【圧倒的コスパ】アバンテMk.IIIネロ アドバンスパック|レッドのMSシャーシが付属

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  • アドバンスパックってどんなマシン?
  • MSシャーシのアドバンスパックの特徴は?
  • どんな改造もできるの?

 

アドバンスパックの第2弾として発売されたのが、アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックです。

前回のVZシャーシのアドバンスパックからも、コスパの良さマシンの完成度が高いのはもちろん。
これまで手に入りづらかった、レッドの旧MSシャーシも付属している優秀なマシンキットになっています。

 

 

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックのおすすめポイント

  • コスパの良さ
  • レッドの旧MSシャーシ
  • マシン改造の基礎が詰まってる

 

もちろん、このマシンキットだけではまだ物足りない部分も多いというデメリットも。

 

そこらへんも含めて、実際にアバンテMk.IIIネロ アドバンスパックをレビューしていきます。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ アバンテMk.III ネロ アドバンスパック MSシャーシ

 

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アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックの商品概要

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックの商品概要

  • アバンテMk.Ⅲネロのカスタムキット
  • トルクとスピードのバランスがとれたライトダッシュモーターPROを搭載
  • マスダンパーや前後にFRPプレートなどを装備した実戦的な仕様
  • ボディはスモークカラー
  • シャーシはレッド×ホワイトカラー

出典:タミヤHP

 

要約すると、改造のためのモーターやパーツがセットになったMSシャーシのマシンキットになります。

 

 

 

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックの気になるポイント

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックの気になるポイント

あくまでも参考程度の改造

あくまでも参考程度の改造

マシンキットとGUPがセットになっているMSシャーシのアドバンスパックですが、あくまでも参考程度の改造にはなってきます。

 

アドバンスパックとなっていますが、あくまでも初心者やミニ四駆を始めたばかりの人向け
なので本格的にミニ四駆をやっている人からすると、そのままレースなどで使うのは悩ましくなってきます。

 

マシンとGUPがセットになっているマシンキットということで、もちろん説明書通りの改造では無加工になっています。

なのでストッククラスB-MAXGP用のマシンとしては、そのままでも使うことが可能。
しかしいざ公式大会などで本格的に改造したマシンと走ろうとした場合、物足りない部分は多くなってきます

 

本格的なマシンとして改造していこうとした場合は、モーターの変更やパーツの加工も必要

 

まずはアドバンスパックでマシンの改造やGUPの使い方を知り、そこから本格的な改造を始めるのがおすすめになってきます。

 

MSシャーシの改造については、こちらの記事で紹介しています。

 

 

説明書通りの組み立てが必要

説明書通りの組み立てが必要

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックを組み立てる上では、しっかりと説明書通りの組み立てが必要になります。

 

通常のマシンキットであれば、説明書通りに組み立てる際に余るパーツは1つくらい
予備のパーツや、付属のシールに選択肢があることくらいになります。

 

しかしアバンテMk.IIIネロ アドバンスパックでは、組み立てた際に余るパーツも多くパーツによってはマシンの走りにも影響してきます

特にシャーシの軸受け部分は注意が必要で、Aパーツの中にはハトメを使って取り付ける軸受けも付属
説明書通りに低摩擦プラベアリングを取り付ければ問題ありませんが、白いハトメ用を使うとタイヤがブレブレになってしまいます。

 

ボディキャッチのように、通常でもラバーボディキャッチでもマシンの走りに影響がなければどっちでも問題ありません。

 

しかし内径の大きいハトメ用軸受けの場合は、マシンの走りに大きく影響してきてしまいます

 

シャーシの軸受けについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックのおすすめポイント

アバンテMk.IIIネロ アドバンスパックのおすすめポイント

コスパの良さ

コスパの良さ

アドバンスパックの1番のポイントは、マシンキットとしてのコスパの良さになってきます。

 

MSシャーシのアドバンスパックでは、マシンキットとGUPがセットになっています。
これによって、マシンとGUPを別々でそろえる場合よりも確実にお得

 

アドバンスパックとGUPを比較した場合

アドバンスパック(3300円) GUP(6578円)
アバンテMk.III ネロ 3300円 1100円
ライトダッシュモーターPRO 506円
ハイスピードEXギヤ(3.7:1) 352円
スーパーハード小径ローハイトタイヤ 396円
FRPフロントワイドステー 286円
FRPリヤワイドステー 330円
マスダンパー(円筒形) 682円
スリムマスダンパー 440円
FRPフロントワイドステー(フルカウル) 286円
ブレーキスポンジ(ブルー) 484円
FRPマルチ強化プレート 220円
FRPリヤブレーキステー 418円
ブレーキスポンジ(ホワイト) 484円
2mmキャップスクリュー 594円

 

実際にマシンとGUPを別々に購入した場合を比較すると、3278円もの違いが出てきます

もちろんGUPの中には部分的に使用しているものもあるので、正確な比較はむずかしい部分も
さらに自分なりの改造をしていきたい場合は、別でGUPを用意する方が改造しやすい場合もあります。

 

ただ他にもラバーボディキャッチも付属しているなど、細かな部分でもGUPは使われているのが特徴。

 

なのでミニ四駆を始める時のマシンキットとしては、これ以上コスパの良いマシンは無いほどお得なキットになっています。

 

 

レッドの旧MSシャーシ

レッドの旧MSシャーシ

アドバンスパックに付属のシャーシは、これまで手に入りづらかったレッドの旧MSシャーシになっています。

 

ミニ四駆のMSシャーシには、大きく2種類あります
MSシャーシ登場当初から使われていたのが旧MSシャーシに対して、その後軽量のMSシャーシが発売されています。

 

そんな中アドバンスパックに付属のシャーシは、レッドの旧MSシャーシ

これまでレッドの旧MSシャーシが使われていたのは、ダッシュ1号 皇帝(エンペラー) メモリアルくらい。
さらにレッドの軽量MSシャーシでも、付属していたのはアバンテ Mk.III レッドスペシャルくらいになってきます。

 

もちろん旧と軽量では、MSシャーシとしての使いやすさの違いはあります。
ただそれ以上に、ミニ四駆のマシンカラーとしてレッドが人気なのもレッドのMSシャーシが人気の理由に。

 

MSフレキが全盛期の今、レッドの旧MSシャーシが通常品として手に入るのはありがたいです。

 

MSシャーシの違いについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

マシン改造の基礎が詰まってる

マシン改造の基礎が詰まってる

アドバンスパックということだけあり、ミニ四駆のマシン改造のポイントを抑えたパーツ構成になっているのも特徴です。

 

ミニ四駆の改造では、GUPの使い方がマシンの速さや安定性のポイントになってきます。
GUPが足りなければマシンの走行も安定できないけれど、ムダに取り付け過ぎてもマシンの重さが増すだけになってしまいます。

 

そんなミニ四駆のマシン改造をする上で、アドバンスパックのパーツ構成はとても考えられたものになっています。

立体コースに不可欠な前後のブレーキはもちろん、リヤにはローラーの引っかかり防止ステーも。
さらに前後のローラー用ビスが強度のあるキャップスクリューになっていることで、速い速度域でもビスが曲がってしまうトラブルを防ぐことができます。

 

あくまでも発売が古いMSシャーシがベースのため、無加工での改造にも限界はあります。

 

そんな中でも実用的な改造がされているので、MSシャーシの無加工での改造の基礎になるのは間違いありません。

 

引っかかり防止ステーやキャプスクリューについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

VZシャーシのアドバンスパックとの比較

VZシャーシのアドバンスパックとの比較

これまでアドバンスパックとしては、今回のMSシャーシと過去にはVZシャーシのアドバンスパックも発売されています。

 

アドバンスパックの比較

アバンテMk.III ネロ アドバンスパック ネオVQSアドバンスパック
マシン アバンテMk.III ネロ ネオVQS
シャーシ MSシャーシ VZシャーシ
モーター ライトダッシュPRO ライトダッシュ
ギヤ比 3.7:1 3.7:1
タイヤ スーパーハード小径ローハイト スーパーハード小径ローハイト
バンパー 前後FRPステー 前後FRPステー
ローラー 13mm低摩擦プラローラー 13mm低摩擦プラローラー
ブレーキ 前後(ブルー・ホワイト) 前後(ブルー・ホワイト)
マスダンパー フロント:スリム、リヤ:円筒 サイド:円筒、リヤ:円筒

 

アドバンスパックのパーツ構成としては、マシンとシャーシ以外はほとんど同じ構成になっています。

そんな中違いがあるとすれば、マスダンパーの取り付け位置
VZシャーシがサイドマスダンパーなのに対し、MSシャーシにはサイドステーが無いのでフロント部分へのマスダンパーの取り付けになっています。

 

そして1番の違いにもなっているのが、MSシャーシが通常品番なのに対してVZシャーシは限定品番
きっとタミヤとしても限定品として試しに発売したところ、予想以上に好評だったために第2弾を発売したのではと考えられます。

 

アドバンスパックとしての完成度としてはほとんど差はありませんが、のちのちMSフレキとして使うことを考えるとMSシャーシの方が使いやすくはなってきます。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆特別企画商品 レーサーミニ四駆シリーズ ネオVQS アドバンスパック VZシャーシ

 

VZシャーシのアドバンスパックについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

アバンテMk.III ネロ アドバンスパックのおすすめの改造

アバンテMk.III ネロ アドバンスパックのおすすめの改造

N-03・T-03バンパーレスユニット (レッド)

N-03・T-03バンパーレスユニット (レッド)

無加工でのバンパーレス改造する上では、2025年9月発売のN-03・T-03バンパーレスユニット (レッド)がおすすめです。

 

使用パーツ

 

通常バンパーレスに改造する場合、シャーシの加工が必要になってきます。
VZシャーシのようにバンパーの取り外しが可能であれば加工の必要はありませんが、MSシャーシの場合はバンパーカットが必要に

 

しかしN-03・T-03バンパーレスユニット (レッド)を使えば、バンパーカットの加工も必要なし

キット付属の前後ユニットと付け替えるだけで、かんたんにバンパーレスにすることができます。
そしてシャーシのカラーがレッドということもあり、マシンの見た目としても問題なし

 

これまでレッドのMSシャーシが貴重だったこともあり、限定のバンパーレスユニットはマシンに合わせづらい部分がありました。

 

しかしレッドがメインのアドバンスパックであれば、違和感なく無加工でバンパーレスに改造することができます

 

バンパーレスユニットについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

HG カーボンマルチワイドステー(3mm)

HG カーボンマルチワイドステー(3mm)

今回はバンパーレスユニットに合わせて、フロントバンパーには強度のある3mmのカーボンステーを使用しています。

 

使用パーツ

 

バンパーレスユニットへのフロントバンパーは、以前改造に使用したフロントバンパーをそのまま取り付け

バンパーレスユニットを使う時のポイントになってくるのが、フロントバンパーのスラスト調整
今回もスラスト調整ワッシャーを挟むことで、フロントバンパーに角度をつけています

 

本当であれば、フロントバンパーには同日に発売されたHGカーボンフロントバンパープレートを使いたかった部分も。

 

しかしMSシャーシの作りとHGカーボンフロントバンパープレートの作りは、無加工で取り付けるには相性が悪かったです。

 

スラストの調整については、こちらの記事で紹介いています。

 

 

HG カーボンリヤバンパープレート

HG カーボンリヤバンパープレート

リヤバンパーも、フロントに合わせてカーボンプレートに変更して取り付けています。

 

使用パーツ

 

リヤバンパーについては、フロントほど走行中の負荷がかかる部分ではありません
なので、キット付属のFRPでも特に問題なし

 

しかし今回の改造では、フロントバンパーに合わせてリヤもHG カーボンリヤバンパープレートを使用しました。

リヤバンパーの取り付けについては、他のシャーシと同じような取り付けが可能
リヤもバンパーレスユニットを使っていることで強度面は落ちますが、1.5mmカーボンの強度があれば重さの面ではメリットにもなってきます。

 

バンパー以外の引っかかり防止やブレーキステーについては、アドバンスパックのまま使用
そして13mmローラーの位置については、バンパー交換前とほとんど同じ位置になっています。

 

リヤローラーの位置は変わらないので、マシンの走りとしてもそこまで大きな変化はありません。

 

カーボンプレートについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

HGボールリンクマスダンパー J-CUP2025

HGボールリンクマスダンパー J-CUP2025

リヤ側のマスダンパーは、HGボールリンクマスダンパーJ-CUP2025に付け替えて使用しています。

 

使用パーツ

 

リヤ側のマスダンパーについては、バンパーレスユニットに替えたことでアドバンスパック通りの取り付けができません

リヤのバンパーがないので、マスダンパーをバンパー上への取り付けができないため
なのでリヤバンパーの改造に合わせて、マスダンパーもボールリンクマスダンパーへと変更しています。

 

取り付け方は、ボールリンクマスダンパーの説明書通りの付け方
ただしFRPリヤブレーキステーの取り付け穴は、アドバスパックよりひとつ後ろ側へズラしています

 

これによって、ボールリンクマスダンパーのマスダンパーをFRPプレートで受けるようにすることができます。

 

ボールリンクマスダンパーについては、こちらの記事で紹介しています。

 

 

 

アバンテMk.III ネロ アドバンスパック まとめ

アバンテMk.III ネロ アドバンスパック まとめ

2台目のアドバンスパックとして発売されたアバンテMk.III ネロ アドバンスパックも、コスパの良さやマシン完成度の高さでおすすめです。

 

アバンテMk.III ネロ アドバンスパックのおすすめポイント

  • コスパの良さ
  • レッドの旧MSシャーシ
  • マシン改造の基礎が詰まってる

 

中でもポイントになってくるのが、アドバンスパックだからこそのコスパの良さ

アドバンスパックの場合、マシン+改造用のGUPで3300円
別々でマシンとGUPを用意した場合は6578円かかるので、圧倒的にお得なマシンキットになっています。

 

もちろんGUPも部分的に使っているものがあるので、純粋な比較にはなりません
ただそれでも、アドバンスパックの方がコスパが良いのは間違いなし

 

アドバンスパックと似たキットにはより初心者向けなスターターパックもあるので、初心者にはそちらもおすすめになってきます。

 

商品リンク:タミヤ ミニ四駆PROシリーズ アバンテMk.III ネロ アドバンスパック MSシャーシ

 

スターターパックについては、こちらの記事で紹介しています。

 

ムーチョ

ミニ四駆歴10年目。小学生以来のミニ四駆に復帰後、公式大会をメインに参加してます。自分自身がミニ四駆を楽しんでいくにあたり、疑問に感じたり困ったことをブログとして発信中。ミニ四駆初心者やミニ四駆を始めようと思っている人に参考になればと当ブログを運営中。

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