今の立体コースに向いているといわれているのが、MSシャーシを加工した「MSフレキ」。
そんなMSフレキは、ATバンパーなどのギミックバンパーを使うことでさらに使いやすくなってきます。
しかしATバンパーを使う場合、MSシャーシの加工も必要になってきます。
そんな時にバンパーレスユニットを使うことで、かんたんに取り付けることができます。
✅この記事の内容
- 軽量センターシャーシ+バンパーレスユニット
- GUPをMSフレキに加工
- 前後にギミックバンパーを取り付け
この記事では、バンパーレスユニットを使ったMSフレキについて。
バンパーレスユニットを使ったかんたんな改造マシンについても紹介します。
MSフレキ+ATバンパーというトレンド改造も、バンパーレスユニットを使えばかんたんに改造可能です。
バンパーレスユニットと組み合わせて使うことで、ギミックバンパーの取り付けもかんたん。

加工自体は必要になりますが、加工の手間は減るので誰にでも参考にしやすい改造になっています。
超速チューンナップ入門については、こちらの記事で紹介しています。
軽量センターシャーシ+バンパーレスユニット
バンパーカットが不要
今回のマシンでは、バンパーレスユニットを使ってMSフレキに加工しています。
MSフレキを作る上では、多少の加工は必要。
しかしそれ以外の部分では、少しでも加工の少ない方が改造もしやすくなってきます。
なので今回MSフレキ用のシャーシとして、2023年3月に再販となったバンパーレスユニットを使用しています。
通常MSシャーシの前後ユニットとは違いもありますが、MSフレキへの加工は可能。

バンパーレスユニットを使うことによって、バンパーレス加工をせずにギミックバンパーを取り付けることが可能になってきます。
商品リンク:タミヤ グレードアップ N-03・T-03 バンパーレスユニット
バンパーカットについては、こちらの記事で紹介しています。
GUPだけではマシンが完成しない
バンパーレスユニットを使うデメリットとしては、Aパーツなどが付属していない部分になってきます。
今回MSフレキ用として使うのは、GUPの軽量センターシャーシとバンパーレスユニット。
どちらも通常品で手には入りやすいですが、Aパーツなどが付属していません。
ミニ四駆でいうAパーツとは、シャーシのスイッチ部分やギヤカバーなど。
さらにGUPだけではターミナルやタイヤなども付いていないので、そのままではマシンとして完成しません。
手元に他のMSシャーシマシンのパーツ類があれば、問題ありません。

しかし、GUPの組み合わせだけではマシンが完成できないという点だけは注意が必要です。
商品リンク:タミヤ グレードアップ ミニ四駆PRO 軽量センターシャーシ
GUPをMSフレキに加工
軽量センターシャーシをカット
MSフレキにするために、まずは軽量センターシャーシを加工していきます。
GUPの軽量センターシャーシも、MSフレキへの加工手順は同じ。
MSフレキとして制振性を上げるために、必要な部分を加工していきます。
今回の加工の手順としては、タミヤの公式ガイドブックでもある超速チューンナップ入門の手順通りにやっています。

軽量センターシャーシの加工については、真っ直ぐなカットと表面のヤスリがけがポイントになってきます。
商品リンク:タミヤ クラフトツールシリーズ 薄刃クラフトのこ
バンパーレスユニットの加工
次に、バンパーレスユニットもMSフレキに加工していきます。
こちらも、超速チューンナップ入門の手順を参考に加工。
細かな部分にはなってきますが、スパーギヤ周りなどは多少作りが違っています。
それでも、加工の手順や方法についてはほぼ同じ。
MSフレキがしっかり動くように、高さをカットして調整していくことになります。
さらにバネが入る部分を6mmの大きさに加工して、すべての表面を整えておきます。

バネ用の穴の拡張も、タミヤ公式と同じようにマルチテープを使うことで失敗の可能性を防げます。
MSフレキの組み立て
軽量センターシャーシとバンパーレスユニットの加工が終わったら、あとはMSフレキを組み上げていくだけです。
シャーシの他に必要となるのは、「樽バネ」と「お辞儀防止用のステー」。
自分でバネを広げることもできますが、公式大会などの物販でも販売されているのでその方がかんたんで手間もかかりません。
さらに「お辞儀防止ステー」とは、MSフレキの沈み込みを防ぐためのパーツ。
FRPやカーボンプレートをシャーシと干渉しないように加工したもので、今回は前後ユニット用にスーパーX用リヤステーを2つ使用しています。

加工したシャーシと樽バネ、お辞儀防止ステーを取り付ければ、GUPでもMSフレキもかんたんに作ることができます。
MSフレキの作り方については、こちらの記事でも紹介しています。
前後にギミックバンパーを取り付け
ATバンパーはそのまま取り付け可能
バンパーレスユニットでMSフレキを作るメリットとしては、ATバンパーをかんたんに取り付けることができる部分にあります。
今回使用するATバンパーについても、超速チューンナップ入門の中で紹介されている作り方。
スーパーX用ステーとフルカウル用ステーを加工して組み合わせることで、かんたんに作ることができます。
バンパーレスユニットは、取り付け用のビス穴がATバンパーと同じになっています。
最初からバンパーカットされていることによって、そのまま取り付けることができます。

MSフレキやATバンパーの加工は必要になりますが、バンパー部分については加工無しで取り付けが可能です。
ATバンパーについては、こちらの記事で紹介しています。
リヤアンカーもそのまま取り付け可能
バンパーレスユニットを使うことで、リヤアンカーの取り付けもかんたんになります。
今回のリヤアンカーの作りについても、作り方はタミヤ公式で紹介されているもの。
取り付け用のステーを調整することで、MSシャーシにも使うことができます。
ここでも、バンパーレスユニットを使うメリットがあります。
リヤバンパーとしての再現性も高いので、リヤバンパーを載せ替える際も使いやすくなってきます。
かんたん改造で、フロントATバンパー+リヤアンカーの組み合わせ。

この組み合わせをMSフレキで使うことで、今のミニ四駆のトレンド改造をかんたんに再現することができます。
リヤアンカーの作り方については、こちらの記事でも紹介いています。
バンパーレスユニットでMSフレキ まとめ
MSフレキ+ATバンパーというトレンド改造も、バンパーレスユニットを使えばかんたんに改造可能。
今回のMSフレキの作り方は、超速チューンナップ入門を参考にしています。
バンパーレスユニットと組み合わせて使うことで、ギミックバンパーの取り付けもかんたんです。

加工自体は必要になりますが、加工の手間は減るので誰にでも参考にしやすい改造でおすすめです。
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