【2023スプリング】参戦マシン紹介|1番意識したのは全てで効くブレーキセッティング

2023公式用
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ミニ四駆GP2023スプリングのセッティングは?

 

アイガーの上りや下りなど、セクション自体はこれまでのミニ四駆GPと同じ。

しかし同じセクションでも、レイアウトによってむずかしさが変わるのが公式大会のコースです。

今回はそんなスプリングのコースレイアウトに合わせて、マシンセッティングを調整していきました。

 

 

✅この記事の内容

  • フロントは段下げスラダンに13mm径のローラー
  • リヤはパーツ点数の少ないアンカーに
  • 東京1,2での反省からブレーキ調整はきつめに

 

この記事では、ミニ四駆GPスプリングでのマシンセッティングについて。

模擬コースでの練習から調整した、前後バンパーブレーキについて紹介します。

 

 

今回スプリングに向けても、自分なりにマシンセッティングを考えて挑戦してきました。

しかしその結果としては、完走しながらも速度負け

 

マシンのベースとしては、これまでのMSフレキになっています。

 

  • シャーシ:MSフレキ
  • モーター:MDモーター(約34000 r/m)
  • ギヤ比:3.7:1
  • タイヤ:23mm
  • フロント:段下げスラダン、13mmローラー
  • リヤ:アンカー、19mmローラー

 

今回は模擬コースでの練習時から、MDモーターでマシンのセッティングを調整

アイガー対策としてのブレーキセッティングはもちろん、そこからの加速なども考えてギヤ比タイヤも選んでいます。

 

大幅なマシンセッティングとしては、安定して完走までいけていたので間違いはなかった印象。

敗因としては、最後に追加した大ワッシャー1枚分の調整

これによって、それまで問題なかった45°バンクでの減速につながってしまいました。

 

今回のポイントとしては、「45°バンク」「X Fall」「アイガー上り」すべてを意識した調整

ここからさらにマシンの作りを見直すことで、もう少し幅の広い調整をするのが課題となりそうです。

 

 

 

 

フロントは段下げスラダンに13mm径のローラー

フロントは段下げスラダンに13mm径のローラー

ローラー位置を1段下げたスライドダンパー

ローラー位置を1段下げたスライドダンパー

今回スプリングに向けては、ローラー位置を1段下げたスライドダンパーを使用しています。

 

最近のマシンではよく見かける、ローラー位置を下げたスライドダンパー

1段下げることで、タミヤの純正スラダンだと高めになるローラー位置を下げることができます。

 

これまでのローラー位置でも走れてはいましたが、高いのがどうしても気にはなっていました

しかし純正スラダンを使っている以上、取り付け位置にも限界が

 

なので治具などはない中で、自分なりに使えそうなパーツの中で段下げスラダンに加工し取り付けています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画 ミニ四駆40周年記念 HG フロントワイドスライドダンパー用カーボンステー 2mm 95641 オレンジ

 

 

 

13mm径のローラーでジャンプ後の安定を

13mm径のローラーでジャンプ後の安定を

今回のマシン、フロントは13-12mmの2段アルミローラーを取り付けています。

 

段下げスラダンの構造上、19mm径のローラーは取り付けできません。

これまで通り9-8mmのローラーでも問題はなかったんですが、とりあえず13-12mmに。

実際に模擬コースを走らせてみて、違ったら替えてみようというくらいのつもりでした。

 

今回のセッティングとしては、「ローリングフォール」や「アイガー」でのジャンプ後にローラーがしっかりコースに当たるように調整

そのために、ローラー位置を1段下げたスライドダンパー。

さらに少しでも食いつきやすいローラーにしたかったのもあり、13-12mm13mmローラーをスタビにしています。

 

コースからのギャップ対策としては、柔らかく調整したスライドダンパーの減衰で何とかなればと考えていました。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツシリーズ No.398 GP.398 2段アルミローラーセット 13-12mm 15398
商品リンク:タミヤ グレードアップパーツシリーズ No.437 GP.437 13mm オールアルミベアリングローラー 15437

 

 

 

 

リヤはパーツ点数の少ないアンカーに

リヤはパーツ点数の少ないアンカーに

ATスラダンからアンカーに変更した理由

ATスラダンからアンカーに変更した理由

今回はリヤもこれまでのATスラダンからアンカーに変更しています。

ATスラダンからアンカーに変更した理由は2つ

 

まずはマシンの重量を軽くするため

少しでもマシンの重さを抑えようとした時に、自分なりに加工した2軸のスラダンよりアンカーの方がパーツ点数も少なくなってきます。

結果的にマシンの重さも多少変わるだろうと、アンカーに変更。

 

もう1つの理由としては、リヤのローラー位置を後ろにもってくるため

公式コースを走らせる上で重要になってくるのが、マシンがジャンプした時の安定性

少しでも後ろ目にローラーをもってくることで、最後までしっかりとコースを捉えた状態でジャンプ姿勢に入るのを期待していました。

 

マシンの重さローラー位置を考え、今回はATスラダンからアンカーに変更。

模擬コースや本番でも安定したジャンプ姿勢だったことから、それなりに効果は出ていた印象です。

 

 

 

パーツ点数が増えるなら19mmローラーに

パーツ点数が増えるなら19mmローラーに

リヤアンカーへの変更に合わせて、リヤのローラーも19mmローラーに変更しています。

 

ミニ四駆GP東京1では、13mm径のローラーをリヤに使用。

13mm径にしていたのには、それでも模擬コースでの練習時にジャンプが安定していた部分がありました。

 

その流れで13mmローラーを使用していましたが、コースへの引っかかりによるコースアウトなども。

その対策としての引っかかり防止ステーの取り付けなど、パーツ点数が増えてしまった問題もありました。

 

そんな経験から、今回はリヤローラーを19mmのプラリング付きに。

スライドダンパーでもないことから、少しでもコースからの衝撃を受けづらい大きい径のローラーにしています。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 19mmプラリング付 アルミベアリングローラー 5本スポーク ライトブルー 95397

 

 

 

 

東京1,2での反省からブレーキ調整はきつめに

東京1,2での反省からブレーキ調整はきつめに

2mmと3mmの中間の効きに調整

2mmと3mmの中間の効きに調整

今回スプリングに向けては、ブレーキセッティングを1番に模擬コースを走らせてきました。

 

特にアイガー上りへの対策としてのブレーキ調整。

東京1,2でも、ブレーキは効いていましたがギリギリだった印象

本番で走っている様子をみても、思っていた以上に飛距離が出ていました。

 

そんな経験から、今回は少しきつめにブレーキ調整をしていこうと。

「とりあえず大丈夫そう」というギリギリのセッティングよりも、「確実に効いている」という確信を得れるセッティングを意識しました。

 

実際に調整してみると、「2mmではあまり効かない」けど「3mmだと効きすぎてしまう」むずかしさも。

なので結果的に、フロントバンパーに大ワッシャーを挟んで高さを下げることで調整しました。

 

 

 

アイガーの次に苦戦したのが「X Fall」

アイガーの次に苦戦したのが「X Fall」

今回のブレーキ調整については、アイガーだけでなく「X-Fall」前のスロープにも合わせていました

 

実際に模擬コースで走らせていると、アイガー以外に「X Fall」でコースアウトする場面も

原因としては、スロープでコーナーギリギリまで飛び過ぎてしまっていたこと。

マシンがコースに対して不安定な状態になるので、「ローリングフォール」で大きく傾いてしまっていました。

 

その対策として、ここのスロープでも速度が抑えられるようなブレーキ調整に。

「45°バンク」「X Fall」「アイガー上り」すべてに最適なブレーキ調整することが必要となっていました。

最終的に、自分のマシンなりのセッティングの目星には到達。

 

しかし当日はレースの状況などから、リヤのブレーキステーにも大ワッシャーを1枚追加

結果的にブレーキの効きは上がっていました。

しかしそれまでは問題なかった45°バンクでの減速につながってしまい、速度負けという結果になってしまいました。

 

 

 

1番の敗因は、弱気なセッティングへの変更

1番の敗因は、弱気なセッティングへの変更

今回はスプリングのコースに合わせて、自分なりにマシンのセッティングを調整

 

  • シャーシ:MSフレキ
  • モーター:MDモーター(約34000 r/m)
  • ギヤ比:3.7:1
  • タイヤ:23mm
  • フロント:段下げスラダン、13mmローラー
  • リヤ:アンカー、19mmローラー

 

終わってみると、模擬コースでの調整のままいけば結果は違ったかもしれません。

 

ブレーキの目安は出ていたことからも、完走はできていた可能性も高いです。

しかし当日の寒さや雨、レース状況などから不安が大きくなってしまい弱気なセッティングに

 

まずは当日の状況にも合わせられる経験

さらにバンパーの高さなど、マシンの作りとして見直すべき部分もありそうです。

 

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