ミニ四駆を速くするために欠かせないパーツが、「ベアリング」。
しかし性能が良く、速さにも関係するベアリングだからこそ、パーツとしての値段も高くなってきます。
そんなベアリングを使わずに改造したマシンの場合、どこまで走れるのか。
実際にコースを走らせることで、わかってくる部分もあります。
✅この記事の内容
- ノンベアリングマシンとは?
- 最低限の改造でコースを走り切れるのか
- けっきょくノンベアリングマシンはどうなのか
この記事では、ノンベアリングマシンについて。
実際にコースで走らせた様子を、B-MAXマシンと比較して紹介します。
改造にベアリングを使わない「ノンベアリングマシン」も、しっかりとコースを走り切ることはできます。
もちろんベアリングを使って本格的に改造しているマシンと比べると、及ばない部分はあります。
しかしマスダンパーなどの基本的な改造をしておくことで、立体コースでも完走は可能。
不安要素のひとつだったのは、取り付けているローラーがすべてプラローラーな部分。
それでもチューン系モーターはもちろん、ダッシュ系のモーターでもコースアウトせずに走り切っていました。
もちろんコースレイアウトによってむずかしさは変わってきますが、プラローラーでもマシンの走りを支えられていることは間違いなし。
今回のマシンは、予算5000円以内で改造をしたマシン。
そんなマシンをコースで走らせることで、ミニ四駆初心者や子どもにもおすすめできる改造になってきます。
ノンベアリングマシンとは?
GUPの中でも高い「ベアリング」を使わない
ミニ四駆での「ノンベアリングマシン」とは、ローラーや軸受けなどにベアリングを使っていないマシンのことです。
今回のマシンの元は、予算5000円以内で改造したマシン。
ミニ四駆のベアリング関係は、GUPの中でも値段の高いパーツになってきます。
そんなパーツを使わずにマシンを改造していくことで、ある程度金額を抑えての改造が可能。
ミニ四駆初心者や子どもにも参考にしやすいマシンにはなってきます。
ベアリングを使わないデメリット
改造にベアリングを使わない場合、マシンの速さにも影響してくる部分はあります。
そもそも「ボールベアリング」とは、摩擦を減らして回転しやすくしているパーツ。
なのでボールベアリングが使われているパーツには、ローラーや軸受けなどマシンの速さに関係してくるパーツが多いです。
コースの壁にローラーを当てながら走るのが、ミニ四駆。
そんなミニ四駆にとっては、抵抗なく良く回るローラーの方が使いやすいです。
また軸受け部分の摩擦抵抗が少ないことで、モーターからのパワーをしっかりタイヤまで伝えることもできます。
そんなマシンの速さに影響してくる部分のベアリングは、マシンを速くしようと思ったら欠かせない改造にはなってきます。
最低限の改造でコースを走り切れるのか
完走するのにベアリングは関係なし
そんなノンベアリングマシンも、テクニカルコースでもしっかり走ってくれます。
ローラー幅をしっかり出していることで、DBでのジャンプ姿勢は安定。
またスロープでも着地で跳ね上がることはなく、しっかりコースに収まっていました。
ベアリングを使っていないマシンでも、マスダンパーなどの今のコースに必要な最低限の改造はしています。
なのでアップダウンのある立体コースでも、完走は可能になってきます。
今回のコースレイアウトでは、特にブレーキは必要ありませんでした。
しかしコースによっては、ブレーキを貼ることでコースアウトしないように速度調節も可能です。
プラローラー+ダッシュ系モーターも可能
今回ダッシュ系のモーターに変更しても、完走することはできました。
本来の改造としては、AT2モーターに合わせたマシンセッティング。
これは、プラローラーだけでどこまで走れるかわからない部分もあったためです。
しかし今回のコースレイアウトであれば、ダッシュ系モーターでも走り切ることができました。
最初はHD3モーター、次にPDモーターまで変更しましたが、同じセッティングで走れていました。
AT2モーターでは、さすがに物足りない速度だったマシン。
しかしダッシュ系モーターにすることで、ある程度の速度を出して完走することができています。
けっきょくノンベアリングマシンはどうなのか
B-MAXとは、ベアリングの有無で差が出る
そんなノンベアリングマシンも、しっかり改造したB-MAXマシンと比較すると及びませんでした。
実際にコースで走る様子を比べても、同じAT2モーターやHD3モーターでもB-MAXマシンの方が速い。
タイムで比較してみても、差は出ていました。
この速さの違いには、ベアリングの有無は関係してきそうな部分。
軸受けやローラーなどの抵抗が少ない分、マシンの速さには影響していたはずです。
加工をしているオープンマシンとは違い、ベアリング以外はほとんど同じ条件で改造しているB-MAXマシン。
それでもタイムに違いがあらわれるのは、ベアリングによる差になってきます。
今回のB-MAXマシンの改造については、こちらの記事で紹介しています。
ある程度のコースなら、十分走れるマシン
まだ足りない部分はありつつも、ノンベアリングマシンも十分コースで走らせるマシンにはなっています。
ベアリングを使った本格的な改造には及ばないながらも、それなりの速さは出せていました。
決められた予算内でマシンを改造して、この走りであれば問題なし。
ただ今回のコースレイアウトの場合は、減速した状態でのLCでした。
なのでコースが違えば、LCはむずかしい部分もありそう。
そんな場合に、プラローラー+ダッシュ系モーターでどこまでLC対策できるかも課題になってきそうです。
ノンベアリングマシンにも、コーナリングの速さやいまいち伸びないトップスピードなど気になる部分はあります。
しかし予算5000円以内で組んだマシンでも、しっかり走れるマシンにはすることができます。
初心者や子どもにも参考にできるマシン
改造パーツにベアリングを使わないのが、「ノンベアリングマシン」。
そんなノンベアリングマシンでも、しっかりとコースを走り切ることはできます。
もちろんベアリングを使っているマシンと比べれば、及ばない部分も。
しかしマスダンパーなどの基本的な改造をしておくことで、立体コースでの完走は可能です。
不安要素のひとつになるのが、取り付けているローラーがすべてプラローラーな部分。
それでもチューン系モーターはもちろん、ダッシュ系のモーターでもコースアウトせずに走り切れていました。
もちろんコースレイアウトによってむずかしさは変わってきますが、プラローラーでもマシンの走りを支えられていることは間違いありません。
今回のマシンの元は、予算5000円以内で改造をしたマシン。
しっかりとコースを走り切れたことで、ミニ四駆初心者や子どもにもおすすめできる改造になってきます。
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