセッティングがむずかしいポイントになってきます。
そんなVSシャーシのフロントバンパーの改造には、FRPステーとフロントアンダーガードを組み合わせて改造。
さらに大径タイヤ用のフロントアンダーガードを取り付けることでバンパーの強度を確保し、フロントローラーの引っかかり防止にもなっています。

フロントローラーには2段低摩擦プラローラーと湯呑みスタビを使うことで、LCでの安定性も増すようにしています。
湯呑みスタビについては、こちらの記事で紹介しています。
リヤバンパー周り

VSシャーシのリヤバンパーの場合、3点固定タイプのカーボン強化ステーを使うことで強度を上げることができます。
使用パーツ
ミニ四駆サンタクロースにもVSシャーシ用のリヤステーは付属していますが、2点固定の上に強度も不安しかない作り。
さらに左右のローラー幅も広げられないので、セッティングする上では使いづらくなってしまいます。
そんなVSシャーシのリヤバンパーとしておすすめなのが、3点固定タイプのカーボン強化リヤステーになります。
さらにローラー取り付け用のビス穴も多いので、セッティングの幅も広がってきます。
リヤローラーは、19mmの低摩擦プラローラーとテーパーローラーの組み合わせに。

テーパーローラーによる引っかかり防止と、プラローラーには520ベアリングを内蔵することで回転性も上げています。
おすすめのローラーについては、こちらの記事で紹介しています。
マスダンパーの取り付け

VSシャーシを改造していく上で、もっとも悩ましいのが制振性を上げるためのマスダンパーの取り付けになってきます。
使用パーツ
マシンの制振性を上げるためには、サイドマスダンパーを取り付けるのが効果も高くなってきます。
ARシャーシ用のサイドマスダンパーは取り付けできますが、大径タイヤの場合は干渉してしまうという問題も。
なので今回は、スリムマスダンパーをフロントとリヤに分けて配置。
制振効果として物足りなさでしかありませんが、無いよりはマシという考えのもと。
もちろん、フロント提灯などを取り付ければサイド部分にマスダンパーを持ってくることは可能です。

しかし無加工でVSシャーシを改造していこうとした場合、マスダンパーの取り付けには限界があります。
マスダンパーの効果については、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー) まとめ

2025年も発売となったサンタクロースは、VSシャーシのマシンとして改造するのにはおすすめのマシンキットです。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)のおすすめポイント
- 完成度の高いサンタクロース
- 他には無いクリスマスデザイン
- 2024年よりは実用的なマシン構成
VSシャーシがベースということで、全体のマシン構成としては少し前な印象があります。
さらにVSシャーシも決して遅いシャーシではないので、改造次第ではまだまだ完成度の高いマシンに仕上げることは可能になってきます。

同じミニ四駆サンタクロースでも、2025年版の方が改造する上でもおすすめのマシンにはなってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆サンタクロース レッドレーサー









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