ミニ四駆のパーツの中には、加工することで本来とは違う使われ方をするパーツもあります。
そんなパーツのひとつが、「クラウンギヤ」。
特にGUPのカーボンクラウンギヤは、加工することでスタビやマスダンパーの受けとしても使いやすくなってきます。
✅この記事の内容
- クラウンギヤの加工方法
- ギヤスタビとしての使い方
- マスダンパーの受けとしての使い方
この記事では、ミニ四駆のギヤスタビについて。
カーボンクラウンギヤの加工方法と使い道について紹介します。
方軸シャーシのギヤとして使われているのが、クラウンギヤ。
そんなクラウンギヤは、加工をすることでスタビやマスダンパーの受けとしても使うことができます。
ギヤ以外で使うための加工もかんたん。
ギヤの歯をニッパーなどで切り落とし、取り付けるだけ。
クラウンギヤの11mmという大きさはローラー用のスタビとして使いやすく、マシンの安定性を上げることができます。
またその形状から、マスダンパーの取り付けにも最適。
ギヤの歯の欠けなどで使い古したクラウンギヤでもできるので、試しに使ってみるのもおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.462 カーボン強化ギヤ G13・8Tピニオンセット 15462
クラウンギヤの加工方法
使い古したクラウンギヤの再利用
ミニ四駆のスタビとして使えるクラウンギヤといっても、何種類かあります。
マシンキットに付属されている「ピンククラウンギヤ」や「オレンジクラウンギヤ」。
そしてGUPとして発売されている、「カーボンクラウンギヤ」があります。
その中でもローラーのスタビなどとして多く使われているのは、カーボンクラウンギヤ。
カーボン製ということで軽さや強度もあり、ブラックのカラーというのが多くのマシンでも使いやすいです。
身近なギヤを加工することで、いろいろな場面で使えるクラウンギヤ。
ギヤの歯が欠けたりした使い古したクラウンギヤも、再利用することができます。
クラウンギヤの加工はかんたん
クラウンギヤをスタビなどとして使う場合、加工もかんたんです。
クラウンギヤを使う場合、加工しなければいけないのはギヤの歯の部分。
そんなギヤの歯を落とすことで、スタビなどとしても使いやすくなってきます。
ギヤの歯は、ニッパーを使うことでかんたんに切り落とすことが可能。
細かい加工にはなるので、切り残しのないように加工するのがポイントになります。
ギヤの歯を切り落としたあとは、ヤスリなどで表面を整えるだけ。
表面の仕上げは、リューターなどを使って整える方が作業効率もよくキレイに仕上げることができます。
おすすめのリューターについては、こちらの記事で紹介しています。
ギヤスタビとしての使い方
13mmローラーとの相性がいい
クラウンギヤは、ローラーなどのスタビとして多く使われています。
クラウンギヤの多く使われている使い方が、フロントローラーのスタビとして。
マシンのセッティングとして多く使われている13-12mmローラーのスタビとしても、使いやすい大きさになっています。
スタビとして多く使われているのは、湯呑みスタビといわれる「ハイマウントチューブスタビ」。
このスタビの場合、大きさとしては8mm。
クラウンギヤの直径は11mm径なので、湯呑みスタビと比べても13mmローラーと合わせることで安定性も増してきます。
クラウンギヤの加工もかんたんで、マシンの安定性としても問題なし。
ギヤスタビは、マシンのセッティングとして使いやすいパーツになっています。
湯呑みスタビについては、こちらの記事で紹介しています。
ビスへの取り付けもかんたん
クラウンギヤをスタビとして使う場合、取り付け方もかんたんで使いやすいです。
クラウンギヤは、シャフトを通すための穴が空いています。
その穴の大きさが、ビスの大きさとピッタリ。
ローラー用のビスとして多く使われているのが、「キャップスクリュー」。
そんなキャップスクリューなどに、回しながらかんたんに取り付けができます。
すぐに外れてしまうということもないので、スタビとしては手軽に使うことができます。
マスダンパーの受けとしての使い方
提灯などのマスダンパー受けとして
クラウンギヤの使い方としては、マスダンパーの受けとしての使い方もあります。
ミニ四駆の制振機能として欠かせないのが、マスダンパー。
特に提灯などと合わせて使う場合、マスダンパーの受け部分が必要となってきます。
多くのマシンの場合、マスダンパーが外れないための取り付けとしてはロックナットなどが使われています。
また改造によっては、両ネジシャフトを活用する場合も。
そんなマスダンパーの受け部分に、クラウンギヤを使うことも可能。
スタビの場合と同じで、加工をするだけでかんたんに取り付けすることができます。
提灯については、こちらの記事で紹介しています。
マスダンパーのサイズにピッタリ
クラウンギヤがマスダンパーの受けとして使いやすいのは、そのサイズがピッタリだからです。
クラウンギヤの形状としては、ギヤの歯側に段のついた形状。
この段差がついてる部分のサイズが、マスダンパーの大きさとも合っています。
マスダンパーの取り付けで大切になってくるのが、取り付けた時の高さ。
マスダンパーは、できるだけ低く取り付けた方がマシンの重心を低くすることができます。
そんなマスダンパーの座グリ加工された部分の大きさが、クラウンギヤのサイズとピッタリ。
個体差によってピッタリすぎる場合もありますが、ほんの少し加工することでマスダンパーを低く取り付けることができます。
加工もかんたんで使いやすい
方軸シャーシのギヤとして欠かせないのが「クラウンギヤ」。
そんなクラウンギヤを加工して、スタビやマスダンパーの受けとしても使うのもおすすめです。
ギヤ以外で使うための加工もかんたん。
ギヤの歯をニッパーなどで切り落とし、取り付けるだけ。
クラウンギヤの大きさはローラー用のスタビとして使いやすく、マシンの安定性を上げることが可能。
またその形状から、マスダンパーの取り付けにも使いやすいです。
ギヤの歯の欠けなどで使い古したクラウンギヤでもできるので、試しに使ってみるのもおすすめです。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆 グレードアップパーツ No.462 カーボン強化ギヤ G13・8Tピニオンセット 15462
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