ミニ四駆のマスダンパーは、金属製のため付着した汚れが目立ちやすい。
なのでマシンをかっこよく維持するためには、メンテナンスが必須になります。
そんな金属製のマスダンパーの場合、研磨剤を使うことでキレイに磨くことができます。
✅この記事の内容
- マスダンパーが汚れる原因
- マスダンパーの磨き方
- マスダンパーの黒染め方法
この記事では、ミニ四駆のマスダンパー磨きについて。
マスダンパーが汚れる原因と磨き方。
さらに、マスダンパーの黒染め方法についても紹介します。
ミニ四駆のマスダンパー磨きは、研磨剤を使ってキレイにするのがおすすめです。
マスダンパーは、真鍮製の金属。
なので金属用の研磨剤を使うことで、コースで走らせた時の汚れも落とすことができます。
しかし研磨剤をマスダンパーに使う場合は、いくつか注意する点も。
さらにマスダンパーには、黒く染めて使う方法もあります。

厳密には化学変化による被膜によって黒くなっていますが、手持ちのマスダンパーを黒く染めることで違った見た目で使うことができます。
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マスダンパーが汚れる理由
ミニ四駆のマスダンパーが汚れてしまう原因として多いのは、コースを走らせた時のゴミや油汚れになります。
ミニ四駆の改造の目的は、コースを走らせること。
しかし実際にマシンをコースで走らせることにより、マシンやパーツには汚れが付いてしまいます。
その中でも、特に汚れが目立って気になるのがマスダンパーです。
そんな金属製のマスダンパーに、コース内のホコリやグリスなどのオイル成分などが付いてしまうことで目立つ汚れに。
実際にコース内は、マシンメンテナンスで使われた油成分が飛び散っていることも多いです。

他にもローラーなどにも油成分が付きますが、金属製のマスダンパーの場合はより汚れ具合が目立ってしまいます。
マスダンパー磨きに使えるもの
金属拭き用クロス
金属製のマスダンパーを磨くのには、アクセサリー用の金属拭きクロスが使いやすいです。
マスダンパーの表面は、真鍮製の金属。
そんな金属製の表面をキレイにするためには、金属磨き用のクロスなどが使いやすくなります。
一般的な金属磨きクロスは、布製になっています。
さらに種類によっては、微粒子の研磨剤と艶出し用のワックスが含まれているものもあります。
なので金属磨き用のクロスで拭くことで、研磨剤による汚れ落としとワックスによる艶出しの両方が可能に。

それでもクロスだけでは汚れが落としきれない場合もあるので、その場合は研磨剤と合わせて使うのがおすすめです。
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研磨剤
マスダンパー磨きには、ピカールなどの金属表面をキレイにするのに向いている研磨剤もおすすめです。
中でもピカールの特徴は、研磨剤の細かさになります。
この細かい研磨剤によって、金属表面のサビや汚れなどをキレイに削り落とすことが可能。
特にミニ四駆のマスダンパーの場合は、真鍮製。
ガラスやプラスチックのようにキズが付きやすいことも無いので、微粒子入りの研磨剤も使いやすくなってきます。
ただし研磨剤には灯油成分も含まれているため、取り扱いには注意が必要。

灯油成分による匂いもするので、十分な換気をしながらの使用が必須になります。
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マスダンパー磨き
マスダンパーの磨き方
マスダンパーの磨き方としては、研磨剤を付けたクロスなどで拭き取っていくだけになります。
- STEP1クロスに研磨剤を少量取る
- STEP2マスダンパーをクロスで拭き取っていく
- STEP3乾いたクロスで拭き取って仕上げる
磨き方のポイントとしては、研磨剤を少量ずつ付けていって足りなくなったら足していくこと。
力を入れすぎてしまうと、キズやムラの原因にもなってくるため。
手作業が面倒な場合、リューターのビットに研磨剤を付けてのコンパウンドも可能。
しかし付ける研磨剤の量やリューターの回転の速さによっては、研磨剤が飛び散るのには要注意です。
実際に拭き上げ後を比較してみても、クロスには汚れがしっかり付いています。
特に力を入れて擦ったりしなくても、研磨剤を使うことでかんたんに金属表面の汚れを落とすことが可能。

拭き上げ時に、マスダンパーの表面だけでなくビス穴部分もしっかり拭き取ることもポイントです。
マスダンパーを磨く時の注意点
研磨剤には灯油成分が含まれている
金属磨き用の研磨剤を使う上では、灯油成分が含まれている点には注意が必要になります。
ピカールなどのような金属用の研磨剤成分には、灯油成分が含まれています。
なので独特の匂いがするため、使用の際は換気が必須。
さらに灯油成分は、決して人体に良いものではありません。
人によっては研磨剤が手荒れの原因になったり、灯油の臭いが手に付いてしまう場合もあります。
ガソリンなどと同じように、灯油成分の匂いはかなり強烈。

作業中に気分が悪くなってしまわないように、マスクの着用や部屋の換気も必須になってきます。
メッキ加工のマスダンパーなどは要注意
研磨剤を使う上では、使うマスダンパーの種類にも注意が必要になってきます。
ピカールなどは金属磨き剤なので、研磨剤が入っています。
なので塗装されたものやコーティングされたものの場合、表面が剥がれてしまう可能性もあります。
特に注意が必要なのが、シルバーやブラックなどのメッキ加工が施されたマスダンパー。
なので研磨剤を使うことで、表面のメッキが剥がれてしまう場合も。
シルバーやブラックのマスダンパーは、メッキ加工されていることによって通常のマスダンパーとの見た目の違いが特徴的。

限定品で貴重なパーツにもなるので、研磨剤などでの研磨にはおすすめできません。
マスダンパーの種類については、こちらの記事で紹介しています。
マスダンパーの黒染め
黒染めに必要なもの
マスダンパーの使い方としては、表面磨き以外にもあえて黒く染める使い方もあります。
一般的なマスダンパーは、真鍮製の金属らしく金色。
他にも限定商品としてシルバーやブラックのメッキ加工が施されたマスダンパーもありますが、これらは限定品のため手に入れづらくなっています。
そんな一般的なマスダンパーの見た目を、限定品のブラックのような見た目にして使うのが黒染めになります。
実際の黒染めの手順としてもむずかしいことはないので、黒いマスダンパーを使ってみたい人にはおすすめの方法です。
マスダンパーの黒染めの手順
マスダンパーの黒染めでは、やり方によって仕上がり具合も変わってきます。
- STEP1小瓶にスクラビングバブルを入れる
- STEP2針金をフックにしてマスダンパーを吊り下げる
- STEP3状態を見ながら30分〜1時間漬ける
- STEP4マスダンパーを取り出して拭き取る
マスダンパーを黒染めする上で重要なのは、キレイなマスダンパーを使って染めていくことになります。
なので使い続けたマスダンパーよりも、新品のマスダンパーを使った方がしっかりと黒染めすることができます。
もし使い続けたマスダンパーを使う場合は、染める前にしっかりキレイにしておくことが重要。
研磨剤やパーツクリーナーなどで汚れをしっかり落としておくことで、マスダンパーをキレイに染まりやすくすることができます。

それでも多少の違いは出てきてしまう可能性はあるので、おすすめは新品のマスダンパーを使うことになります。
ミニ四駆のマスダンパー磨き まとめ
ミニ四駆のマスダンパーは、研磨剤を使ってキレイにすることができます。
マスダンパーは、真鍮製の金属。
なので金属用の研磨剤を使うことで、コースで走らせた時の汚れも落とすことが可能。
しかし研磨剤をマスダンパーに使う場合は、いくつか注意する点も。
さらにマスダンパーには、黒く染めて使う方法もあります。

正確には化学変化による被膜によって黒くなっていますが、手持ちのマスダンパーを黒く染めることで違った見た目で使うことも可能です。
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