2025年の10月と11月には、新商品が続々と発売されました。
中でも大きく話題になったのが、MSシャーシのアドバンスパックが通常品として発売されたこと。
他にもフロントとリヤの2種類のカーボンプレートや、くまモンバージョンのトレイルミニ四駆も発売となっています。
✅2025年10月〜11月に発売された商品
この記事では、2025年10月と11月に発売されたミニ四駆商品について紹介。
2025年10月〜11月発売商品の中でも、買ってよかったのはこの3つになります。
やはり、1番おすすめできる新製品はMSシャーシのアドバンスパックになります。
付属のカラーシャーシなど、話題性が高い商品にもなっています。
他にも、これまでに無い形状の2種類のカーボンプレートも発売されました。
しかし無加工では使えるシャーシが限られていて、取り付け方にも悩んでしまうなど使いどころがむずかしいのが難点。
なので買ってよかったと思える新商品は、やはり実用的なマシンやGUPにはなってきてしまいます。

他にはアドバンスパックだけでなく、レッドの19mm2段低摩擦プラローラーも実用的でおすすめにはなっています。
アバンテMk.III ネロ アドバンスパック

模範的な改造とコスパの良さ

アドバンスパックの1番のポイントは、模範的なマシン改造をできる部分になります。
以前発売されたVZシャーシのアドバンスパックに続き、今回のMSシャーシも一通りのGUPが付属。
前後バンパー用のFRPはもちろん、マスダンパーやブレーキ類も考えて取り付けられています。
この説明書通りの改造でも、しっかりとした改造ができるのがアドバンスパックの魅力。
さらに前後のブレーキも、実際の走行で実用的な位置に取り付けられています。
そしてそれぞれのGUPを単品で買いそろえるよりも、アドバンスパックとして買う方がコスパが良いのも大きなポイント。

「アドバンス」という名前にはなっていますが、ミニ四駆初心者にもここから始めれば大丈夫といえるほどの完成度になっています。
VZシャーシのアドバンスパックについては、こちらの記事で紹介しています。
通常品番とは思えないパーツ構成

MSシャーシのアドバンスパックのもう1つのポイントが、付属しているパーツの構成になります。
まずMSシャーシのアドバンスパックでは、レッドのMSシャーシが付属しています。
これまでレッドのMSシャーシは限定のキットでしか手に入らなかったため、それだけでも十分な価値が。
さらにMSシャーシのアドバンスパックは、通常品番としての発売になっているのもポイント。
しかし今回のアドバンスパックは限定品番ではないので、発売直後でなければ入手できないということもありません。
通常品番でありながら、これまで手に入りづらかったパーツも入手可能。

このパーツ構成は、初心者だけでなく多くのミニ四駆レーサーに待ち望まれていたキットになっています。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆PRO アバンテMk.III ネロ アドバンスパック
MSシャーシのアドバンスパックについては、こちらの記事でも紹介しています。
2段低摩擦プラローラー (19-19mm) レッド

最近流行りの2段低摩擦プラローラー

特別な限定商品感がないながらも、おすすめのローラーになってくるのが19mmの2段低摩擦プラローラー(レッド)になります。
最近のマシン改造の中でも、多く使われているのが2段低摩擦プラローラー。
プラローラーということで摩擦抵抗が少ないのはもちろん、520ベアリングを内蔵することができるので回転性も良くすることが可能です。
そんな19mmの2段低摩擦プラローラーとして、レッドのローラーが発売。
ミニ四駆の中でも、レッドは人気でマシンカラーとしても多く使われている色。
前述のMSシャーシのアドバンスパックもレッドがベースになっているので、ローラーとして取り付けても違和感なく改造していくことが可能です。

他にも、ブルーの2段低摩擦プラローラーのようにプラ素材を染める使い方もすることができます。
ローラーのプラ染めについては、こちらの記事で紹介しています。
入手はミニ四駆ステーション限定

19mmの2段低摩擦プラローラーについては、販売がミニ四駆ステーション限定となっている点には注意が必要です。
ミニ四駆商品の中には、販売場所が限られているマシンやGUPがあります。
タミヤなどのイベント会場限定の商品や、ミニ四駆ステーションといわれる店舗限定で販売される商品も。
今回発売された19mm2段低摩擦プラローラー(レッド)についても、販売されるのはミニ四駆ステーション限定になっています。
タミヤのホームページにミニ四駆ステーションが掲載されているので、最寄りのミニ四駆ステーションを調べて手に入れる必要が。
環境によっては、通常のGUPよりも入手がむずかしくなるミニ四駆ステーション限定商品。

それでも実用的なパーツには間違いないので、手に入れておくべき商品にはなってきます。
商品リンク:2段低摩擦プラローラー (19-19mm) レッド
ローラーの種類については、こちらの記事で紹介しています。
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)

サンタクロースの本格的なマシン

2025年のミニ四駆サンタクロースは、2024年発売のマシンよりも改造しやすいマシンになっています。
メインとなるサンタクロースのドライバー人形については、クオリティの高さも合わせて前年と同じ。
シャーシも同じVSシャーシですが、ボディやタイヤの部分でパーツ構成が異なっています。
中でもタイヤが大径バレルタイヤから大径ローハイトタイヤに変わっただけでも、改造のしやすさは違ってきます。
理論上トップスピードでは及ばない部分はありますが、実際の立体コースではバレルタイヤのメリットを活かせる部分は少ない。
もちろん大径タイヤということで、流行りの小径タイヤと比較すれば物足りない部分は多くなります。

それでも、一世代前に流行ったミニ四駆の改造を再現しやすいマシン構成になっているのが特徴です。
タイヤの種類については、こちらの記事で紹介しています。
VSシャーシとして改造が可能

今では使われることが少なくなったVSシャーシですが、決して遅いシャーシではないのは間違いありません。
MSフレキが流行り出す前は多く使われていたのが、VSシャーシ。
実際にVSシャーシが使われなくなった理由としては、立体コースでの安定性が高いMSフレキの登場や後継機となるVZシャーシの登場があります。
そんな中でも、シャーシの軽さの面では今でもVSシャーシは使いやすいシャーシ。
無加工での改造では限界があるものの、上手くパーツを組み合わせたり加工をすればVSシャーシもそれなりに改造が可能。
今回のサンタクロースのVSシャーシはメタリックグリーンになっていて、シャーシの色合い的にも使いやすいのが特徴。

流行りのMSフレキとは違った方向性にはなりますが、VSシャーシとしてマシン改造していく分にはおすすめのマシンになってきます。
商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆サンタクロース レッドレーサー
ミニ四駆サンタクロース(レッドレーサー)については、こちらの記事でも紹介しています。
2025年10月11月に買ってよかったGUP3選 まとめ

2025年10月11月発売のミニ四駆商品の中で、おすすめはこの3商品になります。
MSシャーシのアドバンスパックについては、文句なしでおすすめできる新商品。
これまで入手がむずかしかったパーツが手に入るキットとしても、おすすめになってきます。
新しい形状の2種類のカーボンプレートについては、今はまだ使いどころがむずかしくておすすめしづらい部分も。

なのでこの先、このカーボンプレートだからこその使い方が出てくれば需要も高まってくるはずです。








コメント